11月27日
先日、大学生と話す機会があって、将来の選択肢の参考にとあれこれ質問を受けた。わたしは就職先が決まらないまま大学を卒業してしまったくちだから、むしろ参考にされると困るのだけど、当時を振り返っていまだからわかることを正直に伝えた。
印象的だったのは、その大学生が就職先の選びかたで迷っているわけではなく、就活をするか、起業もしくはフリーランスで働くかを迷っていることだった。フリーランスはまだしも、起業が選択肢に入ってくるなんて、いまっぽいなぁと驚くばかり。デジタルネイティブ世代で、学生からそのまま起業し活躍している人を知っているから出てくる発想だけど、その倍、いや、その5倍ほどは表舞台に出るまえに散っていっているであろうことをわかっているだろうか。
最初から天職に就けたらラッキーだ。でも一発で正解を出さずともよい。何十年とかけて心地よい働きかたを探していけばいい。
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