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【読書】「起業1年目の教科書」ビジネスの本質を知る

特に今起業しようと思っているわけではありません。
将来的に起業したいかと言われても、今のところそういう気持ちもあまりないです。

なんだけど、今私が所属している会社はいわゆるベンチャー企業(スタートアップ企業?)と言われるような企業で、社長を除けば私が所属している事業部には私一人しかいません。

会社に属しているので、それだけで給料は毎月支払われるわけですが、自分の給料を上げるためには、売り上げ額を上げる必要があって、そのためには既存のサービスの品質を上げたり、新しいサービスを考えたりする必要があります。
他にも集客のためのマーケティングについて考えたり、お金の管理についても考えたりする必要があります。

そうやって考えると、私は会社員ではあるけれど、自分が起業したかのようなマインドが重要になってくるのではないかと考え始めました。
そんな時に読んだのが「起業1年目の教科書」シリーズです。

現在は「起業1年目の教科書」「起業1年目のお金の教科書」「起業1年目の集客の教科書」の3冊が出版されています。

どれもためになる内容ばかりで、どの本から読んでも面白いです。

起業と聞くとなんとなくハードルの高いことの様に感じる人は多いことでしょう。私自身、起業と聞くと自分なんかにはできそうもないと思ってしまいます。

ですが、起業1年目の教科書を読んでみると、実際のところ起業して成功するかどうかは「行動することができるかどうか」なのかもしれないと思わされました。
もちろん行動しただけで誰でも成功するわけではないし、本書のシリーズを読んだからと言って成功するわけでもないかと思います。
しかし、起業は特別な人しかできない、という思い込みを外して、行動力さえあれば始めることができるのだと感じました。

これらの本はタイトルから分かる通り、起業を目指す人や、起業を始めたばかりの人を対象に書かれた本ですが、会社員として働いているビジネスパーソンにも学ぶことが多い本でもあります。

会社員というのは、言い方が悪いかもしれませんが、仕事で成果を出さなくても毎月給料をもらうことができます。
しかし、自分で起業した場合、自分が作った商品やサービスの価値をお客様に提供できなければお金をもらうことはできません。
そのためには営業やマーケティングやサービスの内容など、あらゆることを考えなければいけないわけですが、「顧客を発掘し、顧客に価値を届ける」というビジネスの本質は起業した人も会社員の人も変わらないはずです。

そういう意味では、会社員であっても、起業家が持つべき集約やお金のマインドを学ぶことには大きな意味があります。

最近は副業を推奨する企業も増えていますし、規模の大きな会社であれば、社内起業ができる会社も増えてきました。

起業を目指す人も、そうでない人も、ビジネスの本質と起業家のマインドを身に付けるための最初の1冊として。


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