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北本市子ども子育て会議報告と、うさぎっ子クラブの活動のシンクロ状況

こんにちは、理事長の青柳です
夏休みももうすぐ終わりですね。北本市は近隣市町村よりも夏休みが長いようです、というか近隣は短くなってきているようです。
そう考えると、夏休みってなんであるんでしょうね?暑いから休みにするのだとしたら、まだ暑いので夏休みを切り上げるのは早すぎるのではないかと思ってしまいます。

8/22 に今年度の第一回会議がありました

昨年度から、北本市子ども子育て会議の委員に選出されました。参加初年度から副会長に立候補しまして、今年も副会長をつとめております。

というわけで、今年度初の会議内容を、ざっと報告します。情報は多岐に渡りますので、うさぎっ子クラブに関係する部分だけお伝えします。

テーマは第三期北本市子ども・子育て支援事業計画について

ニーズ調査から、学童の必要性が増加していることが判明

学童を利用されている方、または運営している我々からすれば、肌感で感じていたことではあります。しかし、調査をしてあらためて「やっぱり増加してるよね」という結果が出たのは良かったと思います。

つまり、行政によるきちんとした調査が行われ、その結果学童が市民にとって大事であるということが判明したということは、「行政として学童に力を入れるべきということである」というのが明確になったということではないでしょうか。

「多様な居場所の確保」の施策が追加

こども家庭庁のこども大綱に、「学校の再生」や「多様な居場所の確保」という文言が出てきます。つまり、多様な時代には画一的な教育では難しくなってきているということだと思います。

このあたり、現場の肌感としては何年も前から感じてきたことが、ようやく中央に情報が集約された上で検討され、また自治体に降りてきたなという感じです。

うさぎっ子クラブでもその辺りの検討は進めており、今年の4月から正式に北本団地(うさぎっこはうす)にて、Arc という子どもの居場所事業をスタートさせました。

先日、赤い羽根基金から補助金をいただけることになりましたが、基本的には運営資金は持ち出しとなっています。理事長としては、このあたり行政と連携した体制で居場所づくりができれば・・・と思っています。

「こどもの貧困対策の推進」の施策が追加

経済の低迷、物価高の世の中ですので、こういった対策は必要となると思います。うさぎっ子クラブでも、はやくから「こども食堂」事業をスタートしていました。北本団地の「うさぎっこはうす」ができてからは、月2回定期的に子ども食堂を開催しています。

子ども食堂の目的は、単純に「ごはんが食べられない」という方への直接的な支援もあります。しかし、それに加えて前述の「多様な居場所づくり」にも大いに貢献できていると感じます。

というのも、困っている方に「相談窓口つくりましたから相談どうぞ」といっても、なかなか相談しに来てくれるものではないと思います。結局、相談するには両者の人間関係が大事です。よくわからない人に相談などしたくないというのは当然だと思います。

何度となく子ども食堂に来て、お互いをよく知るようになって、「実は・・・」と、さまざまな相談されるケースは何例もあります。子ども食堂はこういった「深刻な事態になる前の相談窓口」としても機能しています。

地域の子育てをトータルサポートする

うさぎっ子クラブは学童保育の指定管理業者ですが、決められた開室時間だけ学童保育(つまり子どもを預かる)をやっていればよいとは思っていません。学童保育を中心として、地域の子育てをトータルサポートする。うさぎっ子クラブはこういう組織でありたいと思っています。

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