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親って小さな枠【ぼくらの障害ドキュメンタリー.2020.12.18】

顔の毛という毛を一切手入れしてなくてこれをいつまで貫くのだろうか?と自分でも歯止めが利かなくなってきた人、どーもきよひとです。
 
今日は以前も似たようなことを話したことがあるかもしれませんが「子供の成長は予想外の所にある」ってテーマでお話したいと思います。
 
 
結論から言いますと、昨日いさねさんがテーブルの上から飛び降りることができました!!!
これって同年代の子と比べると別に大したことはないんですが(そもそも誰かと比べるなんてことはもうやってないけど)、いさねさんからしたらめちゃくちゃすごいことなんです。
 
 
段差に弱いいさねさんでして、昇り降りがまだまだ下手なんですね。
段差や少し高い所から降りる時なんかはすぐにお尻を付きお尻から降りていく子なんです。
 
テーブルだっていつもは座って足を下ろし徐々に足がつくように確認してお尻を滑らせ降りるって感じでした。
 

ところがどっこい!!!
昨日はテーブルの上に立ち上がりぼくらに『降ろしてー!』の合図を送ってきてなんとなくそのままにしといたら、その立った状態からピョンッっといったんです!!!!
 
ぼくとママは感動です。
いさねさんも少しニヤニヤしながらぼくらを見てました。
かっこよかったぞ!男見せたな!よっ!ヨッ!
 
 
んでここで「テーブル????飛び降りる???はぁ????」と思った方もいると思うんですが今日のお話はそこなんです。
 
いさねさんってテーブルの上とかに結構頻繁に上るんですよ。
お店とか人の家とかお構いなくね。
それこそ児童発達支援に話を聞きに行ったときも上ってました!
 
 
家でも頻繁に上ってたまにママさんにギャーギャー言われてるんですがいさねさんはそれでも懲りずにやっちゃいます。
ぼくはその辺「別いいじゃん、テーブルの上に登ってはダメって誰が決めたんだよ」って子供より子供みたいなことを思ってるタイプっす。えへへ。
 

んで…、例えば昨日もママさんが「降りなさーーい!!」って怒ってたらこのいさねさんの成長はなかった訳です。
 
親が子供の成長を奪うときってまさにこんな時だったりすると思うんです。
 
 
親が先回りして、常識を押し付けたり、普通はね~などと自分の価値観を押し付けたり、勝手に危険予測して未然に危険を防いだり…。
 
これはつまり子供から成長の機会を奪ってるってことだと危機感を持った方がいいと思うんです。(時と場合によるのは百も承知のすけね!)
 
子供は常に学んでますね。
危険なことも怖いことも自分でそのラインを探りながら…
常識にとらわれず全ての場所をアスレチックのように見立てたり利用したり。
 
 
この”常識にとらわれない”ってのは誰もが最初は持ってるんですよ。
でもぼくら親が先回りして教えたりするじゃないですか?
 
いかにそれを許せるか?ってぼくはめちゃくちゃ重きを置いてたりするんですよね。
 
そして”許す”事の方がはるかに難しい。
 
 
親が嫌がることを子供っていっぱいすると思うんですよ。
けどそこに成長が隠れてて、才能が隠れててって思ったらどうですか?
 
少し考え方というか、とらえ方が変わったりしませんか?
 
 
全て命令通りに動けと受動的に取り組ませ安全な道だけを指示してくる上司、はたまた伸び伸びと仕事をさせ自分なりの考え方で能動的に取り組ませる上司…
 
人として成長するのはどっちか?ってのは明白なんですよね。
 
 
ぼく自身、変わったやつであり常識や普通なんて全然持ち合わせていないがらもそれでも気をつけなきゃいけないな~っと思わされました。
 
ぼくらの予想外のところで成長するんですよね。
それこそ常識なんて通じない、障害を持った子だったらなおさら…
 
 
ぼくごときの枠に収めちゃいけないって思っちゃう。
 
極端な話かもしれないんですけど、これからの未来を見たとき”障害”って”才能”に変換できる素敵なものなんじゃないかな?っとか思ったりするおいらでした。
 
障害を摘まない、障害を全力肯定していく。
 
そんなこともあり得るのかな?なんて思ってます。
 
 
だってめちゃくちゃ素敵な子たちじゃん!
 
障害って否定され続けてたから”治す”とか、少しでも”普通”に…って思われてたんでしょ?否定してた世界が間違いだったとしたらどうだろうか?
 
それを認めれなかったぼくらがただただ未熟だったとしたらどうだろうか?
 
 
疑うべきは”障害”じゃない、ぼくらだ。
 
 
 
ぼくらの障害ドキュメンタリー。
2020.12.18
 
 
 
 
#ぼくらの障害ドキュメンタリー

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大坪圭人
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