忍者の戦略:個人の欲求を超え、時代の需要に潜むチャンスを掴む【忍者の技と知恵 #361】
商売(経済)は需要と供給がマッチしなければ成り立ちませんが、需要というのは何も消費者個人レベルのものに限らず、時代的な流行(必要性)による需要もあります。
忍者は戦が始まる直前から身分を隠して敵将に仕え、一生懸命に働いて信用を得て、ここぞというときに裏切って敵将を倒す謀略「袋翻の術」で戦を勝利に導きます。
敵国に仕官する忍者は「伊賀国(忍者の里)で長い間修行を積み、どんな城にも忍び込めます!」と言って能力をアピールし仕官を願い出ます。
戦の多い乱世であれば忍者は、引く手数