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言葉で、キミを救いたい~散る桜~【エッセイ】【小説】

今年の桜、御覧になりましたか?
綺麗でしょう。
もう、花の命を散らし始めているけれど。
雨にうたれながら桜並木を歩いていたら、
雨と一緒に桜の子供も一緒に降りて来て、
黒いアスファルトを隠していくんです。
こうして散って行って、花はなくなって……
緑の若葉が空を隠すようになって、それも散って、
桜の花のコトは、すっかり忘れられてしまうけれど、また春が来たら
思い出して、感動したり切なくなったりするんですよね。

キミの存在もそうなのではないでしょうか。
ただ、桜の花が散って、なかっただけで……
キミ自体の存在…桜の木はちゃんとソコにあるのだと想います。
きっと、また春が来たら、キミのコトを思い出して
感動したり切なくなったりするのだと思います。

ボクは、キミを言葉で救いたい。
これは、キミとの約束だから……
でも、本当に救われたいのは、ボク自身かもしれません……。
また、書きます。

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