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ジェンダー論の観点からドラマ・映画・楽曲レビュー

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気になったドラマや映画、楽曲をジェンダー・セクシュアリティの話題と絡めて考察します。
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#高橋一生

『恋せぬふたり』第3話|人と人との関係に名前をつける必要なんてない

『恋せぬふたり』第3話|人と人との関係に名前をつける必要なんてない

特定の誰かを他人に紹介するときに、友達、同僚、恋人、家族、いろいろな言葉があると思う。しかし、既存の言葉では言い表せられない関係もあって、カテゴライズできなければその関係は脆い、なんてことは決してない。

そもそも「付き合う」ということの定義だって難しい。咲子(岸井ゆきの)は「一緒にいて楽しい」という理由で過去には「お付き合い」をした人もいたが、キスやセックスを伴う関係には抵抗があった。【恋人】と

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『恋せぬふたり』第2話|理解を求めてるわけではなく干渉しないでほしいだけ

『恋せぬふたり』第2話|理解を求めてるわけではなく干渉しないでほしいだけ

『恋せぬふたり』第2話を観た。初回放送の何倍も苦しい気持ちになった。あらすじを少し振り返ってみる。(第1話はこちら↓)

咲子(岸井ゆきの)が男の人と一緒に暮らしていることを知り動揺する咲子の家族を安心させるために、恋人のふりをすることになった高橋(高橋一生)。
ところが、咲子の妹は、二人に対して手を繋いだりキスをしたりするよう促したり、馴れ初めや高橋の家族のことをズケズケと聞き出したりして、見る

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『恋せぬふたり』第1話で描かれた反面教師たち

『恋せぬふたり』第1話で描かれた反面教師たち

アロマンティック・アセクシュアルが主人公の、NHKで放送中のドラマ『恋せぬふたり』。初回の放送は、アロマンティック・アセクシュアルの当事者が普段どのようなことで心を痛めているのかが分かりやすく示された反面教師的な内容で素晴らしかった。

もちろんドラマだから、デフォルメされている部分も多いのだけど、むしろそのくらい大袈裟に描かないと何が問題視されているのかスルーされてしまうから、それも含めて良かっ

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