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ゆうゆう不定期マガジン

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生きるのがちょっと楽しくなる。 不定期に投稿する日記やエッセイを詰めました。 研究中のTwitter運営法についてもたまに書きます!
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2019年4月の記事一覧

「どうしてだろう?」

「どうしてだろう?」

水野学さん「アイデアの接着剤」や、細谷功さん「考える練習帳」を読んでいて、自分の頭でものを考えるという行為自体を苦手としている理由は、そもそも、これまでの人生で練習をしてこなかったからだな、という結論に。

学校教育では、最初に答えが用意されていて、そこにたどり着くまでの過程も「理想のもの」が準備されていて、その通りに進めない(またはたどり着けない)生徒は劣等生というレッテルを貼られてしまう。

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縛らないくらいのマイルール

少し前に話題になったこちらの本。

今更ながら、手にとってみました。「なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」、服装を考える時間さえも人生から省いて、より良いモノをつくるために全リソースを投入した、ジョブズらしい考え方だなあと改めて思います。

ルールって取り扱い注意ですよね。

便利なものではあるけれど、そして、複数人が集まる場では秩序として必要なものではあるけれど、多すぎると自

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小さな子供をもつ母親が慢性的寝不足に悩まされている理由

ざっくり経緯をはなすと、「子どもがいるせいで朝の時間がない、朝活できないという気持ちもわかるけど、子どものせいだけにするのはどうかなあ?」という趣旨のツイートをしたらネット当たり屋に当たられました。

発端となったのはこのツイートです↓

>でも理解しようとして、歩み寄ろうとはしてます。
というんだけどさ、その証明がないしさ。証明がないものはそもそも真じゃないしさ

話が分かる人間なら、子供がいる

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ブラック企業だとわかって入社した私へ

ブラック企業だとわかって入社した私へ

大学4年間の生活を終え、血反吐の出そうな就職活動がようやく終わり、社会人1年目。ごまかそうごまかそうと頑張って、自分の心を自分で騙そうとしていたけれど、あなたは、今の会社がブラック企業だとわかって入社したよね。自覚していますか。

正社員として就職しないと、先がないと思っていた。
大学の先生にも就職課の担当の方にも両親にも世間にも、どこにも申し訳が立たないと思っていたし、友達にも堂々と報告できない

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「価値観」についてかんがえた

「価値観」についてかんがえた

言い古された表現だけれど、ひとによって価値観はそれぞれなもので、だから、あらためてこのことについて言及することもないのだろうなあとは思う。思うのですが、せっかく考えてみたのでつらつらと、ゴールも見えないままに書き進めてみます。これが私のスタイル。

価値観って、もはやそのひとの人生哲学だし生き方そのものですよね。

ざっと私の1日の生活リズムをあげてみると↓

4:00起床
5:00身支度完了・ブ

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呪いかもしれない、これは一種の

ストレングスファインダーという性格分析ツールを知っているだろうか?

こちらの書籍に書かれているコードを使って診断するか、Webサイト上でコードを購入して診断するかを選べる。つまりは、有料の性格診断ツールだ。

これを少し前にやってみたときに、私の性格資質1位が「最上志向」であるという結果が出た。あとで調べてみたところによると、真面目で勤勉な日本人にはこの最上志向を持つひとが多いらしい。

言い換

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言葉や文章というものから私たちを離れなくさせる電撃的な体験を

言葉や文章というものから私たちを離れなくさせる電撃的な体験を

文章を書くことは、心の中に散らばった思いや感情未満を、無理やりに言葉にする行為だから、解釈次第ではつらくないわけがないのだった。時にはつらいだけです、言葉にして文章に整えることなんて。それでも、離れられないのは、稀に出現する「これ以外にない」表現に、何回でも出会いたいからなんだ。

たった一度でいい、その記憶は一瞬で、快楽で、後味で、余韻で、まみれたからこそ逃れられない狂的な魅力でもって、言葉や文

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迷惑をかけることに慣れよう

迷惑をかけることに慣れよう

道を歩いていてふと思った。「もっと、人に迷惑をかけることに慣れよう」。ただ思っているだけではまた忘れてしまうと思って、急いで端のほうへ寄ってスマートフォンのメモ機能を使って書き残しておいた。この時点で、わたしは、「急に立ち止まったことで後ろからくる人の迷惑にならないように」、咄嗟に端へ避けている。邪魔にならないよう、人の迷惑にならないように生きることに、慣れすぎている。



誰しもが言われて育

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想像力を働かせるコツのようなもの

想像力を働かせるコツとして、最もシンプルでしかもソッコーで効くのは、相手の手間を少しだけ減らす効果があるかどうかを考えてみることだと思います。

オンラインサロンやその他コミュニティに新しく所属したときは、手始めに軽く自己紹介するのが常ですが、TwitterやInstagramなどやっているSNSを併記したりしますよね。このときアカウント名だけ書いて(@yuu_uu_)終わらせてしまうともったいな

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感情に乗せよ、言葉にせよ

インプットやアウトプットや行動や言葉や早起きや即レスやそういった言葉たちを去年はとくにたくさん使ってきたし、なんなら今も使っている。それは、私がそういう価値観が好きだからというだけの話で、こうすれば人生が改善するとか幸せになれるとか、そういうことでは決してないのだということを、定期的に伝えていかなければならないし、意識しておかなければならないということにようやく思い至っている。

そもそも、人生を

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贅沢は味方に決まってるだろ

「贅沢は敵だ」「質素倹約こそが美徳」「我慢すればするほど良いことが待っている」とまだ思っている人がいるとしたら、その価値観ごと平成に置いていったほうが世のためになるとまで思っている。くらい、私は贅沢がしたい。誰になんと言われようと遊びながらお金が欲しいし美味しいご飯をごちそうしてほしいし住む場所を提供してほしい。

隠しておくべき、人目に見せるべきではないざっくばらんな欲望は思い切って外に出出して

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そういえば、孤独を愛すことには慣れていた

つい先日、とあるイベントに参加した際に「Twitterのフォロワーが徐々に伸びはじめて、やけに会おうと言われたり、ツイートしてくれRTしてくれと頼まれることが増えた、どう折合いをつけたらいいのかわからない」という旨を登壇者に相談した。

返ってきた答えは、「孤独を愛せ」ということだった。



元々の知り合い、友人でさえも、「フォロワーが多い」というだけで違うフィルターをかけてくることがある。こ

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あなたのほしいものは

あなたのほしいものは

はからずもふと欲望を丸出しにしたこちらのツイートがプチバズを。

カフェやファミレスで10円単位の差をくよくよ悩むのは私だけだと思っていたので、共感してくれる方が多くて単純に嬉しいです。お金がない、とあまりおおっぴらには言わないようにしている(けれど結果口に出てしまっている)私ですが、最終的に稼いだところで使いみちはこれくらいだな、と思うとなんだか気が楽になったりもして。

まだまだ私の中では、幸

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植物を育てるように

植物を育てるように

とつぜんですが、植物を育てるのに向いていません。サボテンや多肉植物なども、育てたことはないですが枯らす自信があります(そもそもあの子たちは、育てるというのでしょうか……?)。水をやり、肥料をやり、日当たりなどにも配慮して、少しずつ気持ちを込めて大きな花に育てていく。その過程はとても美しくて尽きない興味があって、いいなあ、と思うのに、気づいたら元気がなく萎んでしまっているのですよね。情けない。

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