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ケンカは、やめませんか?

◇仲良くする?

痛みに対して、否定的な意見が本当に多いです。
痛いから、すぐに何とかして!
手術でも、薬でも、治るなら何でもします!もっと、いっぱいやった方が痛みは楽になりますか?
何で、痛いですか?
どこが悪いんですか?

私も、痛いのは、嫌です。痛い時には、1秒でも早く無くなってほしいと、真剣に思う。ましてや、それがずっと続いて、眠ることも出来ない状態で、痛みと仲良くしろって言われても〜って、絶対、無理〜ってなります。

◇本当は、誰が悪いの?

では、どうするか?ってなると、痛みと闘うことを選択する。そして、痛みは、悪いから早く治れと、痛みを責める。
私を苦しめるな!さっさと治れ!
早くどっかに行け!
もういいって〜!

など、痛みに対する暴言を吐き続ける。

あなたは、誰かとケンカをする時、相手が謝るまで、暴言を吐き続けますか??
そして、相手が謝ったら、あなたは、勝ったと思い、優越感に浸りますか??
相手は、本当に納得しているのでしょうか?
あなたが、あまりが怖く、そして、暴言を吐き続けるのを聞きたくないから、仕方なく、謝っていませんか??
このケンカは、あなたは、相手が絶対に悪いと思っているから、責め続けるんですよね?

それって、本当ですか?
本当に、あなたは悪くないんですか?

◇受け入れる

そもそも、ここまで、暴言を吐くようなケンカをしないと解決出来ないんですか?

多くの方は、痛みに対してだけでなく、日常ケンカをしだすと、自分を正当化して、最終的に勝つことが目的になっています。

実は、大切なのは、勝ち負けではないんです。本当は、お互いが自分の思いを伝え合って、受け入れ合いたいのです。

そのためには、まずは、相手の話を丁寧に聞くということをする必要があります。

◇体の声に耳を傾ける

体とケンカをしないためには、普段からどれだけ体と話をしているかが、大切です。ケンカする時だけではなく、日頃からの対話がめちゃめちゃ重要です。なぜなら、ケンカの時は、感情に飲み込まれいるため、冷静な対話が出来なくなるからです。イライラして、腹が立っているから、ケンカになるのです。

◇どんな対話をすればいいの?

普段から、体の声を聞く習慣をつける。
今日は、体に痛い所はあるか?
重たい所はあるか?
だるさは無いか?

そして、一番大切なのは、その声を聞く時に、良い悪いという判断をしないということです。体が声を出して、伝えてくれてることに対して、まずは、丁寧に聞いたあと、言ってくれて『ありがとう』と伝えて下さい。
あなたが、もし、相手と話をする時に、そもそも、悪いと決めつけられているとわかった状態で、本音を話せますか?この人なら、安心して話せるという状態になれますか?

体も同じです。あなたに、安心して声を出していいと思ってもらわないと、本当のことを教えてくれません。そういう思いで、体と対話して下さい。

もちろん、いきなりはできません。なぜなら、今まで聞いてこなかったですし、むしろ、「痛い」って言ったら、すぐに「うるさい!」って怒っていたから、信頼関係がないですよね。

その状態から、安心してもらえるようになるには、かなりの時間と意識が必要です。
ですが、あなたの体は、あなたしか守ってあげることができません。ですので、あなたとしか、信頼関係を築くことができません。時間はかかりますが、必ず信頼してくれるようになります。

体の様々な声に、『ありがとう』と思えるように、毎日、体に『ありがとう』って伝えて下さい。その回数が多ければ、多い程、体はあなたを信頼し、安心してくれます。

そうなれば、ケンカはしなくなります。
だって、痛みは、そもそもそあなたを守るために教えてくれているのですから。

『見方を変えて、味方にしましょう』


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