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鬱病日記

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苦しみが、なにかの武器になるのなら。
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#死

死に方を考えていたんだ、深夜。

死に方を考えていたんだ、深夜。

死ぬ方法を調べたことのない人生はどんなものなのか知りたい。
死にたくならない毎日は、どんなふうに彩られるんだろう。
明日死なないことに疑いのない今日を、どう生きているのか。

伝わらない想いとか、理解ある人の皮を被った顔色を伺う疲労とか、太陽から逃げるようにアクセルを踏み倒す瞬間の乾いた空気とか。
全部どうでもよくなって、そのどうでもよさが染み渡る感覚。しっくりきてしまって、今がその時なんじゃない

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死にたがりの僕たちへ

死にたがりの僕たちへ

死にたがりの君に言えることはひとつ。

—— 死にたかったら死んでいい

「死にたい」と言えば、「死んだらもったいないよ」という言葉がこだまする。
生粋の優しさに見えて、実は呪文のような返事。

生きて、生きるために働いて、働くために生きて。つまり、生きなければならないという固定観念。この世界の束縛、或いは呪縛。

生きることは素晴らしいことだと誰しもが思っている、と思っている世界。
なんの疑問も

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