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サレ妻が不倫相手に慰謝料請求「金の亡者。性格悪い」非難は正しいのか

不倫によるサレ妻の体験談がSNSやyoutubeで注目を集めています。

視聴者の求める結末は「スカッとする復讐劇」です。
そのため、注目を集めているアカウントは、大抵が離婚し、慰謝料請求する流れとなっています。

しかしコメント欄やネット上のスレッドでは「血眼になって慰謝料請求するのは金の亡者」「性格が悪い」と非難されることが多々あります。

サレ妻の報復感情について、個人的見解を記します。


まずは私の身近で起きた、カップル間の金銭トラブルの一部を紹介します。

大怪我の痛みと、罪の意識の軽さによる慰謝料

ある女性は、彼氏の運転するバイクの後ろに乗っていました。

彼氏の不注意で転んだ拍子に、彼女だけが大怪我を負いました。
入院や手術、リハビリと再手術を経て、全治までに数年かかりました。

医療費は保険でまかなえましたが、彼氏に「俺は軽傷だったのに、なんでお前が大怪我してるんだよ」と軽口を言われるたびに体の痛みが増し、愛情が薄れて行きました。

退院から程なくして別れました。
その時まだ彼女は身体的に不自由な生活をしていて、「彼に慰謝料を払わせたい」と度々口にしました。

医療費や手当、規定の慰謝料は保険会社から支払われるので、彼氏の懐が直接痛むことはありません。
それが悔しく、自分が味わった痛みをわかってほしいと思ってのことでした。

別れる際、「私の体を傷つけた慰謝料が欲しいくらいだわ」と言うと、彼氏は「結局金かよ。金に汚い奴だな」と言い捨てました。

結果的に金銭を受け取ることなく別れましたが、遺恨が残りました。

フラれた悔しさを晴らすための、金銭請求

私が、ある男性と別れた時の話です。

彼の猛烈なアプローチで付き合い始めましたが、好きになれませんでした。

付き合っている間は、基本割り勘でした。
互いに学生でしたし、私は奢られると引け目を感じてしまうためです。

彼は度々、進んで多めに支払いをしました。
私が断っても、「いいから」と笑い、譲りませんでした。

私が別れたいと告げて、別れました。

何度か連絡が来ましたが、返信をすると期待を持たせると思い無視しました。

しばらく経ったある日、「お金を返してほしい」とメールが届きました。

お金を借りた覚えはありません。
無心したこともありません。

あるのは、断ったにも関わらず数百円から千円程度多めに支払われたことが度々あったこと、私のノートPCが壊れて就職活動に困っていた時に、買い換えで不要になったノートPCを譲り受けたこと。遠距離恋愛になった時に交通費を片道負担してくれたことくらいです。

何のお金を返すのか聞いてみると、ノートPC代だと言います。
譲り受けたノートPCは数ヶ月使用しましたが、すぐに壊れていました。もともと調子が悪かったので買い換えたと聞いていましたので、壊れるのも時間の問題でした。

そのPCの金を要求されるとは。

「譲り受けたものなので、あとから支払いを要求される意味が分からない」と返信をすると、それ以降要求されることはありませんでした。

気を引くための手段であり、悔しさも相まって金銭の要求に到ったのだと感じました。


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