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おすすめ海外ドラマ南米ブラジル発!世界的人気の「ジェイラーズ」

フランスのカンヌで開催される世界最大級の国際コンテンツ見本市(MIPCOM)で審査委員長賞を受賞した人気作がHulu経由で日本に上陸しています。
 
日本の刑務所ドラマが子供向けに思えるほどの衝撃作。
ブラジルのノベーラ(ドラマ)はかなり前から世界中で大人気ですが、ポルトガル語になじみがないのか、はたまた遠い国過ぎてリアリティがないのか在日ブラジル人向けのチャンネル以外、あまり一般日本ではなじみがありませんね。
 
南米の王様ブラジルといえばサッカー、ボサノバ、サンバ、アマゾン、スーパーモデルなどの美男美女原産国だけじゃない、エンタメがすごい!
 

実際ノべーラはかなり面白くて、一度見るとやみつきになります。

映画は世界的に大ヒットした「エリートスクワット」などハードコアバイオレンスからカンヌ映画祭受賞作「セントラルステーション」のような感動物まで幅広いジャンルを誇りますが、本作は「エリートスクワット」系。

大好物を飲み食いしながらゆっくり海外ドラマを見るのが至福のひととき…という方も多いと思いますが、このドラマをご覧になるときは、絶対にやめたほうがいいかと。
 
ゆっくり至福のひととき…どころじゃありません
食欲が吹っ飛ぶほど、オープニングからわけがわからぬスピーディな展開で、心臓がバクバクします。
 アラフィフ以上の視聴者はご自分の体調と相談しながら見るのをお勧めします。
 
いきなり囚人がナイフもって殺しあってるし、看守人質にして暴動起こしてるし。
 
平和な日本からすると、「刑務所で暴動」「看守人質」というシチュエーション自体ありえません。

どうして囚人が刑務所の棟内を自由に歩き廻れるの?
そもそもなんでみんなナイフ持ってるの?

などなど、疑問が続出。

囚人が凶器を持つなんてありえない日本ではリアリティなさ過ぎるにもほどがある設定ですよね。
でも、ブラジルではこれ、普通にリアルにあります。

たま~に見ませんか?

「ブラジルの刑務所で看守と面会者全員(!!)を人質にとって囚人脱走」
「囚人と特殊部隊の銃撃戦」

などの物騒なニュースを。
看守もろとも面会者全員人質にとって脱獄なんて日本では絶対にありえない事件がリアルに起こる国、それがブラジルです。
 
そもそも日本みたいに囚人が個室で面会するのではなく、大広間?で仕切りなどなくそれぞれがそれぞれの家族や恋人、友人と面会するシステムらしいのです。
(ドラマで見る限り、模範囚?であればアメリカなどもそうみたいですね)
だから面会者全員を人質にできるんですね~
面会するのも命がけ、、、

でもこれって自分の家族も人質にして逃げるってことですよね…

しかもあちらの警察は日本みたいに「民間人が人質だから」といって人質救出のために手を緩めたりしません。
必要とあらば、容赦なく人質もろとも犯人を撃ち殺します、、、、
基本的に日本以外の国(とくに南米、欧米)は、人質になったら日本ほど守ってくれないと思ったほうがよさそうです。
 
話が若干それてしまいましたが、この「ジェイラーズ」、看守の証言をもとにして作られたドラマなので、リアリティに関しては限りなくリアルです。

暴動、麻薬、脱走、殺人、汚職など、さまざまな問題が勃発
ちなみにこれ、塀の外じゃありません。
刑務所内で巻き起こるのです!
さらに塀の外では、主人公の看守アドリアーノ自身の家族にまで危機が及び…
これ以上はネタバレなので、後はご覧になってお確かめください。

とにかく、一話23分という短さを感じさせない盛りだくさん感、はらはらドキドキが続いて、本当に体に悪い(笑)。

こころ休まる展開など一切なく、一気に突き進みます。
完全に製作者の創造性に頼った作り物のドラマならともかく、限りなくリアルだと思うと恐怖は倍増。

怖いのに、次回を見ずにはいられない。
本国で大ヒットを記録したのも納得です。
でも日本人とは違った視点で見てるんだろうな~
日本人の私にとってはどラマとして捉えられるけど、ブラジルの皆さんにとっては実際よく聞く話ですし。

とにかくハマルこと間違いなしです。
ちなみにブラジルは大変美しい国です。
海や自然が美しく、人も明るく魅力的、食べ物も本当においしい。
ただ貧富の差が激しく、犯罪が多いのが残念ですが。
2021年現在ではコロナと過激大統領も問題ですね。
ボルソナロ大統領、復活したとはうえコロナに感染したし、ジャーナリストから訴えられましたし。
良い意味でも悪い意味でも注目のブラジルです。

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