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イカヅチの振動が呼び起こしてくれるもの

立秋を迎え暦の上では秋に移り変わり
だからかどうかは分からないけれど
風が真夏のおもむきから変わった

太陽は相変わらず元気で
まだ夏をおびているけれど
そのヒカリに含まれている恩恵は
はかりしれない

久しぶりの夕立からの雷雨は
夜になっても続いていて
雨音が心地よく
ひっきりなしに空を明らめている雷が
私にはとても美しく見える

自然のバランスは
なんて完璧に出来ているんだろう

そしてそのバランスの中に
我々ニンゲンも含まれている

普段は意識してないし
すぐ忘れてしまうけれど
我々は森羅万象の欠片でもあるのだから



雷のオトが
わたしの内側を振るわせてくれる

その振動は
どこまでも心地よく
まるで詰まりものをはじいてくれるような
隠れものを導いてくれるような
そんな気配すらあって

そしてこの雨音は
浮き上がって来たそれらを
綺麗に流し去ってくれながら
ウチガワの流れを整えてくれ
日々の生まれ変わりを助けてくれる

外側で起きている雷雨は
私の内側での振動であり禊であり
そこに意識を合わせると
自らの空洞が
またキレイになっていくような
心地よさ ありがたさ



毎日が転換で
目まぐるしいけれど
一方で
とても緩やかで穏やかで

そして
目の前のあれこれが
瞬時に記憶からも消え去って
今は迷子になりやすい

まるで繋がられていたものが
ぶつ切りにされたかのように
映画が ひとコマのフィルムへと
バラされていっていて

でもそれは不具合ではなくて
そういうもんなんだよ と
分からせてくれるためのようで

とまどいながらも
自分 というものが
少しずつ慣れて納得へと向かっている



目の前の それ しかないのならば
瞬間瞬間 目の前のそれらに
100%開いてぶつかればいいわけで

そこに今までのような
これをやったらこうなって
そうなったらどうしよう とか
繋がりの気配を持ち込まないで

目の前の起きてることに
100% 興味を持って
100% 不思議がって
100% 起こったり悩んだりして
100% 和んで笑って

どんな感情であれ
100%開いた自分から出てきたものを
そのまんま出してあげれば
その 瞬間 はもう完結してる

常に始まって
常に完結



その
心配のなさ は
なんて気楽で 心地いいんだろう

怒ろうが悲しもうが
喜ぼうが楽しもうが
思いっきり ありったけの自分を
そこでひらかしていい

その 安心感



様々な 信頼感 が
カタチになって現れようとしている




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