日本は、国民総生産では、世界三位ですが、異なったいくつかの指標での評価では、世界の数十位と、非常に、低く評価されており、逆に、高く評価されているのは、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなど、人口が500-1000万人の国です

国の価値を計る「指標」は何か、非常に、多様で、複雑で、困難な課題ですが、いまのところ、やむなく世界的に受け入れられているのは、国民総生産(GDP)であり、それは、国民全体が経済的価値のある生産的な労働ないしそこから生まれた製品など、経済的価値のある物の総計貨幣額であり、現在、
・一位 米国、
・二位 中国、
・三位 日本、
・四位 ドイツ、
であり、スイス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドは、20位前後に位置しています。
当然ですが、国民総生産ですから、人口が多く、効率的な生産制度を有している国が上位を占めるため、具体的には、
・日本 1.3億人、
・米国 3億人、
・ロシア 1.5億人、
・中国 12億人、
・インド 13億人、
ですが、異なった視点から分析すると、効率や品質の高さから評価すれば、人口で規格化する必要があり、そうすれば、順序が大きく入れ替わり、具体的には、
・スイス 900万人、
・ノルウェー 500万人、
・スウェーデン 1000万人
・フィンランド 500万人、
・デンマーク 500万人、
であり、規格化された国民総生産では、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなどが、トップグループを形成することになります。
日本は、国民総生産では、世界三位ですが、異なったいくつかの指標での評価では、世界の数十位と、非常に、低く評価されており、逆に、高く評価されているのは、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなどです。
GDPが高い国だけが、豊かで幸福なのではなく、たとえ、GDPが低くても、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークなどのように、社会制度が整い、文化が高く、人間の信頼関係の高い国が、豊かで幸福なのではないだろうか。

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