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コミュニケーションの質を妨げる「プライドの暴走」をいかに食い止めるか

こんにちは、きづきくみたてファシリテーターの森本です。

今日も今日として、どうしたら上司が部下の話を聞けるようになるのだろうかという話をしていました。

そこで、今日、新たに見つかったやっかいな存在が「プライドの暴走」です。


プライドというのは完全なる諸刃の剣だなと思います。

プライドが高まることで、より良い仕事を目指し、さらに高度な問題解決につながります。

片面では、めちゃくちゃ切れ味の良い刃となるわけですが、その一方で、そのプライドが邪魔をして、人に対して頭を下げられなくなったり、人の話を素直に聞くことを難しくしたりするケースもあります。もう片面で、自分の将来や相手を傷つけていくということは珍しくないでしょう。

人間誰もが多かれ少なかれ、弱い部分、未熟な部分を持っているわけですが、全ての人が誰に対しても素直さを発揮できるくらいになれるとどれだけ良いだろうかと思います。

剣で言えば、時に切れ味鋭い刃として、課題を解決しつつも、時にぐにゃりとしなる鞭のように取り扱えるようになっていくイメージでしょうか。

何事も、自分の中で成功しているイメージをどこまでクリアに持てるかが重要です。

練習で、どこまでできるようになるのかはわかりませんが、みんなで、自分のプライドが頻繁に暴走するシチュエーションと、そこで自分のプライドをぐにゃりと柔らかくするイメージとを結びつけてみるのは良い1つ目の練習になるのではないかと思います。

間違いなく、意識をしてすぐにできる類のものではないでしょうから、少年漫画の主人公のように、毎日の練習を通じて、徐々にプライドという化け物を適切に飼い慣らしていけるような、そんな身体イメージを持つことから始めてみるのが良いのかもしれません。

私も、まずは自分のプライドに可愛い名前をつけてみるところから始めてみようかと思います。

今日も素晴らしい学びの機会をどうもありがとうございました。



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