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なぜ、東京藝大がスゴイのか?今日知った事とその解釈について

30人に1人しか合格しない…競争倍率日本一「東京藝大 油絵科」の信じられないほどシンプルな入試問題 偏差値的な属性と「合否」はまったく関係がない #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/83206

「最大限の賞賛をしたい!」
そもそも、表現分野の根底には「重層的なその個々人の背景」と「表現という行為そのもの」への態度の根幹を「形成してきたか?」という自立・自律思考的な発想が前提になるのだから、なるほど。いいな。と考えるんだ。

一般の東大一直線のお受験では、その逆のプロセスが一般的だし、僕の時代でも、大学ごとに「赤本」(大学別傾向と対策を提示する書籍)がなければ、太刀打ちできないのが普通だった。

逆に云えば、赤本的な事をやっていれば「ほかのあらゆる体験を捨てて」しまえば、多分思う大学には入れるだろう。そもそも大学って何するところ?という根本的な問いを含んでいるのは間違いなさそうだ。

面上に縦のラインで構成されるこの社会を、立体化させるにはこういった分野が重要なのだろうと思う。特にこの30年くらいは自分のビジネスタスクをすればよいという風潮が見え隠れするので、新しいビジネスが発生しにくいし、組織内ではほぼ不可能に近いだろう。

【引用】※重要な部分
むしろ現役合格者は生きづらい?

この点については、笑えるような笑えないような話もあります。

実は現役合格者にとっての1年生の時期は、とても生きづらい場であるそうです。

現役合格をされた卒業生の坂本博史さんによると、入学するや否や、先輩はおろか同級生にさえも子供扱いをされたとのこと。

いじめとは言わないまでも、「浪人生活という苦渋を舐めず、苦労を知らずに入学しやがった青二才が」と言わんばかりの冷たい視線を浴びたそうです。
【引用終わり】

一般的な高校生からスライドで入ってくる専門学校と真逆の環境という事なのかもしれない。※僕の場合はその通りで39歳で専門学校に入ったがために、陰に陽に学びを邪魔されたものだ。特にスタジオ演習ね。今でもスタジオという天井がある空間で撮影はしたくないね。大人しすぎたんだろうかな?
まあ、自分で選んだ学校だから仕方ないんだけれど(笑)、つまり選択ミスだったんだよ

定年を迎えて、学びなおしをしたい方には「最低限四年制大学、つまり高等教育」をおススメします。率直に言えば高校卒で受験しないで入ってくる専門学校に、経験豊かな大人がいきなり時空を超えて入ってしまうと、色々と学びに対しての邪魔が多くって話になりませんよー。