マガジンのカバー画像

忍術の研究

687
忍術について気づいたこと、現代のビジネス、デザイン、日常生活などへの活用法を考え書き記します。🗒🖋 (忍術とは、忍者のお仕事である「諜報活動・謀略・工作」などに必要となる情報収集… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

忍者のプロ意識と将軍のプロ意識が問われる禁忌三箇条【忍者の技と知恵 #48】

忍術秘伝書「万川集海」には、禁忌三箇条として、忍者を運用する上で必ず守らなければならない…

忍者を使う将軍のリスク回避思考【忍者の技と知恵 #47】

将軍は敵の詳細な情報を手に入れるべく忍者を敵地に送り込みますが、忍者が敵に捕まり逆に利用…

情報収集は戦いの準備と並行して、準備完了と同時に行動できるように【忍者の技と知恵…

将軍は忍者を戦の準備が整う前から敵地に潜入させます。軍隊が動き出す前から諜報活動を行い、…

正確な情報で優位性を取り、奇策で仕掛け勝ちを得る【忍者の技と知恵 #45】

忍者は兵法においては目や耳です。目や耳からの情報を頼りにし、将軍は現実的な作戦を立てなけ…

忍者(部下)の能力を引き出すのは将軍(上司)の仕事【忍者の技と知恵 #44】

腕のいい忍者と優秀な将軍がタッグを組めば素晴らしい成果を上げることができます。 忍者の能…

思考と心の乱れをコントロールする【定期鬱の対策】

定期的にくる鬱、ネガティブになる周期を知るはなし一月に一度ネガティブになる時期がある。た…

神に祈り、経験を積み、情報収集を欠かさないのが優れた将軍【忍者の技と知恵 #43】

優れた将軍とは神に祈ったり、戦いを重ねて経験を積むだけでなく忍者を使い敵の情報を詳細に調べ上げるものです。 神に祈ったり占いに頼るだけの人は他力本願で努力をしません。戦いの経験だけに頼る人は場当たり的で計画性に欠けます。詳細な情報を調べ上げて計画を練り、計画を確実に遂行できる努力と経験を持って活動し、それでもなお起こる不測の事態を受け入れる気持ちを整えるために神仏に祈りを捧げます。 指揮官や上司的な立場の人は、神仏に祈るような謙虚さと実務経験、そして詳細なデータ収集と利用

道具はあくまで補助、使う人の能力が重要【忍者の技と知恵 #42】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

未来への不安を払う。忍者の占いはそれ以上でも以下でもない【忍者の技と知恵 #41】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

派生や応用で基礎力を確認する。忍者の「夜討ち」【忍者の技と知恵 #40】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

慎重な判断、大胆な行動、実行する精神「陰忍の術」【忍者の技と知恵 #39】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

有利な場所を調べ、情報を数値化し、行動を知る「軒猿の術」【忍者の技と知恵 #38】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

陽に始まり陰に終わる。心理的に有利な状況から物理的に勝ちにいく【忍者の技と知恵 #…

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています…

上司(指揮官)が部下を理解することで高いパフォーマンスを得る【忍者の技と知恵 #36】

忍術秘伝書『万川集海』には忍者に必要とされるスキル「忍術」が全21巻におよび記されています。膨大な内容ですがそれらは概要であり、本来は師匠について長い年月をかけた指導、修行を経て会得できるのが忍術と言われます。 『万川集海』で初めに教えられるのは「正心」という忍者の持つべき精神性でしたが、続いて2番目に教えられるのは「将知」です。 「将知」は忍者を扱う立場である将軍が知るべき忍術の基本です。どんなに忍者の能力が高くても将軍にそれを使いこなす力がなければ意味がありません。使