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ゆうゆう不定期マガジン

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生きるのがちょっと楽しくなる。 不定期に投稿する日記やエッセイを詰めました。 研究中のTwitter運営法についてもたまに書きます!
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2019年3月の記事一覧

逃げたがる私の防波堤

逃げたがる私の防波堤

私はいつも逃げたがる。楽がすきで、怠惰がすきで、安定がすきで、つかれることがきらいで、せかせかと行き急ぐような態度はほんとうは、きらい。だけど、そんなぬるま湯の風呂にいつまでも半身浴しているような生き方では、私の感情や欲や心やそういった、主に目に見えないものが充足しないようになってしまった。違う生き方を試してみなければ、ずっと成長しないままだとある日知ったのだ。成長は、変化だ。

それでも、私はま

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会いたいとき、会いたくないとき

会いたいとき、会いたくないとき

はちゃめちゃに人と会いたいときと、そうではないときが私にはある。きっと、世間的に「内向型」「引っ込み思案」「人見知り」などというジャンルに分類される自覚のある人は、高確率でわかってもらえるだろうと思う。

無性に人と会って話したい日が月曜日だとしたら、火曜日にはもう一歩も外に出たくない自分になっていたりする。この性質は言葉で理解する以上に厄介で難解で、だから、自分でも相当に持て余していたりする。

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しあわせな時間を私とあなたへ

しあわせな時間を私とあなたへ

「いかに人生をより良く生きるか」と掲げてしまうと大変に大層なことになってしまいますが、生きる最終目的ってここにしかないよなあ、と最近よく思います。お金があれば豊かといえるのか? という議論もそこに絡まってくることで、「お金さえ稼げれば人生成功なの?」「そうじゃないとしたら、じゃあ、生きる上での最終目的はなんだ?」ってことになってきますよね。

哲学的かもしれませんが、生きる目的って、生きることその

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とても小さくて小さくて、小さな町

とても小さくて小さくて、小さな町

新卒2年目くらいの頃、東京ディズニーランドへ行ってきた帰りの幸せな飛行機内の座席から、着陸寸前の北海道・自分の住む札幌の土地を見下ろした。とても小さくて小さくて、小さな町。ああ、空から見るとこんなにも小さいんだ、と驚いたことを覚えている。

当時、私には取るに足らない些末な悩みが多かった。

仕事が好きになれないこと。時々、無性に、一人暮らしを寂しく感じてしまうこと。大切な人ができないこと。毎日が

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お金→応援→価値還元

「お金を使うこと」について、1日に1度は深く考え込んでしまう。前提として、私は生来すこぶるケチな性質だ。カフェでは10円でも安いドリンクを頼もうとしてしまうし(どうせ、喉を潤すという目的はどのドリンクでも果たされるから)、食材にだってこだわりはないし、服や鞄や化粧品といった類にもそこまで興味はない。

私がお金をなるべく注ぎ込みたいと考えているジャンルは3つある。

・本
・経験
・時間

持って

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あなたのためを思って

あなたのためを思って

北海道の冬と関東の冬と、短期間に両方を経験してみると、やはり私は北海道の冬がもっとも暖かくて過ごしやすいと酔狂なことを思ってしまう。北海道に建っている家や建造物は強固で、すきま風なんて入らないような造りになっていて、だから、関東で過ごすそれよりも何倍も心地よく感じられてしまうのだ。

鎌倉への一時滞在から、数日間だけ札幌に戻ってきていて、そして、また今日戻ります。

鎌倉での生活はたのしくて、だか

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背表紙をみせて

背表紙をみせて

日ごろ、電車に乗ったときに必ずやってしまう癖がある。それは、どれくらいの人がスマホを見ていて、どれくらいの人が寝ていて、どれくらいの人がイヤフォンで音楽を聴いていて、どれくらいの人が本を読んでいるか。

本を読んでいる人を見つけると、嬉しくなってしまう。勝手に仲間を発見した気になって、その人が手にしているのが文庫本でも新書でも単行本でも、どんな作品を読んでいるのかとたんに気になってしまって、落ち着

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場違いだっていいじゃないか

場違いだっていいじゃないか

南海キャンディーズ・山ちゃんの書いた「天才はあきらめた」を読んだ。

もしも、読むのを悩んでいる人がいたとしたら、私なりに「こういう人は読んだほうがいい」という基準を挙げておくので参考にしてください。

・自分には才能がないと思っている人
・やればできると思っている人
・今はその時じゃないだけで、環境さえ整えば結果は出せると思っている人

私はこんなにも、「持って生まれた才能で勝負できていない人」

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「朝」をクリエイトする

「朝」をクリエイトする

「朝渋」というコミュニティにいつ入ったのか、正確な時期を覚えていないのですが、2018年の夏頃だったと思います。

現在は会員約200名。渋谷を中心に、毎日何かしらの朝活イベントが開催されています。BOOK LAB TOKYOさんで行われる著者イベント、各種部活動、メンバーで集まるモーニング会。

私は普段、札幌を拠点に活動しているので、「渋谷にはなかなか行けないし、入っても意味がないかも……」と

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いつどんな時も足元を見ろ

いつどんな時も足元を見ろ

麻薬容疑で誰かが捕まったり、熱愛だの不倫だの喫煙だの飲酒だので報道されたり、そんなニュースを見るたびにひそかに思い続けていることは、「自分の足元を見ることを忘れないようにしよう」ということです。

こぞって特定の1人を批判したり、匿名であることをいいことに言いたい放題やっている人たちを見ては、反面教師の材料だと思うことにしています。あなたたちも、清廉潔白ではないはずだ、報道されてもおかしくなことを

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非効率の中の価値

非効率の中の価値

度々、「オフラインでの交流」と「オンラインでの交流」について考える。私はインターネット環境とパソコンさえあればどこにいても仕事ができるフリーランスのライターなので、余計に、クライアントさんとは「オンラインでの交流」が主になってくる。

ひとところに居るのがとにかく飽きる性分なので、札幌を拠点に、定期的に国内を回っているのですが(夏あたりに香川に行きたいなあ、うどんを食べに)、都内近くに社を構えるク

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「とにかく」書いてみること、の意味

「とにかく」書いてみること、の意味

つい先日書いたこちらのnoteが公式さんのおすすめに拾われて、私史上もっとも多くの人に読んでもらうことができました。

文字数もそこまで多くはなくて、言ってしまえば、マクドナルドの片隅で思ったことをそのまま書き出したような、構成も何もあったもんじゃないnoteです。でも、私はこのnoteを書くまでに何十以上のnoteを書いてきました。

初めてふと書いたnoteが、突然バズることもある。けれど、数

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何が悪で何が善なのか

何が悪で何が善なのか

断食明けのせいか、食事関連のnoteが比較的多くなっていて申し訳ありません。本日も食事関連のnoteです。

というのも、今日、長らく制限されていた炭水化物・小麦を食べまして。何を食べたかってパスタを食べたんです。吉祥寺におすすめのパスタ屋さんがあると情報をいただいて、いそいそと行ってきました。

もう、食べ物を食べて感動して泣きそうになるってこういうことなのか……と感慨深くなるレベルで心から感動

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食を共有すること

食を共有すること

ハーゲンダッツアイスクリームを複数個贅沢に食べる夢をみました。断食回復期2日目の朝、もはや何を食べるかしか頭に浮かばない状態です。糖質依存者としては、アイス・ケーキ・ワッフルあたりは確実に解禁するとして、焼き肉・ラーメン・パスタなど王道も外せないところですね。

約3日間、まったく食べ物を口にしないという経験をしてみて、にわかに自身が持てました。まだまだ「甘いものなんて……あってもなくてもどっちで

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