AKIBA活動報告2023/9 ロボデックス展,Hitachi Social Innovation Forum,すごいベンチャー100,ほか
こんばんわ。kiwami 三鴨です。
気温が高いせいで、体感的にも夏かと思っていたら、もう9月末です。異常気象はともかく、体は夏だと言っており、あと残り3ヶ月ほどで今年も終わりという感覚はまったくないのが、ヤバげです。
と。先日、東洋経済さんの「すごいベンチャー100」のネタを速報で上げましたが。今月も色々と精力的に活動しておりますので、ご紹介を。
■「第6回ロボデックス展」にxR Castが出展
去る9月13日から3日間、幕張メッセで開催された第6回ロボデックス展のAMANO株式会社様のブースにて弊社のxR Castが展示されました。連日、たくさんのお客様に来訪いただきまして。ありがとうございます。
今回も、リモート接客でAMANO様のラボと現地を繋いで説明を実施したり、呼びかけのサイネージとしてお客様をお迎えしたり。ロボット掃除機や、駐車場システムなどメカトロニクスに強みのあるAMANO様と、コンテンツやxRに強みのある弊社との協業・・今後楽しみにしていただけたら?と思います。来月?あたりにはAMANO様との面白い取り組みが発表できたらと思っております。
■「HITACHI Social Innovation Forum」にxR Castが出展
去る9月20日から2日間、東京ビックサイトで開催されたHITACHI Social Innovation Forumに、弊社のxR Castが出展しました。こちらは、一般の方も入場可能なオープンのイベントで、連日かなりの人数のお客様が来場されたようです。
こちらでは、福島県石川郷にある玉川村の伝統的な衣装に身を包んだアバターが、自動応答(AIサイネージ)で多摩川村の名産品を紹介するデモンストレーションを実施させて頂きました。50インチのサイネージのインパクトもあり、艶やかなアバターは会場で来場者の目を引き付けており。
連日様々なお客様からお声がかかったと聞いております(当日僕らは現地に居なかったので・・人づてです)。
こちらも。連日様々なお客様に触れて頂いて、また・・具体的なお話もいくつか伺っていると聞いておりますので。ぜひ!色々なところに活用いただけたらと。
■東洋経済「すごいベンチャー100」の反響など
こちら、先日速報でださせていただきましたあとで、プレスも出しました。
いまも様々なお問い合わせなど沢山頂いております。お返事に時間がかかっているケースも多いかもしれませんが。鋭意対応させて頂いておちますので、暫しお待ちください。
しかしまぁ。東洋経済さんの効果は絶大で、僕らの信用残高も少々上がったのではないかと。何気に大手金融機関様の来訪も増えました(笑)。
あと。いまのクライアント企業のみなさん、大変喜んでくださいまして。ミーティングの際に・・
「kiwamiさんが載ってる雑誌、買っちゃいまいしたよ~」
なんて言って下さる方もけっこうおりまして(東洋経済さんの売上に多少なりとも貢献できましたかね・・笑)。我が事のように喜んでくださるのは、本当にありがたい限りです。
また、なにより。社のメンバーがご両親や兄弟、友達に自分の働いている企業はこういう会社なんだと話せる機会ができ。普段から無名なスタートアップで働いて、ともすると肩身の狭い思いをしている社のメンバーのモチベーションが上がる良い機会になりました。
求人面での影響もかなり大きいようです。社会的な信用が薄いスタートアップへの就業に対して、不安定というネガティブな印象は拭えないものの。こちらの信用残高もだいぶ向上したのかな?と思います。
あと。最後に・・これは僕の個人的な感想ですが。思い上がりと言われるかもしれませんが。なにかの責任も負った感じもしました。政府の主導もあり、これからスタートアップ企業が沢山生まれてくると思いますが。
この先「すごい」に選ばれた企業がどうなっていくのか・・・後に続く若い世代の起業家の人たちの未来を潰さないように先便をつける責任も少なからず負った気もしました。いづれにせよ、これからが勝負です!
■東洋経済「すごいベンチャー100」の興味深い反響
ダークサイドの反響。この手のものは載った当事者じゃないと出てこないから面白いですよね。で、誌面掲載後に某グループチャット上で引き合いに出されまして、そこで褒められるどころか、公開処刑されるという珍事が。
宝くじ当たった!みたいな、でっかいバッチに対する周囲の拒絶として、この手のハレーションは起きやすいのかもしれないですね。光あるところに影ができる。実に興味深い。
東洋経済さんや、なにより弊社のメンバーの名誉のために言いたいことも色々あるんですけど。ふと。元日本代表の柔道家である篠原さんの名言を思い出しました。彼はオリンピックで審判の明らかな間違いで金メダルを逃したとき。
「弱いから負けた、それだけです」
と何の言い訳もせず、恨み言も吐かず、審判が間違うような闘い方をした自分自身に責任があると言いましたが。同じく、とやかく言われるのは、代表たる僕個人の力不足。周囲から「すごい」と言わせるための実力が伴っていないのだと。逆に言うと、まだまだ僕らには伸びしろがあると周囲から思われているという事で。ありがたい。これからも頑張りますよ!!
■さて。久々のガジェットネタ!
実は、ここ数ヶ月・・あーでもない、こーでもない、ファームウェアのバージョンが・・とか、メーカーからの連絡が・・とか、あっちのメーカのが良さそうとか、こっちのメーカーのほうがもっと良さそうとか。社のメンバーも色々追い込まれていたデバイスがあります。
実際、中国のベンダーなども巻き込んで開発もビハインドして、お客様にもご迷惑をかけており。改めて、この場を借りてお詫び申し上げます。
で。登山も八割方達成したので(模倣者に対する十分なアドバンテージは走った)、そろそろお披露目します。いま、仕込んでいるのが、こちら(中央)のウェアラブルデバイス。
右はAppleWatchSEです。大きさを比較するのに500円玉も置いてみました。はぁん?ただのスマートウォッチじゃんと思った方・・早計です。お!?と思った方・・そうです。ほとんど外観と大きさはAppleWatchなんですが、フルAndroid搭載の腕に巻けるスマートフォンです。スマートフォンとの並列運用を前提としているスマートウォッチと分けるため、コネクテッドウォッチとも呼ばれていたりします。
見た目は腕時計ですが、中身はわりと普通のスマートフォンなので。SIMも刺さり、単体での運用が可能、ほとんどのアプリもインストールできます。一部、Amazonなどでも買えますが、日本ではまだマニアックなデバイスという感じでしょうかね。吊るしだと不安定ですしね。
正直、スマートフォンとしての性能は高いとは言えません。が、今後は腕に巻けるスマートフォンが様々な業務、特に僕たちが対面しているエッセンシャルワーカーの人たちにもたらす影響は絶大だと考えています。アプリの開発も自由に可能。画面が小さいですが、このサイズのUIに絞ってインターフェイスをデザインしてしまえば良いだけです。
kiwamiのブランニューハードウェアプロダクトとなります。これの安定したハードウェア、安定したカスタムOS、安定した設定を割り出すのに、相当な時間と手間暇、情熱を注ぎ込んで、ようやくお披露目になりそう。kindPhone同様に、今のところ世界中で僕ら以外からの調達できません(笑)。ネーミングは何にしようかな・・・kiwami Watchかな!?
■閑話休題
今月。マックスバリュさんや、ヨークさんなど、数店舗拡大をしていますが。こちらも順調に展開中です。
あと・・実は今月にリリース予定であったプロダクトもいくつかあったのですが、少々リリースが延期しており。来月早々には発表できるのではないか?と思います。
あと。年内か年始くらいに新オフィスへの移転も考えております(というか、いまのガレージオフィスのビルが取り壊しになってしまうので)。そちらも急ピッチで進めております。1月くらいに、事務所開きのオープニングイベントでも出来たらなぁ・・と思っています。
社のメンバーも続々と増えており。アルバイトを含めると15名ほどの大所帯になってきました。10月も派遣の方を含め何名か入っていただく予定です。僕が・・どうも出不精なもので、歓迎会などができていないのが悩ましいところですね。せめて10月中にはなにか社内イベントが開催したいとろこです。
話題変わって。先日、、社内若手のメンバーと話していて、若手の特徴なのか。僕のような古代人に対し現代人の特徴なのか・・・・いまの状態のものを上手く使おうとする傾向が強いんだなぁと感じました。これは、理不尽耐性というか、物心ついたころからアプリやウェブに馴染んていて。よしんば・・
「なんだこのアプリ、超つかいづれー」
と思ったとしても、それが変えられる、もしくは自分で変えなくちゃいけないという状況に今までなかったので。自社のサービスについても、エンジニアが上げてきた仕様が、ちょっと使いづらいアレな仕様であったとしても、どうにかこうにかして自分が工夫して上手く使える状況を発明しようとしてしまう傾向が強い。で、結果僕のような、おっさんが説教をたれる羽目になるわけですが。(汗)
・エンジニアが考えた仕様や使い方を理解する必要は無いです
・自分がこうなら使いやすいという仕様をエンジニアに伝えるのが仕事
このあたり。アプリやサービスに関わる人がどんどん現代人に世代交代していくなかで。世の中の色々なところで、ユーザビリティが低下していく要因になっているんじゃないかなと。
そう。今月は「すごい」のネタにも触れましたが。記事を眺めていて1つ感じた事があります。スタートアップ界隈も案外と狭いので、同じ特集に並ぶ起業家の中に面識のある方も何人か居るのですが。彼らと、取り組んでいる事業の印象ですが・・・・端的に言うと、他人から「すごい」と思われたくて仕事をしているような人は誰1人としていなかった気がします。
僕も含め、自分が「すごい」と思う事をやっていたら、いつのまにか色々なところで取り上げられていた、というのが実際に真理に近い気がします。昔の中国の偉い人も言ってます。人知れずして憤らず。
と。ネタ少なめかな?と思ったものの、今月もモリモリになってしまいました。来月もリリースや展示会が立て込んでおります。また、技術開発も色々進めており、、そのあたりもご紹介できたら?と思います。
引き続き。kiwami では一緒に働いてくれるメンバーも募集中です。われこそは!という方はぜひ、トライしてみてくださいね。
では。まだまだ、暑い日が続きますが。皆様、お体などに気をつけて!
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