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南インドの屋台飯

仕事が始まるまであと10日ほどあるので、積極的に屋台で食事を取っている。
どうせお腹を壊すのなら、暇な今のうちに苦しんで免疫をつけておこうという魂胆である。
しかし、今のところは特に問題ないどころか、近年稀に見る快便である💩

チキンビリヤニ

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130ルピー=195円。

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100ルピー=150円。

比較物がないので分かりにくいが、かなりボリューミー。
日本の茶碗で3杯分くらいの米がある。
ただし、粘り気の強い日本米と違って、パサパサしているので意外とあっさり食べることができた。
デブまっしぐらだな。


マサラドーサ

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90ルピー=135円。

南インド発祥の料理らしい。
生地は甘くないクレープといった感じで、中にじゃがいものカレーみたいなものが入っている。
上のスープみたいなやつは名称不明だが、スパイスの香りはするものの別に辛くはなかった。
ベジタリアン・レストランで食べたので、肉は使用されていない。


イドリー&ヴァーダ(たぶん)

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40ルピー=60円

驚異の価格。
店主のおじさんに料理名を聞いたが、あっさり忘れた。
「地球の歩き方」で紹介されていたイドリーという料理に似ているので、たぶんこれがイドリーなのだと思う。
米粉を使用した蒸しパンという感じで、若干の酸味はあるが、ほとんど無味。
おいしくはなかったけど、まずくもなかった。
米からできているので、十分に腹は満たせる。
ネットで調べると、イドリーは朝食でよく食べられるものらしいが、ぼくは昼食で食べた。
その上に乗っているさつま揚げのようなものはヴァーダ。
これも特別美味しいということはなかった。

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イドリーの原形は↑こんな感じ↑で、おじさんが手際よくこねていた。

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お店の雰囲気は↑こんな感じ↑で入店のハードルがまあまあ高いが、メニューは一択のようで、席に着いたら上のプレートがスッと出された。


以上の3料理は、スプーンが付いてこなかったので手で食べた。
粘り気のないスープカレーは、手では食べづらい。
インド人がどうやって食べているのか謎だ。


チキンフランキー

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70ルピー=105円。

家の近くにビーチがあって、そこの屋台で買った。
サイズが分かりやすいようにボールペンを置いてみたが、かなり大きい。
見た目は中東のケバブやメキシコのブリトーのようだが、味付けはさっぱりとしている。
店主の親父が日本に興味があるらしく、奥さんが調理をしている間にたくさん話しかけてくる。
「禅が好き」とか「日本の料理もメニューに加えたい」とか「日本語を勉強したい」とか。
家から近いので今後も定期的に通って、おじさんと情報交換をしてみようと思う。


ホットコーヒー

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15ルピー=22円。

大通り沿いのコーヒースタンドで飲んだ。
写真はちょっとだけ飲んだ後で、提供された時はコップなみなみまで注がれていた。
器が小さいので、量はそこまで多くない。
ぼくはそのまま飲んだのだが、他の客の様子を見てみると、コーヒーを下の受け皿とコップに何度も移し替えて冷ましてから飲んでいた。

このコーヒー、注文した時に「ノーマルか、シュガーか」と聞かれた。
ぼくは甘党ではあるが、熱帯地域の「甘い」は度を超えて甘いことを知っていたので、「ノーマル」で注文した。
しかし、実際に飲んでみるとかなり甘い。
そして、飲み終わった後のカップの底を見てびっくり。

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溶けきらなかった砂糖がびっしりこびりついていたのだ。
今これを書いていて気づいたのだが、ぼくがうまく聞き取れていなかっただけで、もしかしたら「ノーマルか、ノンシュガーか」と尋ねていたのかもしれない。
ただ、熱帯で暮らす人たちが無糖の飲み物を好むとは考えにくいので、なんとも言えない。
もう一度行ってみて、真相を確かめてみようと思う。


以上、インドの屋台飯レビューでした。
名前や原材料がわからない料理がたくさんあって、かなりざっくりしたレビューになってしまった。
年中温暖な南インドはいつでも野菜が収穫できるうえ、ベジタリアンの人も多数いるため、野菜をふんだんに用いたヘルシーな料理が多い。

徒歩圏内に屋台はまだまだたくさんあるので、暇なうちにいろいろ巡って、お気に入りの料理を見つけたいと思う。


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