忍者の嘘は人のためにつくもの【義盛百首 忍歌4】
「偽りも 何か苦しき 武士(もののふ)は 忠ある道を せんと思いて」
忍歌 義盛百首 第四首
【現代語訳】武士にとって、嘘偽りが苦しいものと感じてしまうなら、それは主君や国のためと思うこと。
【解説】偽りを良くないと思ってしまう人は、それが人のためであると意識して考えましょう。私欲の偽りは悪だが、人のため正義のためであれば善です。
【超訳】嘘や偽りが、回り回って人のためになる。長期的に物事を見れば、最終的には幸せになれる。忠ある道とは、主君に尽くすということではなく