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可処分時間をハックする

何をするにも、
対価として時間を消費する必要がある。

お金と違って増やすことは叶わない。

サービスやコンテンツを提供する際、
相手に時間を消費してもらうときは、
ここを抑えておくことが
かなり重要だと思う。

ドラマ、映画、ゲーム、音楽、SNS…
ましてや本を読んでもらう時間もそう。

内容、クオリティの高さは必須だけど、
楽しんだり利用してもらう際に必要となる
時間の長さも考慮しなければならない。

めちゃめちゃ評判の良い映画でも、
例えばそれが長編大作で、
すべて観終えるまで6時間かかる場合、
6時間余裕のあるタイミングでないと、
なかなか「よーし観るぞ」となりにくい。

映画を観たい気分であれば、
その他に気になっていた
一般的な2時間程度の映画を選択するでしょう。

本も侮れないと思っていて、
Kindleのようなサービスだと
試し読みがあるので、
ここで落選(画面を閉じられないように)
しないくらいのツカミが必要。

ただ、他に打ち手はあって、
例えば漫画の場合、名作で全100巻となると
一見、かなりの時間を割く必要がありますが、
1巻、2巻とちょうどいい区切りがある。

映画も途中で止めて、続きは今度
という方法も取れるが、
映画って1度で観切ってしまいたいですよね。

なんというか、ストレスがあまりない
ちょうどいい区切りならアリという感じ。

ただ漫画と違って、文字が多い書籍は
一冊に割く時間は漫画に比べて多くなると思うので、
挿絵を入れて工夫するとか、
(文字ばかりからの気分転換、行間対策)
30分あれば読み終えるボリュームにするか、
色々やり方はあると思う。

コンテンツやサービスを提供するときは、
いくら内容が良くても、可処分時間が
それを許してくれない場合があるので
ここも抑えながら
内容を考えるといいかもしれません。

そんなお話でした。

ここまでお読みいただき
ありがとうございます。

缶コーヒーが好きです