デザイナーが選ぶ2021推薦図書 - マンガ編
昨年のはじめ、推し本紹介noteを書きました。
私の中では一番大きな反響いただき「うれしー!」ってなっていたので、今年版も書きたい気持ちがありました。
しかしながら、「読む期」を外れてしまったのか、以降ビジネス書あまり読めていない。(「積み」に磨きがかかるばかり)
とはいえ読書記録を見てみると
2019年:156冊
2020年:209冊
記録更新してたりして。
そんでもって、この記録を支えているのが169冊のマンガ。
(マンガだけで前年の記録超えてるのわらった)
2021も相変わらずで、83/91冊はマンガ。
何ならまた記録更新するんじゃね?って思っているくらい。
せっかくなので自分用の記録がてら、超個人的ヒットマンガをガシガシ紹介していこうと思います!
(広めのマンガまとめは深津さんに聞くのが一番良さそう。)
誰かの参考になれば嬉しいな!
SPY×FAMILY(6巻まで発売)
スパイ(父)、殺し屋(母)、超能力者(娘)の偽装家族コメディ。
テンポ良く読める上に6巻までしか出てないので、手が出しやすい。
超能力者(娘)のアーニャがかわいいかわいいよ〜!
広くおすすめしたい作品。
セツナフリック(1巻完結)
深津さんnoteを読んで購入。
「SFショートショート。星新一とか好きなら読め。」まさに!
マンガって続きが気になる〜!って楽しむのもいいけど、短編は濃厚で違った良さがあって楽しい。
あわせてオススメ
・ボッコちゃん(星新一)
・人工知能の見る夢は(新井 素子,宮内 悠介 他)
アルテ(14巻まで発売)
16世紀初頭・フィレンツェが舞台。ルネサンス発祥の地で、女性が画家として強くしなやかに生きようと奮闘する物語。
これも深津さんのツイートから1巻を試し読みして、すぐに全巻ポチったやつ。アニメは観れてないけど、アニメ化するのわかるポテンシャルです。
GANGSTA.(8巻まで発売)
タイトルの通りに、かっけぇギャングたちがドンパチしまくる話。
昔アニメを観た気がするな〜と思い、大人なので全巻ポチって一気読み。
アニメ化されていた部分はマンガ全編じゃなかったっぽい?のでストーリー追えて良かった。(まだ終わってないし)
「BLACK LAGOON」「ヨルムンガンド」とか好きな人はハマる気がする。
チェンソーマン(11巻まで発売)
悪魔と契約した超貧乏な少年がデビルハンターとして生きるダークヒーローアクション。
1巻試し読みした時は「???」となって続き買ってなかったけど、周囲がみんな読んで推してくるので、全巻ポチった。(アニメ化楽しみ〜)
ストーリーが進むほどに、「なーーーーー!???!?!」って叫ぶことになると思う。とりあえずみんな読んで一緒に絶望しようぜ。
ほしとんで(4巻まで発売)
本格「俳句」青春グラフィティ。
短歌ってよくわからんな〜って思ってたけど、おんなじ目線で進んでくれるから楽しい。キャラクターが豊かなのも好き。
「聖☆おにいさん」とか「ちはやふる」好きならハマりそう。
「ほんとしんで」に間違われすぎて悲しいらしいので、世間に正しく広まってほしい気持ちで推す。
サマータイムレンダ(12巻まで発売)
タイムリープ系SFサスペンス。
沖縄にいる大学の先輩のドッペルゲンガーみたいな人を東京で見つけて、連絡してみたら「今そんな話読んでるし怖いからやめて」と教えてもらったマンガ。
7月23日(誕生日)の話に加えて同じ名前の子が出てくるもんだから運命感じてしまって全巻読んだ。
失速することなく面白くておすすめ。
フルーツバスケット(全23巻)
少女と十二支の呪いを持つ人々の物語。
Amazon Primeでアニメ追っている途中、YouTubeでたまたま声優の杉田さんがフルバについて熱く語っている動画を観てしまって、思わず全巻ポチって一気読みしてしまった。
小学生の頃、友達に途中まで借りて読んでいたのもあって何となくストーリーは把握していたけど、結末は知らなかったので23巻ずんずん読み楽しめた。
泣くよね。
葬送のフリーレン(3巻まで発売)
英雄たちと旅をした魔法使いエルフが綴る、英雄たちの“真実”を紡ぐ後日譚ファンタジー。
深津さんがTwitterでおすすめされてたのでポチってみた。
長寿のエルフが主人公ってのが面白くて、なんだかノスタルジーな雰囲気も感じる。続きが楽しみな作品。
3巻までしか出てないので手が出しやすいのでおすすめ。
アザミの城の魔女(3巻まで発売)
魔女と曰く付き魔法使い見習いの少年の物語。
絵がキレイな上にマリーのファッションがかわいい。
「とんがり帽子のアトリエ」「違国日記」好きな人におすすめしたい感じ。
まだ3巻で手が出しやすいし、これからが楽しみ。
女の園の星(1巻まで発売)
ある女子校、2年4組担任・星先生が繰り広げるコメディ。
巷で話題だな?って思って購入してみたけど、たしかに良かった。
購入前『夢中さ、きみに。』もよく推されてるな〜と思いつつ、絵柄…どうだろ?って手を出してなかったけど、出して大丈夫だった。むしろさっさと出せばよかった。次巻が待ち遠しい。
正しい感想かわからないけど、淡々と笑えて楽しい。何度読んでも笑う。
カラオケ行こ!(全1巻)
合唱部部長の中学生とヤクザのカラオケほっこりコメディ。
「女の園の星」で味をしめて、同じ作者(和山やま さん)の作品をポチる。
合唱コンクール後にヤクザにカラオケ拉致されるところから始まる。冒頭からおかしい。最高。
ヤクザに絡まれる部長(中学生)も肝座ってて最高。
淡々と面白いのに、最後感動する展開でずるい。
夢中さ、きみに。(全1巻)
みんなが気になる不気味な二階堂くんが織り成すスクールコメディ。
大本命である。
絵柄にも慣れ、なんならハマってしまった民なので、満を辞しての購入。
淡々と面白い。何度読んでも面白い。魔力を感じる。
本当にその通り。夢中さ、きみに。
人馬(全6巻)
半人半馬の種族「人馬(じんば)」。戦国の世に生きる、人馬と人間の物語。
2020一番泣いた作品。
6巻で終わっちゃうの!????って思ったくらい。
絵も物語も良すぎてな。心の底から推せる作品。
みんな読んで号泣しようぜ。
最果てのパラディン(6巻まで発売)
3人の不死者に育てられた少年の王道ファンタジー。
原作の小説は未読。
「なんだまた転生ものか〜」ってパスするのはもったいない気がする。
チート転生で楽々世界を救うぜ!って訳でなく、少年の成長が丁寧に描かれているのが良い。続きが楽しみな作品。
怪物事変(13巻まで発売)
人間界で生活する怪物たちの物語。
ジャンプっぽいな〜!って感じで、テンポよく読み進められる作品。
絵もストーリーも読みやすくて、広く勧めやすい印象。
アニメもはじまってワクワク。
魔女と野獣(7巻まで発売)
魔女と棺桶を背負う男、獣の目をした少女のピカレスクファンタジー。
1巻の途中までは「ん〜?」って感じだったけど、棺桶の中身出てから「ん〜!」ってなって全巻買った。
7巻、気になるところで終わっているので次巻楽しみ。
呪術廻戦(0 - 15巻まで発売)
人間と呪いの王道バトルマンガ。
ぜひ0巻も読んでほしい。アニメも良い。
「HUNTER×HUNTER」「NARUTO」が引き合いに出されるけど、私は気にならなかった。(「HUNTER×HUNTER」だけ読んでる民)
とはいえ「鬼滅の次!」みたいに煽るのは違うじゃろって思ったぞ。
バトルマンガの面も面白いけど、「すぐそこに死がある」って感じの描写がシビれる。みんなで苦しもう。
パリピ孔明(4巻まで発売)
三国志でお馴染み、諸葛亮孔明が転生し渋谷を舞台に活躍する話。
Webで無料公開されていたのを読んで、面白かったので全巻ポチった。
転生ものだけど、孔明ってだけでなんかワクワクしちゃう。
タイトルからして楽しい。三国志を知っているとより楽しめるぞ。
さんかくま窓の外側は夜(9巻まで発売)
霊が見える青年、除霊師、呪いを操る女子高生が織り成す物語。
「違国日記」作者の作品ということでチェック。
最初はBLか?って思ったけど、話が進むにつれ引き込まれていった。
ホラー、ミステリー要素もありつつ、人間の気持ち悪さみたいなのも絡んでくるので好き嫌い分かれるかも。
違国日記と全然違う雰囲気を感じつつも、人間味の描写は安定で良い。
不滅のあなたへ(14巻まで発売)
主人公が自分を獲得していく物語。
全てがネタバレになりそうで何も書けないけど、読み進めるほどに色々考えちゃうし、何度も読み返しちゃう作品。
好き嫌い分かれるかもしれない。どんどんのめり込んじゃう系なきがする。
アニメも楽しみ。
九龍ジェネリックロマンス(4巻まで発売)
ノスタルジー・ディズトピア・ラブロマンス。
私は!チャイナドレスが!!好きだ!!!
台湾とかも好きなので、この世界観好き〜。
最初はただ恋愛ものか〜って読んでたけど、謎が紐解かれていくうちに「わ〜やられた〜〜〜」ってなる。楽しい。(んァ〜購入前から伏線張られとったんかァ〜〜〜〜〜〜〜〜ってなったよ。)
4巻出たばっかだけど、早く5巻読みたい。
怪獣8号(2巻まで発売)
怪獣を倒すことを夢みていたはずが、怪獣になってしまった男の話。
エッまだ2巻なんですか?????ってなるよ絶対。
読んでないなら今が読み時。読もう。
全然違うけど、少年マンガに手を出したキッカケだった「D-Grayman」とかを思い出す。バトルマンガのワクワク感かなぁ。絵のキレイさかなぁ。
継続推しマンガ
・聖☆おにいさん(18巻まで発売)
- もうすぐ19巻発売!楽しみ!
・ダンジョン飯(10巻まで発売)
- 最新巻も超良かった。動物たち最高。マルシル頑張ったねぇ。
・とんがり帽子のアトリエ(8巻まで発売)
- 毎回絵の美しさにため息出る。
・天地創造デザイン部(6巻まで発売)
- 祝アニメ化!毎回学びがあって楽しい〜!
・ゴールデンカムイ(24巻まで発売)
- 修学旅行でアイヌ資料館に行く前に時に読みたかった。私もチタタプしてヒンナしたい。
・宝石の国(11巻まで発売)
- リアルで「なーんちゃって」って言う時、いつもフォスを思い出してる。
・ブルーピリオド(9巻まで発売)
- 最近「あ〜!これブルーピリオドに出てた〜!」って進研ゼミもとい、ブルーピリオド体験によく陥る。
・違国日記(7巻まで発売)
- 毎度沁みる。私の解毒マンガ。
さいごに
めっちゃ長くなった〜。よく読んだなぁ。まじで。
ちゃんと振り返ると、2020 - 21で42タイトル読んで、内23タイトルを新規推し追加なので打率悪くない気がする。
読書記録で健康を振り返る遊びをたまにやるのですが、マンガの量が増える時は割と逃避やら心の穴を埋めたい傾向があるので、色々頑張ったんだろうなぁ。
2020は繁忙期と重なって、2021はその頑張りの反動って感じかな。
まぁ、マンガは薬なので良いのです。
良い時代に生まれてハッピー。
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