見出し画像

とりあえず前か後ろにボケ入れたらそれっぽい写真になる気がするよ!


一眼レフ・ミラーレスカメラ買ったんだけどうまく写真が撮れないという方は、ボケが全てを救います。ボケは初心者の神です。写真の前か後か両方にボケを入れましょう。そうすればあら不思議!あっという間にインスタ映え写真のできあがり。

基本無視してそんなことやってちゃ本当の意味で写真は上手くならない⁉ですって。そんなことは分かっているさ俺はプロになる気はない!手っ取り早くそれっぽい写真が撮りたいんじゃという方に是非おススメです。

とりあえず今回のnote記事用に何も考えずそれっぽく撮った雑草。
カメラ:SONY α7
レンズ:MINOLTA  ROKKOR PF 58mm F1.4

画像3

では撮り方の話に移りますね。ボケた感じの写真はどうやって撮れば良いのとお困りの皆さんは何も考えず撮影モードでAのマークを選択しましょう。Aモード(絞り優先モード)とは、ボケを生む上で重要な絞り値(F値)を任意に設定できるモードです。絞り値(F値)を選べば、あとは自動で適正な明るさになるように、シャッター速度とISO感度をカメラ側で自動的に設定してくれるので初心者の方にもピッタリ!被写体にピントを合わせて前後をぼかしたい時や、手前から奥まで広い範囲にピントを合わせて全体の風景を表現したい時に適したモードです。

絞り

ボケを生み出すには、絞り値(F値)を小さくする必要があります。絞りとは、レンズから入る光の量を調整することです。絞りの大きさの違いからくる、カメラに取り込む光の量を数値化したものがF値です。F値を小さくすると絞りが開きレンズを通る光の量は多くなり、F値を大きくすると絞りが絞られてレンズを通る光の量が少なくなります。

絞り3

絞りはピントの合って見える距離範囲、つまり、撮れる写真のボケの大きさにも影響します。数字を小さくするとピントの合う範囲は狭く、数字を大きくするとピントの合う範囲は広くなります。下に、絞りとボケ具合を比較してみました。F値が小さいほど、前後が大きくボケているのがわかります。

絞り6

ちなみにF値を小さくすると、絞りの羽根が開いた状態になり光を多く取り込めるようになるので、シャッタースピードは速くなります。 逆にF値の数値を大きくすると羽根が絞られるので光の量が少なくなり、シャッタースピードは遅くなります。

すごくぼかしたいという方はF値の低いレンズを買えば間違いありません。さあお店で言いましょう!F値の低い単焦点レンズくださいと。他にもいろいろボケ要素はあるのですが、説明するのが面倒くさいので深く学びたい方は本やネットで調べてください。お勧めの書籍はこちら。

ボケ好きのためのボケ専門書はこちら

カメラの基本から学びたい方はこちら

それでは最後に私のボケでごまかした写真の数々をご覧ください。

初心者の強い味方「後ボケ」 
カメラ:SONY α7
レンズ:SONY FE 50F2.8 MACRO SEL50M28

画像7

ワンランク上を目指すなら「前ボケ」※ピントが甘くてすいません。
カメラ:SONY α55
レンズ:SONY DT 50mm F1.8 SAM SAL50F18

画像7

とりあえず草むらに突っ込んで隙間ボケの世界
カメラ:SONY α7
レンズ:MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

画像7

オールドレンズ特有のぐるぐるボケの世界。古いレンズやロシア製レンズで起きやすいボケが回転しているような現象。
カメラ:SONY α7
レンズ:HELIOS 44-2 58mm

画像8

最後にみんな大好き玉ボケ。これもレンズによって出やすいものがあるようでして、私の使用しているKONICAレンズもよく出ます。
カメラ:SONY α7
レンズ:KONICA HEXANON 50mm F1.7

画像9

そんなこんなで私のインスタグラムフォローお願いします。
わたしのアカウントはこちら@kiyokari43

https://www.instagram.com/kiyokari43/

#写真 #カメラ #コラム #写真好きな人と繋がりたい #花

この記事が参加している募集

404美術館

カメラのたのしみ方

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートはカメラの養分となり📷多くのレンズの花を咲かせることでしょう🌼私の腕が少し上がったような気がするかもしれません✨