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今の時代なら家族を比べられる

自分の親が毒親と気付けない理由のひとつとして、家族を比べることが不可能だから、と言う理由があります。

例え友達の家に泊まりに行っても、お客様扱いされるので、その家庭の子供を体験することは不可能です。

自分の家庭しか知らないので、親からひどい扱いを受けても、「これが普通なんだ。」と思い込んでしまうんですね。
なので、自分の家庭はおかしい!逃げ出そう!と言う発想自体出てこない。


以前テレビで、芸人の森三中の黒沢かずこさんが話していたエピソードで、恐怖を感じた話しがあるのでご紹介します。

「私の中学生の頃の話しなんですけど、毎朝すっごくお腹が空いて、でも学校の友達が朝、お腹空いたって言っているのを聞いたことがないから、ある日友達に聞いてみたんです。『みんな朝お腹空かないの?』って。そしたら友達が『え?朝ごはん食べ来てないの?』って返されて。それで初めて朝ごはんと言うものの存在を知ったんです!帰ってお母さんに言ったら『バレた?笑』って言ってましたね。」

※うろ覚えなので、多少異なっているかもしれません。


スタジオのタレントさん達は笑っていましたし、本人もネタとして話していましたが、私は笑えませんでし。
私にとっては、怪談より怖い話しです。

家庭は閉ざされた空間なので、この様に普通を知る事が困難です。



しかし、今の時代なら家庭を比べることができるようになってきました。

その方法がYouTubeです。

たくさんの家族チャンネルがあり、日常を動画にしてくれているので、他の家庭を見ることができます。


特に、芸人キングコング梶原さんが、YouTuberとして活動しているカジサックチャンネルは、こんな家庭が本当に存在するの?と毒親家庭で育った私は驚きました。

カジサックさんがお子さん達に対して、とにかくたくさん褒めているし、1人の人間として対等に接しているのが伝わってくるんです。


動画内でカジサックさんは「僕には普通のこと(普通の家庭)なので、コメント欄で家族を褒められたり、素敵な家族!って言われてビックリしましたね。全然普通なんですけどね。」とコメントしていました。

これは良い方の、"普通とズレている"ですね。



YouTubeに詳しくないので、ノンフィクションではなく台本があるかもしれませんが、でも観てる限りは台本用意してるようには見えません…。
台本通りやっているとしたら、子供達の演技力が高すぎる!



YouTube利用層は子供も多いので、これを観て、自分の家族は毒家族だと気付くきっかけになるのでは?と期待しております。

まずは、自分の家族が毒家族だと気付くことから。
ただそれがとても難しい!



なんだかカジサックさんの宣伝みたいになってしまいましが(笑)
ぜひ、みなさんも観てみてください。

もし、友人などに「毒家庭で育ったのを自覚できずに苦しんでいるのでは?」と言う方がいたら、オススメしてみるのも良いかもしれません。

では、カジサックチャンネルで癒されて参ります〜。


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