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新人エンジニアに読んでほしいおすすめ書籍

プログラミングを学び始める、あるいは学んでいる最中の新人エンジニアに向けたおすすめ書籍の紹介です。 基礎からのプログラミングリテラシーコンピュータやプログラミングに関する基本用語の解説がメインの本で、IT技術に関する知識に乏しい人や、プログラミングの初心者が専門的な技術書を読む前にまず読んでおきたい1冊です。 各テーマごとに推薦図書が紹介されていたり、技術書の選び方も載っているので、様々な技術を学ぶための足掛かりとなるはずです。 コンピュータ、どうやってつくったんですか?

    • ITエンジニアとビジネスの距離

      ITエンジニアの仕事(ソフトウェア開発)とビジネスは距離が遠いなと思う。 いつだったか、チームXという本を読んだ。 内容は著者が経営する企業の再生物語で、実話ベースとなっている。 目標設定を試行錯誤しながらチームメンバーの行動・働き方を変化させ、最終的には売上を向上させて業績を回復させたという話だった。 業種としては主にWeb広告(マーケティング)の話だったのだが、Web広告の業種は比較的簡単に目標と売上を結びつけられること気づいたのが私の中で1つの学び。 マーケティング

      • 「スケジュールが前倒し」は良いことではない

        現在、Webアプリ開発の受託案件で開発者として作業をしている。 現在は設計が完了して実装のフェーズなのだが、かなり前倒しで作業が進んでいる。むしろ、進みすぎている。 一見問題なさそうに感じるが、開発の進め方がウォーターフォール型の進め方ということもあり、まだ顧客・ユーザーには一度も触ってもらっていない。 もちろん、要件定義や設計の段階で顧客と打ち合わせをして、要件をある程度固めたうえで実装の作業をしているので、大枠の認識はずれていない(と思いたい)。 とはいえ、実際に使ってみ

        • 新人研修講師を辞めた

          これまで7年ほど、4月からは6月までの3ヶ月間はIT企業向けの新人研修の講師として働いてきた。今年の7月に転職し、そのタイミングで講師業から身を引くことにした。 実は転職先の企業でも教育の部署があり、新人研修を実施している(というか、私が講師をしていた研修事業の大元を担っている会社だったりする)。転職する際に、講師はやりたかったらやってもいいし、やりたくなかったらやらなくてもいいと言われた。私は開発の部署に所属して開発業務に専念することにし、新人研修講師はやらないことにした

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          これからの時代のテクノロジーについて

          最近テクノロジーに関するいくつかの本を読んで、テクノロジーの在り方についていろいろと考えるようになった。読んできた本を紹介するとともに、内容を振り返って1つの記事としてまとめようと思います。 コンヴィヴィアル・テクノロジー最近読んだ本で特に印象に残っているのが「コンヴィヴィアル・テクノロジー」という本。 「コンヴィヴィアル」という言葉は聞き慣れない人が多いでしょう。 元々はラテン語の「convivere」に由来しているそうで、「con」が「共に」、「vivere」が「生き

          これからの時代のテクノロジーについて

          【2024】新入社員研修の振り返り

          かなり期間が空いてしまって久しぶりの投稿です。 今年も4月~6月までの3ヵ月はIT企業向けの新入社員研修の講師をしていました。今年の研修の様子や学びを備忘録もかねて振り返っていきます。 人生初コロナここ3年くらい、私の1年間の働き方はだいたい以下のようになっている。 ・7月~2月:エンジニアとして開発 ・3月:研修の準備期間 + 内定者向け研修 ・4月~6月:新入社員研修の講師 今年も同じように3月から研修の準備期間に入ったのだが、そのタイミングで人生初のコロナに感染し、

          【2024】新入社員研修の振り返り

          ソフトウェア開発のマネジメント

          マネジメントに対する認識昔からマネジメントに対して強い苦手意識がありました。 しかし、最近マネジメントに対して以前よりも抵抗が少なくなり、マネジメントをもっと学びたいと思うようになりました。 そこで、自分なりにマネジメントについて整理してまとめてみます。 (主にソフトウェア開発の業界におけるマネジメントになります。) マネジメントが苦手と感じる理由管理が苦手 マネジメントは直訳すると「管理」と訳されることが多い。また、日本では「管理職」と呼ばれる役職があり、管理職の人がマ

          ソフトウェア開発のマネジメント

          アジャイル開発入門以前

          今現在、派遣の立場で本格的なアジャイル開発の案件に携わって、比較的ストレスも少なく、自身の成長にもつながり楽しく開発を進めることができている。 一方、私が所属している自社の開発案件ではアジャイルとはほど遠い開発の進め方をしていて、控えめに見ても炎上していることが多く、同じオフィスで働きながら開発の進め方に対する考え方に大きなギャップを感じる。 自社の案件がもっとスムーズに進むようになれば良いなと思い、私が持っているアジャイル開発に関する知見を社内に広めようと勉強会を開くなどの

          アジャイル開発入門以前

          ソフトウェア開発と残業

          残業の多い業界私がまだ学生で就職活動をしていた頃、IT業界は残業が多い業界と言われることが多かった。企業説明会に行くと「3K」という言葉を聞くこともあった。3Kが何の略だったか思い出せなかったので調べてみたところ、どうやらいくつかのバリエーションがあるらしいのだが、メジャーどころで言うと「きつい」「厳しい」「帰れない」などの略らしい。 残業が多いとか、3Kという言葉は聞くものの、当時の私はそれをあまり信じていなかった。つまり、残業が多いというのはただの幻想だと思っていた。

          ソフトウェア開発と残業

          真面目に働いていたらいつの間にかチャラ男になっていた

          前回の記事を書きながらすっと考えていた。私はチャラ男なのかもしれない、と。 前回の記事はこちら。 前回の記事の中に入れ込もうかと思ったが、長くなりそうだったので別記事にすることにした。 仕事において色んな人から評価を得ようと頑張るのは、色んな異性からモテたくて自分磨きを頑張るのと似ている気がする。 モテたいと思うこと自体は悪いことではないし、原動力としてはむしろプラスに働くことの方が多いと思う。 ただ、努力が実って色んな人からモテたとして、複数の人と関係を持ってしまうと

          真面目に働いていたらいつの間にかチャラ男になっていた

          自由を求めて努力するほど不自由になる

          場所に縛られず好きなところに住んでリモートワークで働きたい。 時間に縛られず成果主義の環境で働きたい。 顧客や上司に対して変に媚びを売らずにお互いが本音で話せて信頼し合える関係の人とだけ働きたい。 要するに、できるだけストレスフリーでスキルを発揮できる環境で働きたい。 そのためにはきちんと成果を出して信頼してもらえるだけの専門スキルがいる。自分で時間管理、タスク管理をしながら仕事を進められるセルフマネジメント力もいる。そう思い、自分のスキルを伸ばすために自己投資を続けてきた

          自由を求めて努力するほど不自由になる

          情報処理技術者試験とアジャイル

          日本で最もメジャーなIT系の資格と言えば、IPAが主催している情報処理技術者試験だろうと思う。ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者などの試験がある。 私もその中からいくつかの資格を保持しているが、受験したのは新人の頃でもう10年以上前の話。 それから時がたち、今現在同じチームの後輩が基本情報技術者試験取得を目指して勉強している。 我々のチームは業務時間中に勉強会の時間を設けており、それぞれのメンバーが自分の時間でインプットした内容を勉強会でアウトプットして理解を深

          情報処理技術者試験とアジャイル

          出勤するって不健康だ

          今現在、自社に出社して開発の仕事している。一時はリモートワークで自宅から作業していたこともあるのですが、リモートワークしていた時に比べて不健康になっているように感じる。 一般にはリモートワークをしていると体を動かす時間が短くなって不健康になると思われがちだけど、私の場合は逆らしい。 運動時間の減少リモートワークをしていると家から出る機会が減り、意識しなければ歩く時間や動く時間が減る。けど、毎日のようにリモートワークをしていると定期的に運動しないとまずいという危機感が生まれる

          出勤するって不健康だ

          データはテキストで残そう

          今更ではあるけど、ようやくGitHub Copilotを使い始めた。業務では使用していないけれど、個人のPCに導入して個人での開発で使い始めた。 まだまだ使いこなしているとは言えないけれど、開発効率はかなり上がったように思う。 月額料金がかかるけれど、個人でも払う価値のあるツールではあると思う。 ChatGPTも有料課金をして日頃から使用しているけれど、開発者はそれとは別の角度から生産性を上げることができる。 私はVS CodeにGitHub Copilotをインストールし

          データはテキストで残そう

          ビジネスマナーって難しい

          新入社員研修の講師の仕事の中でビジネスマナーについて教える機会があるのですが、最近はビジネスマナーで何を教えるべきなのかが正直よくわからなくなっている。 一般的にビジネスマナーというと 名刺交換 電話対応 身だしなみ 言葉遣い 文書の書き方 などがあります。 だけど、一般的なマナーとされているルールが今でも必要なのかどうかは結構怪しいところ。 名刺交換 コロナ渦でリモートワークが普通になったとき、初対面の人とも平気でリモートでミーティングをしていた。コロナが

          ビジネスマナーって難しい

          仕事ができる人の特徴2

          以前書いた記事の続き。 以前の記事では、仕事ができる人は「人と時間に対する視野が広い」みたいなことを書きました。今回は、じゃあどうすれば広い視野を持てるようになるのか?について触れていこうと思います。 結論としては、視野の広さは自発的に行動した数や時間に比例していくる傾向があるように思う。 人生の中で誰もが様々な経験をしますが、その中では他人からやらされている行動もあれば、自分からやりたいと思って自発的に行動することもあるでしょう。その中で、自発的に行動した数、および時間

          仕事ができる人の特徴2