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【ふじ林檎こけし】とふじりんごのおはなし nipponhug

こんにちは。

りんごの王様【ふじ】の林檎こけしが出来ました。

りんごこけし ©nipponhug

本物の林檎の皮をむいた時のような見た目になるように彫っています。


ふじは蜜が入っていてシャリッと美味しいので、
底面は蜜入り感のある断面になっています🍎

一つひとつ丁寧に手彫りしています。


◇ここからはふじりんごのおはなしを◇


ふじは【国光(こっこう)】と【デリシャス】を
交配し育成された日本で一番多くつくられる品種です。(私も林檎の中ではふじが一番好き♡)
人気は海外でも広がり、世界でも最も沢山生産されるようになりました。


味と食感の良いふじ、今ではたくさんつくられるようになりましたが、かつては着色が悪い等の理由からなかなか普及に踏み切ることが出来なかったという歴史がありました。

「ふじ」の素晴らしい素質を見抜いていた生産者は齋藤昌美さん。齋藤さんは高度の剪定技術を確立し、青森県内・県外を問わず多くの求める生産者を指導して「ふじ」の育成普及に努めました。

齋藤さんは「ふじりんご」の栽培に力を入れ、
苦労に苦労を重ね命をかけて苦節10年‥‥
ついに独自の栽培方法を確立したのです!
10年の努力‥‥本当にすごい‥‥

そして、だんだんと「ふじりんご」の名が知れ渡ってくると、全国の林檎農家の人たちもふじを栽培したいと教えを乞うようになっていきました。ふじを栽培したいと願い出る生産者に対し、齋藤さんは自分が育てたふじの木から枝を分け与えてあげました。これが【ふじ】が広まるきっかけとなったのでした。

 何気なく食べているりんごにも、生産者のみなさんの多大な努力がつまってます。
 天候にも大きく左右されるりんご。今年は雨が少なかったので、りんごの出来が心配されています。
美味しいりんごが実りますように‥という願いも込めて。

ちなみに、青森県弘前市のりんご公園には齋藤昌美さんが多くの生産者に枝を分け与えた木である『準原木』が植栽されています。
弘前は私も大好きな街です。みなさんも是非遊びに行ってみてくださいね🍎


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