オンライン演劇の可能性
ちょっと前に、役者さん達が公演がなくなって困っている話を聞いて、文化・芸術の世界って生命の維持には必須ではないために、ないがしろにされやすいのだと感じた。
僕は仕事でオンライン会議ソフトのZoomを使っているのだけど、今日使っている最中にふと思いついた。
このツールを使って、オンラインドラマができるのではないか。
このZoomかなり多機能で、自分のデバイスの画面を共有できたり、10人を5人×2といった具合に部屋を分けたりすることができる。youtubeへの配信もできるし、他にも背景の変更もできるしと僕も全部の機能を把握できていないレベルだ。
最近、リモートワークの増加で耳にした人もいるだろう。
別に画面上だけでもドラマを作ることはできるけれど、これらの機能を駆使すれば、少し凝ったストーリーや演出のドラマが作れるんじゃないかと思った。
部屋が分けられるのだから群像劇のようなものが作れるかもしれない。例えば、Aの部屋で起こっていることはBの部屋ではみられない。そこで、ミステリーにおける犯人視点と被害者視点、探偵視点を分けて同時並行して演じてみる。
視聴者参加型にして、TRPGやサウンドノベルのように、参加者の選択によってストーリーが変わっていくのも面白い。(そういえば、昔TVゲームの「かまいたちの夜2」を家族がやっているのを見て、夜眠れなくなったけれど、目が離せなかった記憶がある。)
稽古も視聴するのも画面上であれば接触しないので安全だし、録画をすればその映像を販売できるかもしれない。結構いいことずくめだ。
我ながらなかなか良いアイディアだと思っている。
僕は役者ではないし、やりたいとも思っていないけれど、脚本を書く人と、演じる役者さんがいればできると思うので、お仕事の無くなった役者さんなんかは是非やってみてほしいなと思う。
正直、ちょっと見てみたい。
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