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ベンチャー社長の価値観が全然社員に伝わってないことについて

ご覧いただきありがとうございます。社外CFOでベンチャー支援しています。
【会社のミッションやルールの浸透】
 ベンチャー企業が組織を拡大する中で、どんな人に入社して欲しいか、そして、入社後はどんな価値観で動いてほしいか、をMVV(ミッション・ヴィジョン・バリュー)やクレドとして表明しているかと思います。
 いかがでしょうか、これらが十分に社員全員に伝わっているでしょうか?側近の役員ですら不十分だったりしないでしょうか?
 
【誰もメタ意識は持ててない】
 側近役員含め、みなさん日々、目の前の業務に真剣に取り組まれ、責任を果たしていると思います。ベンチャーなので不測の業務に日々追われていることでしょう。
 経営者本にさえも同じではないですか??経営者本来の業務に没頭できる時間は少なく、目先の判断に追われているように思います。

【毎日声に出し反芻するしかない】
①何のために、誰のために、この事業に取り組んでいるのか?
②この先、どんな風に会社を成長させるのか?
 経営者が中心となり、事業計画を定めたら、あとは愚直に目標を追い続けることが必要となりますが、
全社員が日々の小さな判断の中に①②を意識できるよう、できれば毎日・難しければ週に1回、全社員で声に出して会社の目的や目標について反芻する時間を取りたいですね。
 何より、経営者自身がしっかりと目標や存在意義を考えるためにも必要ですし、社員は勤務時間のみ会社のことを考えるわけですから、始業時にまずインプットすることでしか意識に定着させられない、と理解すれば、そのような時間を作ることは無駄ではなく、むしろ事業目的達成の近道であると理解できるのではないでしょうか。

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