『MUPカレッジで学ぶSEO対策』 Vol.3 「内部SEO・外部SEO対策」
みなさんこんにちは!
SEO対策編、第3弾になります。
今回は、前回に引き続き、サイトの中身をどう対策していくべきか、それについて見ていきたいと思います。
今回もお付き合いよろしくお願いします。
それでは行ってみましょう!
1. 内部SEOとは?
SEOとは検索ランキングで上位に表示されるための対策だとお話ししてきました。
その検索ランキングを決める仕組みがあります。
それが、内部SEOと外部SEOになります。
この内部SEOは検索ランキングに大きな影響を与えるため、しっかりと対策していくことが重要となっていきます。
今現在メディアを発信しているユーザーやこれから発信していこうとしているユーザーの方は、この仕組みを理解して取り組んでいきましょう。
内部SEOを解説するにあたって、2つの項目があります。
①ユーザビリティの施策
②クローラビリティの施策
まず、ユーザビリティは簡単にいうとユーザーの使いやすさになります。
次に、クローラビリティはGoogleの認識のしやすさになります。
どうゆう意味かよくわかりませんね。
詳しく見ていきましょう。
2. ユーザビリティ
ユーザビリティには3つの項目があります。
・サイトスピード
・ディレクトリ構造
・内部リンク
〈サイトスピード〉
これは、そのページが表示されるのに5秒以上かかるとユーザーの30%は離脱する、という統計があります。
まずは、離脱されないようサイトスピードに注目してみましょう。
〈ディレクトリ構造〉
これは、Webページのカテゴリー構造がとても重要になるということです。
自身が公開しているWebページ全てにアクセスするのに3クリック以内にアクセスできる構造にすることが理想とされています。
ユーザーが探し求めている情報が、ストレスなくそこに辿り着ける構造が大切だということですね。
〈内部リンク〉
これは、関連記事への誘導のリンクになります。
これはよく見かけると思いますが、これもユーザーにとっては求めている情報をより詳しく提供するために行うことなので、ユーザビリティは高いということになります。
3. クローラビリティ
クローラビリティはまず、Googoleの検索ランキングの仕組みを解説していかなければなりません。
自分のWebサイトがどうやって検索ランキングに反映されるか。
これは、GoogleにはクローラというWebロボットがいます。
このクローラが世界のWebページにおとずれ、情報を読み込み、それを検索ページに反映させています。
このように、まずはGoogle自体に自分のページを認識してもらわないといけないということですね。
それを踏まえて、以下のような項目があります。
・サイトマップ
・適切なタグの設置
・モバイルフレンドリー
〈サイトマップ〉
これは、スーパーで例えるならフロアマップということです。
このサイトにはどのような情報があるか、そのカテゴリーの中でどのようなページが発信されているかをGoogleに伝えるものになります。
このサイトマップを用いて、クローラは訪れるので内部SEO対策としては重要になっています。
さらに詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみてください。
〈適切なタグ設置〉
クローラはそのサイトの文面を読み込んでいるわけではなく、そのサイトのソースコードを読み込んでいます。
そのソースコード内にあるタグが正しい設置をされていないと、クローラの認識を阻害してしまいます。
〈モバイルフレンドリー〉
最近では、検索方法のデバイスはスマホが7割とされています。
そうした背景もあり、Webサイトがしっかりスマホに対応しているかも、クローラビリティでとても重要になっています。
以上が代表的な内部SEOですが、これはあくまで一部の対策となり、さらに多くの施策があるので是非、どうゆう施策があるかチェックしてみてください。
4 . 外部SEOとは?
次に、外部SEOです。
これは、被リンク(サイトパワー)というものが重要になってきます。
被リンクとは、外部サイトから自サイトに向けられたリンクのことを意味します。
誰かが自身のサイトに私たちのサイトのリンクを貼ってくれることですね。
この被リンクが多いサイトというのは、他のサイトに多くリンクが貼られていることになります。
すなわち、被リンクが多ければ、より情報の信頼性が高いことを意味します。
Googleはこの被リンクによる情報の信頼性を用いて、判断しています。
よって、自身のサイトがいかに被リンクされるかを考えていきましょう。
5 . 被リンクの対策
被リンクで重要になってくるのが〈被リンク数〉と〈被リンクの質〉です。
被リンク数は文字通り、被リンクの数が重要になってくるというものです。
では被リンクの質について見ていきましょう。
被リンクの質とは以下のようなものになります。
・情報の類似性
・被リンクしてくれたサイトのパワー
情報の類似性とは、自分のサイトの情報が関連している情報のサイトにリンクを貼られているかです。
自分のサイトとは全く関連のないサイトにリンクが貼られても効果的ではないということになります。
次に、被リンクしてくれたサイトのパワーとは、単純に権威性、信頼性の高いサイトにリンクを貼られたほうが効果は大きいということになります。
ただし、意図的な被リンク獲得施策はペナルティとなるので注意が必要です。
6 . アルゴリズムの変動
さて、ここまで被リンクが重要というお話をしてきましたが、この外部SEOというのは、検索ランキングに影響されるものの中では2割程度の影響とされています。
しかし、これがある例外により大きく影響します。
それがアルゴリズムの変動によって、もたらされます。
2018年に検索ランキングにおける大規模なアルゴリズムの変動が起こりました。
これには、「YMYL(Your Money, Your Life)」領域のサイトに権威性をもたらす、というものでした。
すなわち、「医療」「金融」「不動産」などの情報を持ったコンテンツは例外としてこの被リンクによる権威性で検索ランキングに影響されるというものになります。
これにより、上記のような情報のコンテンツでは被リンクに大きな効果があるという例外でした。
7 . 良質な被リンクを獲得するには?
ここまで被リンクについて見てきましたが、では、どうしたら良質な被リンクを獲得できるのでしょうか?
これは前回で解説したところに戻りますが、結局のところ、どれだけ良質なコンテンツを制作できるか、です。
そもそも私たちが発信するコンテンツは、ユーザーの悩みを解決して、ユーザーの願望を叶えるという目的があります。
まずはそのために、良質なコンテンツを作り、ユーザーに求められるもの作れば、自ずと被リンクは獲得できます。
8. まとめ
今回はとても長くなりましたが、それだけ内部SEO・外部SEOは奥が深く、とても影響力があるということになります。
結果的に重要になるのは、いかに良質なコンテンツを制作できるか、そこから内部SEOや外部SEOの効果といったところまで見ていくことで、検索ランキングの上位獲得を達成できるというお話でした。
今回はなかなか難しいお話しでしたが、次回最後の章になりますので、最後までお付き合いいただけたら幸いでございます。
それでは、ご覧いただきありがとうございました🐰
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