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ファッション誌、何の違和感もなく読めますか?|デミロマンティックの私に見える世界

ファッションに興味はある方だけど、ファッション誌は美容院にいるときくらいしか読んだことがなく、自分で購入したことはない。

もともとは、雑誌を買うお金があればその分を洋服代に回したいという身も蓋もない理由で購入していなかったが、無料だったとしても、ものによっては結構読むのがキツいと感じるようになってきた。

特に、“赤文字系”に分類される雑誌は、「異性に好かれること」が最重要課題として位置づけられているからしんどい。例えば、この間行った美容院で読んだ雑誌には、こんな言葉が並んでいた。

カレを惑わせ色っぽコーデ、ひみつのおへやコーデ、守られたい細見えコーデ

普通に紹介されれば素直に可愛いと思えるものが、こんな言葉が並んだ瞬間に、嫌悪感を抱いてしまうのだ。

別に、モテるためにファッションを磨く人を否定するつもりはないし、同性の目が気になってためらっているわけではない。

ファッションの目的や、女の子はみんな異性からモテたいに決まっている、モテるために服を選んでいる、と決めつけられている感が私を不快にさせる。いろいろなブランドの新作がテイストごとに紹介されているカタログみたいな雑誌が理想だけど、それだとファッション誌の意味を成さないのだろうか。私はただ、自分のお気に入りの服を探したいだけ。

私がファッションにこだわる理由のひとつは、過去にもnoteで書いたことがあるけど、みんなおしゃれしていないと不安になるのは、「モテる服」を着ていないと恋愛できない、というステレオタイプが作られてしまったからだと思う。ビジネスをやる上で、仕方がないことだったのかもしれないけど、もう少し、恋愛の多様性に考慮した表現になればいいなと思う。

私がファッションにこだわる理由↓


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恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。