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【本の感想】鋼の自己肯定感

2ヶ月¥99のキャンペーンにそそのかされて勇んでAudibleに復活した。

「さぁ何から聴こうか、そうや!ウィッシュリストにいろいろ入れてたぞ」
と思い出し、自分のライブラリーを開いてみた。

以前会員だった時に、その時点では「聴き放題対象」ではない作品だが、将来的に「聴き放題」になるかも知れないと思って有料の作品を何点かリストに入れていたのだ。

読んでみたいけどAudibleでも有料、中古本もそんなに安くない、kindleやaudiobookでも無料ではない。そんな作品をあれやこれや詰め込んでいた。

結果は・・・残念、全て有料だったのでガックリきたのだが、そこは仕方ないよなぁ、無料で何でもかんでも公開していては商売にならない。
¥99で2ヶ月引っ張っている間にせいぜい有料作品を買ってもらわなければと私なら考えるからな。

気を取り直して新たな作品を探してみることにした。

で、なんとなく魅かれるタイトルのモノを次々にライブラリーに放り込んで・・・

最初に聴いたのは、
「今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く」

ん~ なんかすごく共鳴する部分もあるんだけど、ちょっと難解かなぁ。
今日のところはサラッと聞き流しておいて、また改めてじっくり聴くことにしよう。
そう思って聞き直すことはあまりなかったりするんだけどね。

さぁお次は、
「鋼の自己肯定感」 『365日24時間自己肯定感が高いままになる!』

おぉっこれだ!
最近よく聞く「自己肯定感」

自分の「自己肯定感」ってどうなんだろう?低いんじゃないんだろうか。
「自己肯定感」を高くしておく必要があるんじゃないかと思っていたところなので丁度よかった。

本によると99%の人が「自己肯定感」のことを勘違いしているというのだ。
それは、自己有用感や自己効力感とすべてごっちゃにしているらしい。
読み(聴き)進めると確かにそうかも知れない。

そして「自己肯定感」が低いままで「自己有用感」や「自己効力感」だけを上げてしまうことは著者曰く「行きつく先は地獄」らしい。

そこらへんをよく理解して、自分で今決めるだけで
「自己肯定感はたった今すぐ手に入れることができ、そして2度と下がることはない」

つまり「鋼の自己肯定感」なのだ。


私は、「自己肯定感」が低いんじゃないかと思っていたのだが、
実はそうでもないことがわかり、読み(聴き)進めているうちに

「鋼の自己肯定感」を手に入れた。

本書には「自己肯定感」を手に入れるためのプランや、それを育てるためのいくつかのワークなど興味深い内容が詰まっている。
「自己肯定感」について悩んでいる人や疑問のある人にはお勧めである。

ただ前半部分を読んだだけで、「鋼の自己肯定感」を手に入れてしまった私には、あまり必要ではなくなったのだが。

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