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自治体DXに向けたセミナーを開催しました!|イベント情報vol.6

2023年2月28日に開催されたオンラインセミナー「書かない窓口」からひも解く自治体DXと地方創生では、全国から多くの自治体関係者が参加されました。

このセミナーで、「書かない窓口」で全国的に注目を浴びている北見市から、導入したシステムやリリースまでのプロセスについてご紹介いただきました。

また、開業から1年を迎えたKITAMI BASEの開設までの苦労、施設運営を1年間行ってきた今だから言えること、自治体と共に描く未来像などもお伝えしました。

第一部|「書かない窓口」どう行った?について

左から北見市役所の吉田氏と(株)アイエンターの平田氏

第1部では、「書かない窓口」で全国的に有名になった北見市より、「書かない窓口」の担当を務める北見市役所窓口課の「吉田和宏氏」と、株式会社アイエンター(兼KITAMI BASEの運用責任者)で日頃から自治体業務の自動化を行う「平田洸介氏」による対談が行われました。

この対談では、北見市が「書かない窓口」を進めるにあたった経緯から、システム導入に至るまでの準備、当時の苦労話など、このセミナーでしか聞けない貴重な話が聞けました。

デジタル(PC)とアナログ(紙芝居)のハイブリット形式対談で盛り上げました

特に、吉田氏と平田氏からは自治体DXを成功させるためのポイントも語られました。

対談の最後には、参加者からのオンラインの質問も多数いただき、それらの質問にも丁寧に回答いただきました。

自治体DXに興味のある参加者にとって、非常に有益な内容になったと思います。

第二部|KITAMI BASEの開設とこれからについて

第2部では、KITAMI BASE運営メンバーである西村貴子氏より、KITAMI BASEの開所からこれまでの1年間での取り組み、また今後について話されました。

西村氏からは、コワーキングの利活用に必要なポイントとして、以下の2点についてお話いただきました。

①「作って終わり」ではない自治体の協力
▶︎施設の利用促進やイベント集客などに市の補助金を活用させていただいたこと、企業や自治体など視察受け入れ先の紹介をしていただいたこと。

②テクノロジーと「人」の両立
▶︎KITAMI BASEをより利用してもらうために、施設と利用者を繋げる「コンシェルジュ」が重要であること。

上記の内容は、これまでKITAMI BASEを運営してきた中だからこそ感じる部分であったかと思います。

第三部|自治体とのDXの可能性について

第3部では、株式会社アイエンターの八鍬竹康氏より、自治体DXを推進するイベントプラットフォームの活用事例について。

八鍬(やくわ)氏からは、株式会社アイエンターの自社ブランドである、オンラインイベントの開催・運営・管理をするための機能を兼ね備えたプラットフォーム「Eveplat」をご紹介いただきました。

コロナ渦により、リアルとオンラインのハイブリッドでの情報提供が必要な現在、北見市だけでなく現地企業の取り組みや情報を発信するためのイベントプラットフォーム活用事例についてお話いただきました。

まとめ

このセミナーでは、北見市が「書かない窓口」で自治体DXとして全国的に注目を浴びるなか、導入に至った経緯や自治体DX推進にあたってのポイントを中心に、北見を取り巻く様々なソリューションについて学びを得ることができる貴重な機会となりました。

今後も、地域の発展に向けた自治体や企業の取り組みに注目が集まることでしょう。


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