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プロの仕事

プロの仕事ってなに?

プロフェッショナルって番組の最後に出てきます。「あなたにとってプロフェッショナルとは?」いつも、すげーと思います。俺には無理やねん。と思います。


尊敬します。あぁプロだなぁ。かっこいいなぁと。

僕は愛媛県新居浜市の文化施設の運営しながら、地元のローカルタレント業をさせていただいています。この仕事は、やりたいと思って出来ることではありません。なので、今の環境に感謝しかありません。演劇もやっています。

僕はどの能力にも突出したことはなく、NHK「プロフェッショナル」TBS「情熱大陸」に出たいけど出られないだろうなと。出てもお話すること特にありません。って能力である自覚があります。

そこで、考えます。じゃ、プロじゃないのか?プロってなんなのか?

お金をもらったらプロ?

意識が高ければプロ?

誰かに認めてもらえればプロ?

わかりません。思考停止してしまいます。

では、アルバイトはどうでしょう?

お金はもらっている。意識も高い。ちょうど10年くらい前、阿佐ヶ谷のハンバーグ店で働いていました。やる気満々で働いていました。時給もちょっとあがったりしたので、社員さんからも認めていただいていたのでしょう。昇給の喜びは忘れられません。もうプロのアルバイトです。西尾一男さんです。お給料的には今考えると少額でした。忙しくて、やけどもしたし。でも、楽しかった。

このスタンスが、仕事ってなると、ちょっと僕の場合はなんだかプロに抵抗がある。演劇の役者として、少額ながら出演料をいただきながら四国で舞台をやっていました。仕事では到底成り立たない金額です。演技力的にはどう考えても自分はプロには及びません。でもアルバイトって言われるのもちょうっと違うという変なプライド。

そこで腑に落ちたのが、派遣社員です。

僕は、常に派遣社員のつもりでいようと思いました。

派遣社員さんの仕事は明確であることが多いような気がします。つまり、ミッションに応じてのプロである。そこの部分、正社員では足りないから派遣社員さんお願いっていう感じではないでしょうか。

テレビ番組、しかもローカル局で私のようなものが何が必要とされているのか?そこを考え、実行する。

文化施設の事業を考える。大きすぎる・・・苦しい・・・というのが最初の気持ち。この町で、この時期に、この予算で、対象は?ジャンルは?と細分化して考える。その事業に、派遣社員としての自分の脳みそを派遣する。肉体を派遣する。このイメージで乗り切っています。

正社員を超える仕事をする派遣社員さんのドラマがありました。これがかっこいいんじゃないのか?と思っています。

子どものころ、夢見ていた仕事。今41歳の僕が小学校のころ、YouTuberになりたい人はいませんでした。

これからも同じことが起こります。

僕は優秀な実業家でも、センスあふれるIT専門家でもないから、新たな何かを開発することはおそらくありません。現状を良くする派遣社員業者として、世の中を見て回るのでしょう。

ちなみに、派遣社員になったことは一度もありません。

偏見です。ドラマの知識のみです。

では、エッセイストの派遣業務を終了します。

#私の仕事

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