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歳を重ねて考えたⅣ

 ひとつ歳を重ねて、少しだけ振り返ってみると「良くやってきたな」というのと「まだまだだな」というのと「どうにかしよう」という3つの思いが混じりあっている。
 一度心を落ち着けて考えてみたいと思う。

本を読む

 本を読むことよりも聞くことの方が多くなった。オーディオブックだ。
 年間契約で聴き放題の本が山ほどある。
目についたタイトルをどんどんライブラリーに追加していったら「何年かけて聞くつもりだ」というほど貯まってしまった。
 順番にダウンロードして、本の内容にもよるが可能な限りのハイスピードで聞く。
 いいなと思ったものは再生スピードを変えて何回も聞いたり中古本を探したりする。

 これはと思う本を深く読み込んだ方が良いのだろうがなかなかそこまでの気力が持たなくて、つい新たなタイトルに引かれてしまうのだ。
 少し読んで自分には合わないと思ったら読むのをやめて次の本にすれば良いという意見もあるが、はじめは合わないと思っていても読み進めていくうちに「これは素晴らしい!」となることが良くあるのだ。

 だから少し読みかじったくらいではうかつにやめられないという貧乏根性のようなものがその本を手放させてくれないのだ。
 そんなだから何冊もの本を同時進行で読むことも多い。
 そして、さらっと聞いて次へ行こうと思った本が以外と良くってまた紙の本を買うはめになってしまう。

 これはまるで本のアリ地獄だ。

 冊数としてはかなりの数になっているかもしれないがきちんと消化できているかは甚だ怪しい。
 これからはじっくり腰を据えて一冊の本に取り組むような読み方も合わせてしていくようにしよう。

 しかしこの方法を使った読書という娯楽は他の娯楽よりも費用的にはだいぶ抑えられるのでとてもありがたい。

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