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どうせなら費用対効果を考えて勉強したいよね

占い好きは勉強熱心!

占いを好きな人には勉強熱心な人が多い……と感じます。
それなりに占いができるようになるには、たくさんの本を読まなくてはならないし、特に西洋占星術や四柱推命、五行易などの命術は膨大な知識を何年もかけて学ばなければなりません。

でもいくら学ぶことが好きでも、無駄な時間と費用を費やすのは避けたいと思うのは当然のこと。
特に占いを仕事にしたい人。またすでにプロとして占いを使っていて、さらに新しい占術を学ぼうとしている場合、できれば効率よく、費用対効果を考えて学びたいはずです。プロにとっては、学び=仕事でもあるからです。

今、占い業界が賑わっています。占い師は激増し、それにつれて占い師や占い志望者向けの講座や学習カリキュラムも増えています。

さまざまな占いの講座があり、検定や資格があります。
資格取得できるのは、その講座を受ける大きな動機にもなります。

わたしが心理学検定を選んだ理由

わたし自身、数年前、心理学を学びたいと思ったときに、「なにかしらの資格取得を目標としたい」と考えました。ところが、唯一の心理職の国家資格、公認心理師は大学院卒業が条件で、高校中退の私にはハードルが高すぎました(大学で4年間、さらに大学院で3年間みっちり学んでやっと得られる、それだけ専門的な資格なのです)。逆にそれ以外の民間資格は、今度はたくさんありすぎて、どれがいいのか分からないという状態でした。
いろいろ調べて、心理学学会という公的機関が認定している資格で、大学の単位として認定されたり、学会入会資格が得られて、学歴問わず受験できる、心理学検定を受けることにしました。
この資格を持っていたからといって就職に有利になるわけではないでしょうが、わたしとしては、自分の知識を深めるために系統立てて学ぶことができたのと、我流で学んできた知識を試験で確認することができたので、受けて良かったです。数千円の受験料の費用対効果、十分すぎるほどありました。

心理学を学びたい人に、心理学検定がオススメです
(↑心理学検定についてはこちら)

「○○占い鑑定士」という資格について


占い業界でも、最近は「○○鑑定士」の資格が得られるということを売りにしている講座がそれなりにあるようです。
ぶっちゃけて言います。
占い業界で「○○鑑定士」の資格を持っているからと言って、就職時に有利になったり、お客さんが増えるかというと、ほぼ関係ないです。そもそも占い師はほとんどが個人事業主ですから、就職時の有利不利は関係ないし、相談者さんは「○○鑑定士」などという資格はまず、見ていません。

では、その資格を得ることで何があるのか。
資格を持っていることが、業界での活動の足がかりになる場合があります。
それをチェックする簡単な方法があります。
その資格を公表して活動している人がいるかどうかを探してみればいいのです。
「○○鑑定士」など、その資格の名称で検索して、活動している人がいたら、資格を掲げることで何かしらのメリットがあるのです。活動しているその人は、資格を取った後の自分の未来予想図でもあります。
もしひとりも見つからなければ、その資格を取っても、役に立つ日はないのでしょう、おそらく。

結局、わたしが学ぶ理由


それでも。学ぶのは楽しいです。
わたし自身、新しい占術を学ぶのはいつだってワクワクするし、すでに知っている占術もまだまだ深めたいし、心理学ももっと学びたいです。
占いや心理学の面白そうな本を見つけると、ついつい買ってしまうし、気になる講座やワークショップがあれば時間をやりくりして申し込んでしまいます。
若い頃は時間はたんまりあったけれどお金がなかったし、学ぶお金があっても時間が足りない今、やっぱり、できれば効率的に学びたいと思ってしまいます。
わたし自身今は占いを教える側でもありますが、これからも一生学ぶ側でもありつづけるつもりです。

学びと費用対効果を考える方に、参考になれば幸いです。




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