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【宇宙の法則②コレクション】

以前【幸せになると、どんどん叶う】という
旧ブログでご紹介していた
エイブラハムの対話の過去記事です。
これらは2011-2015年ころの動画を
私が訳したもので、直訳ではありません♡




相手を喜ばせたいならこれをする♡



エイブラハム:
もしかしたら、
あなたはいつも、
自分より他人を優先させ、
相手を喜ばせそうとしていませんか?
大切な人を喜ばせたい。
でも、目の前に意見の違う2人がいたら?

エスターは先日、
2人の幼い孫たちと過ごしていました。

どちらもエスターの気を引こうと
するけれど、年が違うものだから、
一緒に遊びたいわけじゃない。

片方を喜ばせようとすると
片方がむくれてしまう。

それで、エスターは思いました。

両方を喜ばせようとするのは無理。
それじゃあ、自分を喜ばせよう。
それで、
「私が一番したいことをするから、
一緒に遊びたかったらおいで!」
と2人に向かって言いました。
その答えしか、ないのです。

意見の違う目の前の2人を同時に
喜ばせようとしたら、
そうするしかない。
もっとも、
たとえ1人しか前にいなくて
相手の言うことを聞けたとしても、
相手の喜びは長続きしない。

(会場・笑)

相手を喜ばせようとしてるのに
相手の気持がコロリと変わり、
自分の努力が報われない。

そこに幸せを求めていれば
問題が生まれてくるはず。

相手に認めてもらいたい。
相手に導いてもらいたい。
でも、そこに求める答えがあるのは、
自分と相手の中ではなく、
自分と自分自身の関係の中。

誰もが自分を優先させて、
自分を先に喜ばせようとしたら、
世界はめちゃくちゃになるのではないか?
と心配するかもしれませんが、
そんなことはありません。
それどころか、この世界は安全で
愛情に満ちたものになるのです。

殺人やら泥棒やら、
他人をコントールしたり不当に扱ったり
するのは不安や自信のなさに起因しているし、
自分の内面(ソースエネルギー)から
かけ離れてしまった愛の欠乏によるものだから、
誰もが自己愛に満たされれば、
世界も愛情に満たされるでしょう。

だから、
もう少し練習してみてはどうでしょう。
今すぐ思考を変えるのは
誰だって大変なことですが、
少なくとも、将来の夢や希望について
考える時間を増やしてみましょう。

もちろん、たいていの人たちは
そんなふうに楽しいことも考えていますが、
嫌な状況についても考えるものだから、
いいこと、悪いこと、
その両方がどんどん現実化している。
もしかしたら、自分の気分が滅入るような
ことを考える時間の方が長いかもしれない。

どうしてそんなことになってしまって
いるのかといえば、
子供のとき両親や先生から
「他人の気持ちを考えなさい」
「あたしの気持ちにもなってみてよ!」
などを言われ続けてきたのも理由のひとつ。

人の気持ちを優先させるよう
躾けられてきた人は、
この会場を出る頃には
こう決心して欲しいのです。

私は、自分の気持ちを
一番に大切にする!!

他人の意見なんかに惑わされず、
自分が一番自分らしくなれる、
そういう気持ちを探す!

と。

それが、自分との調和という意味であって、
そのときにはじめて、あなたは、神、
宇宙や非肉体のエネルギーと繋がることができる。
そして素晴らしい出会いや気づきを受け取り、
新しい世界が広がってゆく。

そこに辿りつかない人たちは、
愚痴を言いあったり、
人生に投げやりになってり、
過去にしがみついたり、
そんな人たちの中で延々と
過ごしてゆくことになるでしょう。

ええ、それはまさに私の職場です。
と言うのであれば
(会場・笑)

もちろん、
そういう状況はつねに起こり得る
わけですが、そんなときには
自分の望みがさらにはっきりするのだから、
そちらに意識をもっていく。
どんなことを望むのか。
どうしてそれを望むのか。
それが叶ったときの気持ち。

それを望むことに
ひけめを感じて言い訳をしたりしないこと。

自分の望みを知るために、
望まないことをまずは知る。
それを目的として生まれてきたのですよ。


どんどん叶った♡


男性:

エイブラハムの教えを知ってから
次々に欲しいものが叶って、
今はそれらを
どんどん減らさなければならないほど。

始めてこの法則を知った3年前、
独身だったんですが、友達と元妻と僕の3人で、
「恋人の引き寄せをやってみよう!」
ということになり、

それぞれが理想のパートナー像を
紙に書いて日に何度か眺めてみるというゲームを
したら、全員が2週間以内にぴったりな相手を
見つけました。

3年経った今でも、みんな仲良しですよ。
大成功です。

次に、お金の引き寄せをしてみようと思い
ワークショップを見ていたら
ある男性が体験談を話してて
郵便受けに小切手が届くことを期待していたら、
それが現実化してミリオネアになったと。。。

そのときは、なんだそれ?と思いました。
理由もなく小切手が送られてくるなんて
ありえない!

でもまあ、自分もやってみるか、と思い、
誰からともなく郵便受けに小切手が届く、
という期待をしながら過ごしていました。

3週間以内に、

3ドル分の小切手が送られてきました。
身に覚えのない、
何かの訴訟関係で得たお金でした。

(会場・笑)

次に、
360ドル分の小切手も受取りました。
10年前に多く支払った電力会社からの返金額。

それから数週間して今度は
3600ドルの小切手が送られてきたのです。
これまた身に覚えすらない
過去のEbayの訴訟で得たとかなんとか。

次は360,000ドルだろう。
と予想して過ごしていたら、
それは来なかったんですが。。

ずっと昔、
ふと思い立って買った安いコンドの価値が
知らない間に随分と上がっていたようで
突然のごとく買い手が現れ。。。

ちょっと自慢しちゃうけど、
2週間前に、ミリオネアになりました。

(会場・拍手!)

すべては楽しみながらやった
引き寄せの法則のおかげです。

ステップ4ライフ!



女性:
エイブラハムの教えを8,9年くらい
聞いているんですが、
ようやく理解できたと思うんです(笑)!

最初の頃は、
引き寄せの法則といえば
ビジョンボードとか、ポジティブ思考の本とか、
そういうことで気分を良くしていたのだけど


根本的には
「今すぐ幸せな気分になること。」
これに尽きるんじゃないかな。
と気づきました。


エイブラハム
願えば、叶う。
それがステップ1,2,3ですが、
ステップ4は、
ステップ3を持続させること。

喜び勇んで世界に飛び出し、
さまざまな波動の中に身を置いても、
自分自身でいることができる。

そして、
自分の波動を大切にすることで
引き寄せの法則を加速させてゆく。
どんな状況の中においてでも、です。

そこに行き着かないうちに
あなたが職場の人たちに対して
嫌な感情を抱いていたり、
恋愛関係において傷つくことがあったりするとき、
どうすればいいのでしょう。

職場を去ったり、
恋愛を終えることはできます。
でも、そんなことをし続けてても
問題解決にはならないし、
最後には地球を出て行かなければならない。
どこに行っても同じ問題に遭遇するのだから、
そういう人達からいちいち距離を
置くような人生を送りたくはないはずです。

波動がガタガタに揺さぶられるほど辛い
コントラストを迎えたとしても、
そのおかげで新たな成長・進化が
できるのだと理解できるし、
うまくいっていることに目を向けながら
新たなチャレンジや冒険を恐れずに、
新しいアイデアを受け止めてゆく。

そもそも、成長・進化を止めることは
できないのです。

人生って素晴らしい!
だから、もっともっと体験させて。
もっともっと、色々なものを送り込んで。
私は準備万端だから!!!
と、今の現状に満足にし、
日々、成長や変化を求めている。
それがステップ4なのです。

女性:

かつて私を思い悩ませた事に、
もう関心を持たなくなってきました。
そういう嫌なことは今でも起きるのですが、
いちいち嫌な気分になることもなくなっています。

たとえば売上が落ちてきたとしても、
お金は入るから大丈夫。
1日で数百万円入ることだってあるんだし、
心配しないでも大丈夫。
そんなふうに言うと、会計士はちょっと驚いて、
そんな考えもあるんだ、と感心したりするけれど。

エイブラハム
「いい気分でいる」ことを安定させて
それが習慣づいてくると、
あえて気分を低下させようと思わなくなってくる。

ステップ4は、
自分を信じることができるから
どんな状況も受け入れることができる。
そして、人生はどんどん良くなってくる。
ステップ4に達したときの波動は、
この世に生まれてきたときのそれのように
無敵な状態なのですよ。

続・ステップ4ライフ!

エイブラハム:
自分が現実を創っているという事実に対して、
「こんな現実を自分が創ったわけがない!」
と言ってくる人たちがいますが、
自分の意思でなかったにせよ、
やはり、自分で創った結果です。


人生はいつも自分に難題を投げかけてくる。。。
そんなふうに感じますか?
でも、そうではなく、
人生はあなたの遊び場なのです。

自分が何を望んでいるのか何を望まないのか
何が好きで何が嫌いなのかを日々
発見しながら、ときには言葉に出し、
ときには心の中で願い求める。
生きているうえで、それは当たり前のこととして
ずっと繰り返していくことになります。

それが「引き寄せの法則」の
ステップ1です。

ステップ2は
「引き寄せの法則」が働く段階で
あなたの役目ではありません。

願いは瞬時に叶えられますが、
あなたの波動が「叶ったもの」の波動と一致しない
限り、受け取ることはできません。

波動の世界は目に見えないため、
この部分に納得できない人が多いのですが、
あなたが不満や欠乏感、不安を抱えている限り、
そのような現状を引き寄せるばかり

「エイブラハム、それは違います。
現状がそうだから、
私は不満や不安を抱えているのです。」
と言い出す人もいますが、それは逆で、
そのように感じた結果、そうした現実が
創造されているのです。

あなたが「お金がない!!」と
欠乏感を持っているため、
引き寄せの法則が働いて、
「お金がない!」という現実を引き寄せるだけ。

もしもそうなら、
お金のない状態からお金のある状態に
辿りつけるわけがない!!!と思いますか?
ここにないものはないのだから、
欠乏感をもつのは当たり前ではないか、と。

それならば、ほんの少しでいいから、
練習してみましょう。

叶う前に、波動の部分で
叶ったように感じてしまう。
エスターは、それをステップ4と
呼びたいのだと懇願しています。

忘れないでほしいのは、人間の自然な波動とは、
生まれてきたときのような、
軽やかで楽しくて明るいものだということ。

朝、目が覚めたとき、その日の気乗りしない予定とか、
昨日起こった嫌なこと、10年前の、悲しい出来事。
そんなことを思い出すのは
きっぱりと辞める習慣をつけましょう。

いい気分になれることや感謝できるものについて、
少しでいいから、感じてみる。
それができないのであれば、少なくとも嫌なことは考えず
17秒間続けてください。もしもできたら、もう少し長く。
すると、「引き寄せの法則」が作動し始めます。

朝食の前に気分が乱れてしまっても、
自分に苛立ったりせず、
翌朝、また、同じことを繰り返す。
翌週には、いい気分がもっと長く続いている
ことに驚くことでしょう。

ジェリーはかつて、
衝撃吸収機能(ショックアブソーバー)の
話をするのが好きでした。

キャデラックの試運転をさせてもらうとき、
セールスマンが、高級車にふさわしくない
ひどい凸凹道に案内し、
少し驚いたことがありました。
でも、キャディラックに内臓されている
衝撃吸収機能が素晴らしく、
運転中にガタガタ感を体に感じることが
ありませんでした。

それと同じことで、
いい気分になることを意識的に
選んでいると、あなたの波動に衝撃吸収機能が
作動するようになり、望まない状況に遭遇しても、
いちいち気分を害したり、気落ちしたり、
ショックを受けたりして
波動を乱すことがなくなる。

誰かが嫌なことを言ったとき、
あなたは敏感に反応して、「うわ、いやな感じ。
もう二度とこの人とは口を聞かない!
これからは徹底的に避けてやる。」
と思うかもしれない。

でも、そんな心持でいたら、
テレビを見ることもできないし、
外に出ることもできない。
子供も養子に出さないといけない。
(会場・笑)

波動を安定させると
ヤドカリみたいな人生を送らなくても
いいし、どこに行こうとも
誰に会って何を話そうとも
いい波動をキープすることができる。

その状態を、エスターの希望により、
ステップ4と呼ぶことにしましょう。

(会場・拍手)



嫌なことが起きる理由ーエスターの話


エイブラハム:
ジェリーとエスターは、
サン・アントニオに建築中の家を
チェックしに行くことにしました。

建築作業が恐ろしく遅く、
仕上がるまでに
5年近くもかかっていますが、
どうにか住める状況になってきたので、
チェックがてらに
9日間をそこで過ごすことにしたのです。


到着すると、
エスターはその美しさに
卒倒しそうになりました。
まさに2人のドリームハウスであり、
それまでにカタログや店から少しづつ
選び出していったもの(ドアやランプなど)が
完璧な形できちんと備わっていたのです。

自分が願っていたものがすべて
形になっていたときの驚きと喜び!

けれど4,5日もすると、
家中の「ミス」が
目につくようになったので、
2人はテープレコーダーを片手に歩き回り、
これから5か月間ほど留守にする間に
修復して欲しいもののリストをあげていきました。

リストはどんどん長くなっていき、
最初は楽しんでいた2人も、
工事の人がドタドタ出入りするのを見てるうちに
新築の家がどんどん古くなってくるような
気持ちになったものです。

たとえば、
ランドリールームのキャビネットを
作ってくれている青年は
とても感じがいいのですが、
外で作業をしてから室内に入るとき、
土やら埃やらを家の中に持ち込んで
床をすっかり汚してしまう。

エスターは注意をせずにいられなくなり、
できるだけ優しく言いました。
「箒を持ってくるわね。
誰かがこの土を踏んだら
木目に汚れが染みつきそうだから。。。」

すると青年はエスターを、
こうるさい母親を
見るような目で見ました。
「マダム、僕は1日の終わりには
いつもちゃんと掃除するんですよ、」

その口調にイラつきながら、
「でも、作業中にも掃除して欲しいの。」
と床を掃くと、
今度は釘が落ちているのを見つけました。
「あら。誰かが踏んだら、
床に傷がついちゃうわね。」
拾い上げて彼に渡すと、
青年は黙ったまま、
まさに自分の母親を見るような
まなざしを向けました。

エスターとジェリーが
外出してから帰宅すると、
ランドリールームは彼のおかげで
美しく完成されていたのですが、
さきほど釘が落ちていた床に、
別の釘が落ちていて、
あきらかに誰かが踏んでひっかいた
傷ができていました。

エスターは自分がそれを引き寄せたことを
悟りジェリーに説明したけれど、
ジェリーは聞こえないフリをしてました。

そうこうしているうちに、
家具のトラックが到着し、
エスターとジェリーがカリフォルニアの店で
調達した美しい家具が届きました。
大きなテーブルは、
店の人が約束してくれたとおり、
何重にも頑丈に包装されていましたが、
逆さまのまま運ばれてきました。

配達員がピカピカ光る大きなナイフを使って
包装を破るときに、
エスターは心配そうに注意しました。
「家具に傷をつけないように気をつけてね。」
そういうミスやハプニングは、
先ほどの床のことも含めて、何度も体験
していたのです。

最後に包装がすべて外されると
世にも美しいテーブルが出てきました。
テーブルは逆さまだったので、
配達員たちが、もとに位置に
ひっくり返すと、ねじが緩んでいたらしく、
テーブル部分が落ちて、
足が壊れてしまいました。。。。

エスターとジェリーは、わなないて
もしもここで言ったら
この音声録音を後から修正しないと
いけないような言葉を口にしました
(会場、爆笑。。)

でも、同時に、
蒼白になってる配達員に向かって、
あなたの責任じゃないから大丈夫、
と声をかけたのです。

彼らの責任ではないのです。

そのときまでエスターは
「万が一のことが起きては困るから、
気をつけないと!!!!!」
という波動の渦の中にいました。

正確に言えば、
「きっと悪いことが起きるだろう。
きっと傷がつくだろう、破損するだろう」
という強い確信があったのです。
だから、物事はその通りに起きてしまった。
あなたがそう確信すると、それは起きるの。
この法則は、「確信」という
名のゲームでもあるのですよ。

配達員や大工さんが
家具やら床やらに傷をつけたという
過去の経験から
「それが起きるかも」という思考は
パターン化していました。

でも、そういう状況は
自分がコントロールできることではない。
配達員や大工さんや他の人たちが
絶対に間違いを犯さないように
コントロールすることなどできないのです。

だから、自分が変わるしかない。
過去の思考パターンを変え、
波動を浄化するべきだったのです。

ここまで聞いる会場の人の中には
「なーんだ。エスターはエイブラハムに
1995年に出会って、
エイブラハムは何年も同じことを
繰り返して言ってるのに
未だにわかってない。
それじゃあ、自分に分かるわけないよなぁ。
よし、諦めた!もう家に帰ろうっと。」
と思う人もいるでしょう。
(会場爆笑)

いえ、
ジェリーとエスターは
素晴らしい人生を送っています。
でも、彼らにだってこういう
法則はちゃんと働くということなのです。
例外などありません。

だけど、エスターが嫌な気分に
陥ったのは、テーブルが破損した
ためではないのですよ。

人々が嫌な気分に陥るのは、
不都合なことが起こったり、
誰かに嘘をつかれたり、
誰かの言葉に傷つけられたり、
物事がうまくいかなかったからでは
なく、
「こうだったらいいな~」
と思う世界の波動と、
そこから遠いところにいるように
感じられる今の自分の波動。
その不一致が原因だということ。

エスターとジェリーは、
そこには9日間しか滞在せず、
その間にやらなければならないことが
山ほどあり、だんだんと
手に負えなくなってきた。

そのためエスターの波動は、
ドリームハウスであるその家での生活を
思ってワクワクした波動とは、
大きく離れてた、イラついたものに
なってしまっていました。

エスター達が何年もかけて
建設しているその家に住んで
楽しく暮らしているイメージは、
波動の世界に創造されて、
現実化されるのを待っているというのに。
エスターはそこから遠いところにいるように
感じてしまってる。

みなさんにしても、
恋愛して楽しく過ごしたり、
幸せな結婚生活や、
仕事で成功しているイメージが
あると思いますが、それらは
波動の世界にすでに創造されています。

今の自分がどんな状況にいたとしても、
それを軽く受け入れて、
意識的に「いい気分」になることを選び、
良い波動をキープさせておけば、
願いはそのうちにきっと叶う。

だけど、叶ってない現実を
見つめすぎて波動の不一致が続けば
「いい気分」から転げ落ちる。

宇宙はあなたを進化させようとしています。
だから、ちゃんと追いつかないと。

テーブルが壊れたあと、
ジェリーは別の用事でどこかに行き、
テーブルのことは忘れていました。
エスターは配達員たちが別の包装を
解いている傍らにいましたが、
彼女をはじめ全員がすでに気を取り直して
さっきのハプニングについて
大笑いしていました。

嫌な気持ちは捨て去って、
そして、「さて、どうしよう?」
と前進していたのです。
修復できる大工がいるかもしれない。
などという前向きな話が展開していました。
解決法が見つかったので、
壊れたテーブルを見ても
怒りが蘇ることもありません。

きっとまた恋人が浮気するだろう、
とか、他人に裏切られるだろう。
などという確信をしていたら、
それは起きてしまうかもしれません。
でも、あなたの波動が動揺するのは
それが起きたからではなく、
あなたの望む状況の波動と
あなた自身の波動が一致していないから。
それが、本当の原因なのですよ。


あなたにとって幸せとは?


エイブラハム:
みんなは口をそろえて言います。
「幸せになりたいから、あれをしたい!」
「幸せなりたいから、あの家に住みたい!」

それを見ながら、我々は思います。
条件、条件、条件だらけ。

今、ここで、この瞬間、
幸せだなぁ!と感じられることを探す。
その感情に浸る。
そのうちに、
その幸せな感情が、

幸せになれる状況を
引き寄せてくれる。

人やお金や物などは、
そこではじめて現れる。

順序が真逆なのです。

どうして人やお金や物が
引き寄せられてくるのか?
それはあなたがすでに、
波動の世界に創造しておいたものだから。

長い間、望んでいた自由な時間や、
よりより収入、友情、色々な体験。。。
そうしたものだってどんどん現実化されて
あなたの身に起きてくるのだけど、
そうなるにはどうすればいいのか?

それらが実際に叶うという確信を持つとか、
その願いの本質を考えたりして、
感情を整えてから、
動かされてしまうような行動を
素直に起こしていけばいいのです。

分かりますか?

男性:
うーん。
頭の中が吹き飛んじゃったかんじ。

エイブラハム:
そう感じるのは、まだまだ早いですよ。
どんなに簡単に物事が展開するか
ひとたび感じることができたら。。

男性:
僕はそれを探してるんです!

エイブラハム:
探しているという時点で
抵抗感が生まれています。

それよりも、あなたは今この瞬間、
幸せを感じることはできますか。
何かが閃く前に、
すでに幸せを感じられますか。

男性:
はい。

エイブラハム:
それじゃあ、
お金が入る前に
幸せを感じることができる?

もしもそれができたら、
お金はすぐに入ってくることでしょう。

男性:
。。。。。。


エイブラハム
条件は、大きな期待を背負っているのだから、
もっと純粋な位置から
スタートするべきなのです。

叶えたい!と意気込んで、
きっと叶うだろう、と思える望みは
ワクワクすることでしょう。

叶えたい!と意気ごんでるけど、
無理だろうなぁと思ってしまう望みは
考えただけで惨めになるだけ。

叶ったら嬉しいけど、
叶わなくても、別にいい。。
でもたぶん叶うんだろうな。
という望みだったら、そこに向けて
道が開けてゆくのですよ。

誰もが幸せを探していますね。。
幸せ、楽しさ。
楽しさ、幸せ。
幸せだと楽しくなるし、
楽しいと幸せ!

そして、迷いの取れたすっきり感。
悩まないと、楽しい。
楽しいと幸せ。
悩まないと、
力が湧き上がってくる気がする。
無駄なエネルギーを使うこともない。

楽しさ、ハッピー、明瞭感、。。。
そして、リッチな生活。

(会場。。。笑)

楽しさ、ハッピー、健康。

こんなふうに、いい気分を
自分で安定させることができたら
後はお金だとか、健康だとか、
好きなことを少しづつそこに
加えていけばいいだけ。
すると、次々に現実化されてくる
ことでしょう。

シンプルなことから始めてください。
そして、
長いこと習慣づいていた
「~があったら幸せになる」
という思考を変えてゆくのです。

なぜなら、条件が先に来ると、
「無理かもしれない」などと
抵抗感を持ってしまうものだから。

男性:
。。。。
このワークショップをダウンロードして
後から聞かないと。。

(会場・笑)


エイブラハム:
あなたは自分が欲しいものが
はっきり分かっているし、
ホットシートまで辿りついたじゃないですか。
今のこの瞬間、抵抗感は外れています。

だから、あれこれ分析しようとしないでいい。
自分がどう感じるのか、どうしてそう感じるのか、
説明することもない。

あなたの魂は、もともと幸せな状態なのですよ。
だからあなたが幸せを感じれば、
自分自身とピタリと一致できるということ。

叶えたくて嘆いている状態は、幸せとは
ほど遠いのだから、あまり強く願ったり
考えたりせず、もっと気楽になる。

いい気分に浸ったときに起こる
周囲のサインを見逃さない。
いいことは起こってる。
願いごとは、叶いつつある。
それをまめに意識すること。

朝起きてからすぐに始めてください。
いい気持ちが安定すると、
かならずいいことが起きてきます。
それをしっかりと目にとめる。

そうなると、
条件を見ていい気分になる、
というパターンから、
いい気分になっていたらいいことが起きた!
(お金が入った!出会いがあった!)
というパターンが増えてきます。
本末転倒なのですよ。

誰かがあなたのところに来て
「探してるものは何ですか?」
と聞いてきたら?

男性:
喜び。幸せ。

エイブラハム:
「あなたにとって幸せとは何ですか?」
とつけくわえたら?

男性:
楽しさ、情熱、自分の行く方向が定まり、

エイブラハム:
楽しさとはつまり、他者との交わりですね。
行く方向が定まるといったとき、
「今はまだ定まっていない」という
焦燥感が伝わりましたよ。

こんなふうに言い直してみましょう。
幸せとは、
すべてが大丈夫だと心から思えること、

自分にとって必要な
インスピレーションを受けること。
心の中から突き動かされるような行動力で
至福の追及ができること。
いいことが起きると確信できること。
もちろん、そうでないことも起こると
分かっている状態。

数年前、
ジェリーとエスターは、
2人がお気に入りとしているレストランに
向かって運転していました。

高速道路を走ってるとき、
ジェリーが突然、
「やっぱりあっちのレストランに行こう!」
と言い出し、運転していたエスターは
「えー、今??」と少し驚いたものの、
素直に従って出口に向かいました。

方向転換が終わると、エスターは
ジェリーにそのわけを聞きました。
片方が言うことを聞いてあげたとき、
説明を求める権利があるというのが
夫婦の規則だったからです。(笑)

「でも、どうしてなの?
あのサラダを食べられるのは
世界で5個所しかないといのに????」

「うん。でもさ、
やっぱりあっちの方がいいんじゃないかと
思ったんだ。」

(本当に可愛いオシドリ夫婦。。)

レストランに着くとガラガラだったので
エスターはイヤな予感がしました。
(会場・笑)

感じの良いウエイトレスが来て、
世間話をするのが好きなジェリーが
ちょっとした会話を楽しみ、
エスターのバッグに手をのばしました。
2人はいつも誰かに心づけをあげられるように、
チップの入った封筒を持ち歩いているのです。
ジェリーは彼女にそれを渡すと、
「これは君へ。」と言いました。

(アメリカではチップは他の従業員と分けなければ
ならない場所もあるので、個人的に渡したんだと思います。
ジェリーやエスターは時々、多額のチップを渡すことが
あるようで、このときは日本円にして数万円だったはず。)

ウエイトレスはお礼を言って後ろに戻りましたが、
自分の小さな娘が封筒を開けて、
その金額の大きさに声をあげた拍子に思わず
皿を落としてしまったようでした。

彼女はエスターたちのところに
舞い戻って来って言いました。
「今朝起きたとき、とっても
いいことが起きると確信してたの。。。。」

別のレストランに行きたかったエスターは
ちょっと気まずい思いがしましたが、。。。
(会場・笑)

「実はルームメートが突然去ってしまい、
明日までに部屋代を払わなければならなず、
どうしようかと、
ほとほと困っていたとこだったんです。」
とウエイトレスが言うと、
ジェリーがこう答えました。
「もしも君がその話を先にしていたら、
我々はこのお金を君にあげていなかっただろうね。」

どういうことかと言うと、
多目のチップを貰う理由を正当化するために
彼女が自分の状況をくどくどと話そうとしたら、
彼女のエネルギーは純粋なものでなくなるので、
結局、それは起きなかった。

(ジェリーがあげるあげないではなく、
そのレストランに行かずにはいられない、
といったインスピレーションを受けない、など。)

彼女は今朝起きたとき、
今日は素晴らしいことが起きる!と思った。
その波動が純粋に「素晴らしいこと」引き起こした
ということなのです。

人々は、世界中の人々とも調和して
共創しています。
誰かがあなたのために与えたり受け取る準備ができたとき、
あなたもその人のために与えたり受け取る準備ができている。
意識的に波動を整えて
その出会いを受け取る準備をしていたら、
そういうシンクロ的な出会いは
何度も何度も、起こってゆくのですよ。

エスターは
小さな孫たちと遊ぶのが大好きです。
子供たちは、
大人が忘れてしまったことを知っているから。
子供は、いつだって楽しくあるべき、
ということを知っています。

今ちょっと楽しくて、
あとから楽しくないことが起きる。。
みたいなことではなく、何が起ころうとも
どんなときだって、楽しいのが当たり前。
宇宙がどんどん楽しみを与えてくれると
純粋に信じることができるから。

あなたが条件づけの幸せばかり
探していたら、宇宙は楽しくないことも
送りこんでくるしかない。

だから、楽しいこと、幸せ、それを
今、感じてください。




去年の3月、SFで行われたエスターヒックスの
ワークショップをもとに書きました。
直訳ではないので転載はご遠慮ください

自分で心から幸せになれる秘訣



男性:
どうしてなんだろう。
(ホットシートに選ぶ人を
エイブラハムが探すときに)
僕!僕!僕!と思って手を挙げても
全然当ててもらえないのに、
諦めた途端に叶ってしまう。。。

エイブラハム:
そういうものです。
執着が取れたときに叶う。

必死に叫べば叫ぶほど、
受取れないのです。

大きい願望だからきっと難しい!
だから大変だ。だから頑張ろう。
という意気込みが、
波動の邪魔をしているのです。

大切なのは、
リラックスすること。

男性:
この教えを学んでから
人生が最高になってきて!
とても幸せです。

現実を見つめて
落ち込んだりすることもない。

毎朝シャワーを浴びながら
「次のワークショップに参加
するときには絶対にホットシートに座って、
エイブラハムにお礼が言いたい!」と思い、
その姿を想像していました。
(それが叶ってホットシートに座って
エイブラハムと対談できている)

とにかく感謝でいっぱいで、
その感情に浸るほどに、
もっといいことが起きたり、更に何かが
起きる予感がしてワクワクします。

エイブラハム:
感謝は波動をあげる
一番の近道です。
とくに理由がなくても
感謝が湧き上がってくるような
状態でいますか

男性:
はい!!叶う前に、自然と
感謝したくなるんです。

エイブラハム:
それさえマスターすれば
あとは楽に展開してゆくでしょう。

男性:
以前ホットシートに座ったとき、
BMWの話になって、
そのときはBMWが別にものすごく
欲しかったわけじゃないけれど、
(エイブラハムに)言われた通りに
やってみよう!と思い、家に戻ってから、
BMWを得たときの感情を先取りしてみた。
すると、数か月後に現実化してしまった!

エイブラハム:
こういうことが、
もっともっと起こるようになる。

あなたにとってBMWは、
喉から手が出るほど欲しいわけじゃなかった。
渇望して痛みを伴うわけではなかった。

そういう執着から離れて、
自分と自分自身がちゃんと一致して
いい気分を保っていれば、
宇宙はあなたに与えるために
せっせと働き始まるのです。

あなたは、

自分の欲しいもののことを考えて
ストレスを感じるのではなく、
楽しいことに目を向けていればいい。
楽しさと明確さにフォーカスする。

すると、
願望の現実化に向けて
楽しい体験が色々と
やって来ることになります。

目先の物質的な願望のことばかりを
言っているのではありません。

これまで長い間、
「いいなぁ」
「欲しいなぁ」
「好きだなぁ」
「やってみたい!」
「会ってみたい。。」
など、無意識にでも、
自分をワクワクさせたもの。
そうした物や人や経験や状況が
形や場所を変えて、
もっとあなたにピッタリな
体験となって実現化してゆく。

そうやって、
感謝に浸りながら、
「いい気分」「楽しさ」「幸福」
を形にして引き寄せてゆくわけです。

引き寄せの法則は、
叶えたいことについて
考えて、考えて、考えて、考えて、
手ごたえを感じたら
引っ張って釣り上げる!
というものではありません。

現実化されないから、と焦って
やみくもに行動したり、
努力したすると、
波動を乱してゆく
ことになる。

物質的なことは
今すぐ叶えられなくても、
叶ったときの感情を
妄想することはできるはず。
波動的に今すぐ叶う。
その練習をすることで
叶う時間が短くなる。

そして、
どんなときでも「いい気分」でいる。
願いごとが現実化される前に、
幸せな気持ちに包まれるのです。

あまりよくない自分の現実を
無視してそんなことをしていると、
周囲からはクレイジーに思われるけれど、

それでいい。

そして、口に出して言うのです。

「自分は幸せだ!」と。

エスターはジェリーが移行したとき
(亡くなったとき)
もう二度といい気分になることはない、
と思っていました。
でも、自分自身と一致してみると、
自分の置かれた状況に拘わらず、
幸せになる理由がないのにも拘わらず、
幸せが湧き上がってきてしまう。

それに気づいたときは罪悪感にかられて
「ジェリー、ごめん!」
と謝ったものです。
(会場’笑)

どんな境遇でも、
幸せを感じることが
無条件の幸せなのですよ。

男性:
はい。それが分かった今、
他の人ともシェアしたくなって、
エイブラハムの話を
持ち出したりするんだけど、
なかなか分かってもらえない。

エイブラハム
あまり幸せでない人が、
幸せに輝いている人の前に立ったとき、
いい気分にならないものです。
自分の惨めさを思い知らされるだけだから。
どうして幸せなのか説明するのも逆効果。
気分を害して逃げ出してしまうことでしょう。

男性
はい。。よく、嫉妬されます。
どれだけ続くか見ものだねとも言われる。
でも僕は自分の幸せが
ずっと続くと信じてはいますが。。。

エイブラハム:
引き寄せの法則が働いて
そういう人たちはあまり周囲に
集まらなくなりますが、
あなたが自分自身と調和していれば、
それでもう幸せ、ということなのですよ。

幸せとは、自分のことを愛して、理解して、
自分を輝かせること。自分の心を知る。
自分が誰なのかを知る。
自分を認めて、いい気分を保つこと。
いい気分を保っていると、
自然と感謝が湧き上がってくる。
そして幸せが引き寄せられてくる。

(だから心配しなくても
永遠的に幸せでいられますよ)


今すぐ幸せになる秘訣


エイブラハム:
法則を理解してここまで来たあなたなら、
大きな望みを前にして今この瞬間に、
意識的に幸せになることの大切さを
分かっていると思います。

幸せになることはつまり、
自分の内面と調和する
自分の思考を意識する。
自分の波動を調整する。
宇宙からのギフトを受取るために、
今この瞬間にいい気分になる。
それを、積み重ねてゆく。

毎日イヤイヤながら仕事をして
色々なことに不満を持っている人が、
たまった貯金を使って楽しいこと
をしてるときに、やっと幸せを感じる!
ということじゃありません。

日頃から意識的に「幸せを感じる」
ということをしてないと、
いざ「いいこと」が起きたとしても、
ちゃんと「幸せ」に浸ることが
できなかったりします。

不満を探すクセのある人が、
待ちに待った旅行に行ったからといって、
本当の意味でハッピー感に浸れるのでしょうか。

いつものように、
何についても不満ばかり言うのでは?

「飛行機の待ち時間が長くない?
今日は天気がいまひとつ良くないね。。。
まだ帰りたくない、
もっと休みがあればいいのに。。。」

その瞬間の幸せに浸るためには、
今、幸せを感じるという
日頃の習慣が必要なのです。

「エイブラハム、
とても参考になるアドバイスですね。
忘れないように書き留めておきましょう。
幸せになったら、幸せになる。つまり
お金が入ったら、金持ちになる。
ということですね?」
とあなたは皮肉るかもしれませんが。

今いる場所に安堵感を持ち、
小さな幸せ感にまめに浸ることで、
ハッピーな波動の勢いは増していきます。

波動は現実化するのだから、
そのうちに、周囲にイヤなことは
起こらなくなっていきます。

エスターは親友のバーバラと
旅行に行くのが大好きです。
バーバラは、イヤな気分になるようなことを
徹底的に避けるため、どこに行こうと
ハッピー感がついてまわってくるからです。

空港のセキュリティに並んでいたときのこと。

とある男性が、立ち位置を示す
床に貼られたテープを、1センチほど
靴の爪先で踏みつけてしまう
という大失態を犯し
必要以上に厳しい係員が彼に向かって
どなりつけるように注意をしました。

エスターはそれを見て、
男性がとても気の毒になりましたが、
バーバラはそんなことには
ちっとも気づきませんでした。
嫌なことは、タイミングよく目に入らないのです。
そして彼女の番になると、いつもの笑顔で
前に進み、さっきの係員は、
まるで別人のように丁寧な態度で
バーバラに接していたのでした。

そんなふうに、物事のイヤな部分を
見ないことが習慣になっている
彼女の周辺には、常にハッピー感が引き寄せられる。


自分が日々積み重ねてきた気分の良さが
ハッピーなエネルギーとして周囲に放たれ、
結果として、ハッピーなことが現実化してゆく。

そんなことを意識的に続けていると、
そのうちに周囲の人たちも、
あなたがいつもラッキーで小さな奇跡を起こし、
何をするにもタイミングが良いことに
気づきはじめることでしょう。

その秘訣を聞かれたら、
答えはただ一つです。。

「ハッピーでいること。」

そして、こんなふうに
説明してあげてください。

朝起きたときに
こんなふうに1日を過ごすのだと
決めるのです。

ハッピーになれる思考を探そう。
感謝できることを、丁寧に一つづつ
見つけてみよう。
感謝に浸れば浸るほど、
自分の波動は上がってゆく。
閃きやインスピレーションを大切に受け取ろう。
宇宙の存在を感じよう。自信を持とう。

他者に優しく、愛情豊かになろう。
自分の中に湧き上がるエネルギーや
やる気を大切にしよう。

ハッピーでいることで、
良いことが次々に起こってくる。
それが法則であり、私がその証明なのですよ。と。



ステップ5ライフ!


男性:
エイブラハムを90年代から
ずっと聞き続けています。


エイブラハム:
以前より
もっと詳しくなったし、
もっと語録も増えた。

男性:
はい。

エイブラハム:
相変わらず同じメッセージ。
とっても、退屈。

男性:
はい。。
あ、いえ!そんなことは! 
(会場 爆笑)

僕はエイブラハムの言葉が引用された
カードとかを家の壁とか
冷蔵庫とかに貼って眺めたりしてるんですが、
以前のステップは3つのみでしたね。

そこに、ステップ4が登場した。

エイブラハム:
そのとおり。

ステップ4は
受け取りモードを維持することです。
ハッピーな気分を保つと
ハッピーなことを引き寄せる。
幸せを感じると、幸せになる。
いい状態が続くわけです。

男性:
そこで僕は思うんです。
他にもっとあるのではないかと。

エイブラハムの教えを学び続けている
僕らが成長を遂げるにつげ、
ステップ5というものがあるなら
そろそろ参加したいですね。

エイブラハム:
自分自身と調和し続ける。
それがすべてです。

そうやって法則をマスターする。
それ以上のものはありません。
そこに行きつくまでの説明方法は
もっと色々とあるでしょうけれど。

ひとたび、コントラスト
(望まない状況)に陥ったときには、
すんなりと受け入れる。
別に困ったことでもなんでもなく、
新たな創造をしてゆくための
チャンスなんだと理解する。
そうですね。
それをステップ5と
呼ぶことにしましょう。

ステップ5は
コントラスト(望まない状況)は
自分自身への問いかけだという認識。

苦しさを感じたとき、

自分を責めない。
じたばたしない。
自分が成長するときなのだ!と知る。

何がしたいのか分からないときにも、
ソースがあなたにその答えを教えるために、
コントラストを送ってくることもある。

何かを願いたくなったとき、

そこには必ず理由があるはずなのです。

その理由を受け入れるのは

とても、いいことなのですよ。。
たとえそこにネガティブな感情が
伴っていたとしても。

人間は、
楽しみを求めながら
どんどんと成長してゆきます。

同じところに留まることの方が
不自然なのだから。
失敗が怖いから前進したくない、というとき、
幸せを感じているでしょうか?
心の声に従って、変わりたければ前進しましょう。
間違いなんておきません。
成長が完了することもない。
それがステップ5のエッセンスです。

新しいコンセプトではないけれど、
そう、呼ぶことにしましょう。



エイブラハムも言っているとおり、
特に新しい内容ではありませんが
新しい呼び名が生まれたようなので、
控えておきます。



引き寄せの法則を知らないと。。


女性:
私はセラピストで引き寄せの法則の要素も
取り入れています。これはクライアントがよく
言ってることなんですが、
引き寄せの法則を知らないのに、
幸せな結婚をしたり、裕福だったり
する人もたくさんいるのは。。

エイブラハム:
法則を知る必要はありません。
光がどこから来るのか分からなくても、
スイッチさえ見つけたら
ライトをつけられるのと同じこと。
家電を使うのに
電気のしくみを知らなくてもいい。

引き寄せの法則について学ばなくても
自然に使うことができている人たちは
普段から前向きな思考を持って
いい気分を保っているし、
他人をしたり、自己卑下をしてみたり、
自分の気分が悪くなることはあえてしない。

自身のガイダンスに従いながら
内面(魂)と調和する習慣が自然に
できている人は引き寄せの法則のことを改めて
学ぶ必要もありません。

ステップ1,2,3など、わざわざ
学ぶ必要もないのに我々がそれを説いているのは、
生きていくの中で自分にとってちっともためにならない
思考癖をつけてきてしまってる
人達がたくさんいるから。

一方で子供たちは、
自分のガイダンスシステムに

とても素直に従うことができるけれど、
大人たちが勝手な意見を押し付けて
ひどく混乱させてしまう。

人生は楽しくて素晴らしいものだと
分かっているのに、親がやたらと
不安を煽って、生きるのが難しいのだと
信じてしまう。

女性:
それじゃあどうして
「最善を望み、最悪にそなえよ」とか、
「信じられないほど良いことなんてない」
とかっていう言葉があるんですか。

エイブラハム:
それはあなたの質問であって、
引き寄せが自然にできてる人達の
質問ではありませんね。

現実を見つめすぎるから、
そういう思考癖がついてしまうのです。
その結果、望まない状況になったとき、
なかなか状況を変えることができない。

人生は厳しい!
欲しいものがすべて手に入ることなんてない!
と親に言われたら、
子供はそういうものだと信じてしまう。
そこに生まれる、あまりいい気分でない
感情が自然なのだと思ってしまう。
それこそが不自然な感情なのに。

でも、望まない現状があるからこそ、
次々と願望が生まれてくる。

我々はしょっちゅう言っています。
目的地に直行するのではなく、
その過程の旅を楽しむのが人生だと。
きっと物まねしたくなるくらい、
耳にタコができたことでしょう。

シアトルから出港する、
アラスカ行きクルーズがある。
アラスカに寄港したあと
シアトルに戻って来るということで、
最終目的地はシアトルなのだから、
目的は果たしました。
あなたの時間も船の燃費も無駄に
したくはないから、船に乗ったら、
すぐ降りてください。
(会場・笑)

待ってください!!
旅先で新しい物を発見するために
計画を立てたのです。
新しい体験、新しい感情。
そんなものを得るために。

それと同じで、
人生は、望んだ世界にさっさと行きつくことが
目的ではなく、その過程を楽しむこと。

目的地を定めることで、
あなたは旅を始めるわけです。
直行するわけではなく。

旅をしている間、
あなたのことを愛して止まない偉大な宇宙が
驚きや楽しみを送りこんでくれます。
そしてときには、ずいぶんと甘やかせてくれて、
それは熱心にあれこれと応援してくれる。

あなたは自然な展開に身を任せて
楽しみながら、次々とシンクロを受け取り、
色々と体験すればいい。

宇宙からの応援を受け取るには、
自分のガイダンスシステム(内なる声)を
信じること。そのためには、
自分とアライメントしなければ。

自分の感情に気をつけて
嫌な体験は、自分を望みが分かるための
ものだと理解する。

面白い人間になりたいと願ったら、
一度、面白くない状況になってみないと
面白さなんて、わからない。
そんなものじゃないですか。



宇宙はあなたの有能マネージャー



女性:
量子飛躍(quantum leap)
のことを知ってから、それが
起こるのを待ち続けていたのですが、
エイブラハムと出会い、
それを薦めてないという
ことを知ってありがたく思いました。

この法則を学んでゆくうちに、
自分の力ではどうにもならなかったことが
ちゃんと解決されて、少しづつ道が開けてゆく。
そんなことが何度も起きるように
なってきたんです。

エイブラハム:
あなたが何かを願うたびに
その波動は宇宙に届き、
波動の世界に創造されます。

分かりずらいと思う人は
こんなふうに描いてください。

あなたは大企業を所有しています。
そこでは、数千人万人の従業員が
日々働いています。
研究所から会計部まで、
様々な部署があるわけです。

あなたの仕事は、
大好きなことを夢見ながら、
それを形に変えていくこと。

IT部門の人たちに技術や知識を教えたり、
工場に行って手順を教えるのが
仕事ではありません。

あなたには、
とても有能なマネージャーが
ついています。

何かが必要になったとき、
自分の希望を伝えれば、
「かしこまりました!」と言って
すぐに動き始めてくれる。


心から信頼できるし、能力のある人です。
ガッカリさせられたことなど
一度としてないし、
これからもそんなことはあり得ない。

まるで人間離れしたかのような
知識を持ち、ビジネスのことも、人事についても
知り尽くしているから、彼の手にかかれば、
なんでもすんなりとまとまってしまう。

そしていつだって、
あなたが思い描いた通りの
結果を運んでくれる

それが「引き寄せの法則」というわけです。

宇宙は、あなたのマネージャーなのですよ。
そんな有能なマネージャーがいてくれるのに、
あなたは時々、自分で行動しすぎて
疲れてしまうことがある。

好きなことをしてもっと夢をみたいのに、
現状に気をとらわれすぎて、
いい気分に浸ることの重要さを
うっかり忘れてしまうこともある。

あなたにとって大切なのは、
いい気分を保つこと。
新しいアイデアや考えをどんどん
受け入れること。

女性:
じゃあ。。。
行動は取らない方がいいと?

エイブラハム:
自分の波動が自分の望む物の波動と一致したときに、
道がすんなりと開けるものです。

そのときに動かされるような行動なら、
どんどん取ってください。
動かずにはいられないはずですから。

幸せを受け取るためには、
まずは自分で行動しないと!
と思うのは自然なこと。

だけど、時には、何の代償もなく
幸せを受取れることがあるのだと
理解して欲しいのです。

太陽の恵みを受けている私たち。
その代償として、
太陽は請求書を送ってきますか?
自分の血液がちゃんと流れている。
その支払いをしてますか?

あなたが頑張って行動しなくても、
感謝すべきことは
たくさん与えられているのです。

行動だけがすべてではない。
その事実を、受け入れる。

自分の望みが叶ったとき、
罪悪感を持つこともないのです。

なぜなら、お金だってなんだって、
世の中の人たちが得るだけの
十分な資源(エネルギー)は
不足することなどないのだから。

誰かがお金、恋人、成功、
物事を得られないとき、
「不足してるから」
「誰かが自分の分を取ってしまったから」
ではないのです。
その人の波動が受け入れモードに
なっていないからなのですよ。


☆日付の記載がないのですが
2014年以前のもののようです。
冒頭部分が切れているので
質問内容が分かりませんが、
対話の最後の部分をもとに書きました。




もっとステップ5!


男性:
ときどき、
僕には分かるんです。

エイブラハム:
我々は、つねにそのことを
言ってるんですよ!


男性:
ええ。
このホットシート席に選ばれるということも
ちゃんと分かっていました。

そして質問ですが、ステップ5、つまり
自分と調和し続ける人生について
もっと知りたいんです。
最近、僕はそこにいる気がして。

エイブラハム:
ステップ1に戻ってしまったとき、
それについて腹ただしく思わないこと。
それがステップ5です。

ステップ1は不可欠なことなのだから、
(コントラストに陥ったとしても)
自分に対して怒らない。
潔く受け入れるけれど、
いつまでもそこに留まらない

ここまでくると、もう、
他者や環境を非難したり、
批判したり、敵に回したり、
そんなことをすることもないでしょうから、
苦しむこともない。

男性:
先日のことですが、
自分がここのところ、
何の成果を出してないことに
自己嫌悪を抱いていました。
たまにそんなときがあるんです。

エイブラハム:
普段してることの
20%だけすればいいのです。
。。。経営者や上司はワークショップの
この部分が大嫌いなようですが。

(会場笑。。。表面的に受け取ると、
従業員は働かなくなってしまうので。。)

そして残りは、
自分自身とのアライメントに使う。


男性:
はい。

僕はそのときに、美しい自然の中にいたので、
すぐに気分も癒されて状況を受け入れることが
できました。。

そしたら、感謝できることが
次々と湧き上がってきて
ソースの存在を感じました。
すべてが大丈夫、なんとかなる、うまくいく。

心配なんかしなくていい。
そう思って、幸福と一体になりました。

エイブラハム
あなたは成果がでないことで
自己嫌悪に陥っていた。

でも、
自分自身とアライメントする。
それ以上の何が大切だというのでしょう?

アライメントする。
それがすべてです。

アライメントしてる一人の人間は
アライメントしていない100万人の人たちより
パワフルであって、その状態にいるときに、
素晴しいことが閃いたり、
タイミングよく動けたり、
道が開ける方向に動かされたりする。

だから、
大自然の中に身を任せたり、
新鮮な空気を吸いこんだり、
そんな気持ちの良いことをして
ソースと繋がり、
受け取りモードになれば、
「もっと簡単に成果をあげられる行動」
が、自然と取れるようになるのです。

気分がぴたりとしたときや、
いい気分でいられるときの行動が
正しくて、何かをするのに効率的な
やり方ということです。

男性:
自分とアライメントしてる状態が
デフォルトになってきてはいるのですが、
受け取りモードについて
少し混乱しています。。

エイブラハム:
自分に制限をかけて自分の願いや望みを
どんどん遠ざけてしまっている。
それは誰でもなく、
自分が勝手にやってることです。

ソースはそれを知っているから、
あなたを正しい方向に
導くことができる。

「ない」と思っているものは
実はここにちゃんとあって

ソースはそれを得る手段を
教えてくれるのだけど、
「ない」と信じ込んでいれば、
そうしたガイダンスを
受け取ることはできません。

仕方ないので、
ソースはあなたの意識を
「心配のない事柄」に
移行させようとします。

そしてあなたが不安や欠乏感から

解放されたとき、
「ない」と思っていたものが、
すでにそこにあったことを
発見することになるのです。

分かりますか。

もう少し落ち着いて、
内面から送られてくる声に
従えばいいだけ。
すべてはちゃんと準備されているのですよ。

男性:
ソースを探すには。。

エイブラハム:
ソースはいつでもあなたの傍にます。
あなたがドン底の気分でいるときでも。

気分がいいときは、
ソースを受け入れている状態です。

ほっとしたような状態であっても、
ソースを受け入れることができます。
もっと気分が上昇すると、
もっと存在が近くなる。
パッション、やる気、
ワクワク、じっとしていられないような気分
になってゆくと、その声を聞けるようになり、
どんどん後押しを貰えるのですよ。


過去を見ないということ



男性:
子供の頃に血液輸血をして
HIVに感染しました。

で、
月曜日に、いつものようにまた
テストをしたら。。
陰性だったんです。

(会場、大喝采)


もちろん、これから、もっと色々な
テストをすることになるし、
最終的な結果が出るまで
数週間かかるのだろうけど。

エイブラハム:
絶対に変えられない「現状」も、
変えられることができるということです

あなたは
陰性の結果が出たから
いい気分になれたのではく、
いい気分を持続していたから
陰性の結果になった。(みんな拍手)

自分とのアライメントがすべてであって、
難しいことではありません。
慣れるまでちょっと練習すれば
いいだけのこと。

男性:
HVI感染していたとき
脳内出血が起きて
痛みに襲われていたのですが
そんなときはどう対応すれば。。

エイブラハム:
大切な質問ですね。

人間は、
意識を持った生命体の細胞から
つくられていて、あなたの内面
(源、神、なんと呼んでも
構いませんが)は休むことなく
細胞とコミュニケーションを取っています。

体に不調を感じたとき、
細胞は良くなりたいと願い、
ソースはちゃんとそれに応える。
いくら抵抗力が生まれたところで、
そのやりとりは変わりません。

だから、リラックスして、

ちゃんと治るのだと信じる。

不安になるのを辞めると、

治らないかもしれない、
どうせ治らない。。
などといった抵抗力は弱まって
細胞が放った願い(=回復)が
現実化するわけです。

現実を無視するのは、
たやすいことではありません。
体に痛みがあったらなおさらですが、
条件(状態、状況、現状)に
感情を振り乱されないこと

痛みを感じながら
気分を低下させない。

背中にかゆみを感じるって、
ちょっと面白くないですか。
誰か掻いてくれる人がそばにいたり、
棒か何かがあったら、
痒い感覚もちょっと楽しい。

ときどき、空腹で倒れそうになる。
でも、
お腹が空いてるときのほうが
食べたときの満腹感が、より大きい。

空腹は満足からほど遠いけれど、
もう二度と満腹にならないのではないか?
なんていう恐怖は感じない。

体の痛みも、
そんな感じであるべきなのですよ。

男性:
2年半ほど回顧録を書いているのですが、
書きながらあまりにも辛くなって、
押しやってしまいました。

エイブラハム:
あなたのインナービーングが押しやった、
ということです。

「インナービーング」は
常に将来だけを見ています。
だから過去を見ることで
インナービーングと調和がとれなくなるのです。
(=いい気分が保てなくなる)

過去の体験によって今の自分がある。
だから、今の自分は正しい。
といったような正当化みたいなことを
少しの間、やめてみてください。

あなたのソースは、
過去を見ることはしません。
過去にあなたがいた場所を
見ることもないのです。

ホームシックという言葉がありますが、
過去の思い出がつまった実家に戻ると、
かび臭くて、
無知だと思われていた頃の自分に
戻ってしまう。。。
家は自分を病気にさせるところ。
冗談じゃないんですよ。
(会場は笑ってるけど、実家に住んでる親が
聞いたらあんまり笑えない?)

ソースはあなたの傍にいて、
一緒に、前を見ているのです。
これは本当に重要なことだから
覚えておいてください。


応援ありがとうございます♡