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忍者を使う将軍のリスク回避思考【忍者の技と知恵 #47】

将軍は敵の詳細な情報を手に入れるべく忍者を敵地に送り込みますが、忍者が敵に捕まり逆に利用されてしまうことも考えなければなりません。捕らえられた忍者が自国や自軍の情報を敵に漏らす危険も考慮して、将軍は重要な情報を忍者に話さないようにしましょう。

人を扱ったり何か行動を起こすというのは必ずプラスの利益を求めて行いますが、そこには必ずリスクがつきます。行動を起こす前に、失敗したときに起こるマイナスのリスクは何か?を考えて、最悪の状況でもプラマイ0になる回避策を用意しておくのが重要です。

忍者の場合は、敵に捕まらず情報を取って帰ってくるのがプラスとなる一番いい結果ですが、敵に捕まり情報を得られず味方の秘密が漏れてしまうことがマイナスとなる一番悪い結果。捕まっても情報が漏れないようにすればプラマイ0になります。

大事なことは話さない


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

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