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皆、”エンダーリリーズ”をやるのです。

こんばんは、如月伊澄です。

【あらすじ】

昔々、彼方の「果ての国」にて。
突如降り始めた「死の雨」は、 生きとし生けるものを
狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。
人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。

あらすじを読んでわかるように「終わった物語」から、このストーリーはスタートします。簡単に言えば、ゾンビパンデミックが起きた国で一人目覚めたよ、という始まり。

【どういうゲーム?】

探索型2Dアクションーーといってもわかりづらいので、例を挙げると「メトロイド」のようなゲーム。

メトロイドといえば、全体マップがすべてつながっていて、ウェポンやスキル、アーマーを手に入れるごとに、探索範囲が広がっていく面白さですが、まさにその面白さを踏襲している本ゲーム、インディーズながらストーリーも音楽も、グラフィックも一級線。

難易度は「ソウルライク」(ダークソウルシリーズやエルデンリング等、高難易度ゲームを差す造語)なので、雑魚の攻撃一撃でHP半分吹き飛ぶなんて、よくあること。でも、初めから回復手段はあるので安心ですね!(?)

世界観は落ちている手記やコメントから推測するしかなく、そういう点でもソウルシリーズを彷彿とさせます。

お手軽に歯ごたえがあるアクションゲームがしたい人にお勧めです。

【エルダーリリィズのここがオススメ】

今も黒い雨が降り注ぐ世界を白い少女と黒騎士が旅を続け、穢れを浄化していきます。穢れに犯された人間は、不死となり、やがて正気を失い、仲間あるいは守るべき存在の「リリィ」に襲いかかってきます。

彼らを倒すことで「浄化」を行い、穢れを払って安らかな眠りにつかせることができますが――――。

この旅の肝となるのが「これが終わった物語の続きでしかない」ということ。いくら敵を倒そうと、浄化しようと、かつての世界は還ってこない。

どこまで進んでも、どれだけ浄化しても、少女は一人ぼっちだし、魂だけの黒騎士はそばにいてくれる。かつての仲間達も魂だけで力を貸してくれるけど、形あるものが戻ってくることは、一度もない。

何を想い旅を続けるのか、この先に救いはあるのか?
一つのエンディングを迎えた今、この先をプレイヤーに選ばせる演出(なのかな?)も憎い。

リリィを選ぶのか、世界を選ぶのか。
その答えは、あなた次第。

3000円でおつりが来る値段なので、GWにぜひ。

クリアしたらまた記事書くかもです。


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