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AI 時代のサーバーレスフレームワーク Skeet に関する研究論文をソフトウェアの国際カンファレンス ENASE 2024 で発表

gm! エルソウルラボのkishi.solです。

エルソウルラボの Skeet 開発チーム(ジェームス ニーヴ、川崎 文武、岸 正太)による研究論文「Skeet: Towards a Lightweight Serverless Framework Supporting Modern AI-Driven App Development」につきまして、2024 年 4 月 28 日(日)、29 日(月)にフランス・Angers にて開催されるソフトウェアエンジニアリングに関する国際カンファレンス ENASE 2024 に採択され、現地会場にてジェームス博士が登壇いたします。


ENASE24-PP-65: Short Paper - Skeet: Towards a Lightweight Serverless Framework Supporting Modern AI-Driven App Development

James Neve


Google Scholar - James Neve: https://scholar.google.be/citations?user=-OrfMvMAAAAJ

  • 東京を拠点とする AI 研究者 & コンサルタント

  • ブリストル大学にて機械学習に関する博士号(PhD)取得

  • エルソウルラボには技術顧問及び研究論文執筆者として参画

また、ジェームス博士は同じく ENASE 2024 内のセッションチェアーに就任いたしました。


発表後、本論文は ENASE 2024 の学会誌に収録・出版を予定されており、Google Scholar や Scopus をはじめとした複数の主要学術文献検索サービスに登録(Index)されます。


ENASE 2024 について

ENASE(Evaluation of Novel Approaches to Software Engineering: 新しいソフトウェアエンジニアリングアプローチの評価)の使命は、ソフトウェアエンジニアリングに関する最新の研究成果や IT 業界の経験を議論し、公開することにより、プライムな国際フォーラムとなることです。この会議は、コンピューティングパラダイムが e サービス、クラウドコンピューティング、モバイル接続、ビジネスプロセス、社会参加へと現代的にシフトすることによるシステムとソフトウェア思考の進化を認識しています。

最新のソフトウェアエンジニアリングへのアプローチに関する研究を公開し、それらをシステムおよびソフトウェア品質基準に対して評価することにより、ENASE 会議はソフトウェアエンジニアリングの知識と研究を進展させ、サービス指向、ビジネスプロセス駆動、およびユビキタスモバイルコンピューティングを含め、強調します。ENASE は、大規模システムおよびソフトウェアの開発、統合、展開、提供、保守、および進化に関わる研究者および実践者による考慮のために、最も希望が持てるトレンドを特定し、新しい方向性を提案することを目指しています。

ENASE 2024:


Skeet - TypeScript サーバーレスフレームワーク


Skeet は、TypeScript を使用したオープンソースのサーバーレスアプリ開発ツールで、以下の特徴を備えています:

  • インフラ設計や管理の省略: インフラに関する準備や心配を減らし、開発者がアプリケーションのロジックに集中できる環境を提供。

  • 迅速なアプリケーション開発: 高速な開発サイクルを実現し、小規模チームでもサービス運用が可能。

  • 必要なものを必要な分だけ: API サーバーから Web、iOS、Android アプリまで、必要なものを必要な分だけ迅速に開発。

  • AI サポートの充実: 開発するアプリへの AI 統合はもちろん、Skeet のツール自体にも AI サポートが組み込まれており、フレームワークを覚えきる前からアプリ開発をスタートすることができます。

  • dApps、Web3 アプリ対応: ブロックチェーンを利用したアプリケーション開発にも対応し、モジュール式で拡張可能な現代的アプリケーションフレームワークとして設計されています。

詳しくは公式ドキュメントをご覧ください。また、公式 Discord コミュニティでは、Skeet 開発者が集まり、日々最新情報の公開や議論が行われています。ぜひご参加ください。

Skeet 公式ドキュメント:

Discord コミュニティ:


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