好きな映画の話
あなたはキング・アーサー(2017)を知っていますか?
「今まで観た映画の中で、お気に入りの映画はありますか?」
と尋ねられれば、私はキング・アーサー(2017)と答えます。
そう。あのガイ・リッチー監督が手掛けた、
ハリウッドで最も大赤字を叩き出した問題作「キング・アーサー」です。
スラムのガキから王になれ!
去る2017年の1月1日。とあるソシャゲーにドはまりした私は、
そこからアーサー王物語に連鎖的に沼りました。
元々ギリシャ神話を始めとした英雄神話物語といったものが好きだったので、アーサー王物語にもとんとん拍子で沼っていきました。
ある日、ロングラン上映中だった「君の名は」を観に行った折、
「キング・アーサー」の予告編CMを目にします。
「アーサー王物語をモチーフにした映画があるんだ!絶対観たい!」
そう思った私は心の中の『絶対に観に行く映画リスト』に
キング・アーサーを忘れないようにメモりました。
当時はアーサー王に関係することなら、
なんでもいいから片っ端から味わいたかったのです(今もですが)
またこのキング・アーサー(2017)の内容をこれ以上ないくらいに表現している『スラムのガキから王になれ!』という前代未聞のキャッチコピーも、
観賞を決意した理由です。
すらむ???あれ???
少年時代のアーサー王は確か、
ウェールズにある牧歌的な村で養父・義兄と暮らしているハズでは……?
でもまぁなんか面白そうだしいっか!!
そんなこんなで「キング・アーサー」を観に行こうと決意しました。
キング・アーサーあらすじ
両親を殺され、スラムの売春宿でひとり貧しく生き抜いてきた青年アーサー。彼はまだ、自分の偉大なる宿命に気づいていない。
アーサーの正体は、かつてのイングランド王の一人息子。暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)は兄であるユーサー王(エリック・バナ)に謀反を起こし、殺害。ユーサー王は絶命する寸前、まだ幼かったアーサーを船で逃がしたのだった。
過酷な環境で鍛えられながら成長し、優しくタフな男として仲間の信頼を集めていたアーサー。やがて聖剣エクスカリバーを手にした彼は、自らの過去、そして亡き父に代わり王の座を奪還するという運命を知ることになる――。
勇気ある仲間たちの力を借りて立ち上がった彼は、果たして宿敵ヴォーティガンを倒し、頂点の座に上り詰めることができるのか――!?
ワーナーブラザーズさま公式サイトより引用。
円卓の騎士には、なんとカンフーの達人がいた
ところでこれを読まれている方の中には
『アーサー王物語』について全然知らないという人も、
まず間違いなくいらっしゃると思います。
簡単に言ってしまえば、イギリス版の『桃太郎』のようなものですね。
イギリスのウェールズというところに”いた”とされる、伝説上の王様です。
大変に優れた騎士でもあり『円卓の騎士』と呼ばれる仲間たちと、
様々な冒険を繰り広げたと言われています。
この『キング・アーサー』にも、円卓の騎士は勿論出てきます。
幼馴染であり弓の名手なトリスタン、父の忠臣であったベディヴィア、
いつ登場してたか忘れたけどパーシヴァル、そして師匠であるカンフー・ジョージ!!
……ん?なに最後の……?だれ……?
ともかく、頼れる仲間たちとともにアーサー王は
スラムで生き延びるために培った知恵や、格闘術、
そしてエクスカリバーを手に、亡き父の仇であるヴォーディガーンを打倒するべく戦うのです!!
おもしろかったのに、なんだでろ?
スタイリッシュかつド迫力のアクション、テンポよく進むストーリー!
美麗な舞台美術、そして光りまくる俳優たちの名演技!
観賞中の私は「この映画監督すごいなぁ!!」と胸中で大絶賛しながら魅入っておりました。
そして上映終了後、楽しかった~とホクホクしながら席を立とうとした瞬間
「よくわかんない話だったね~」という話声が聞こえてきました。
え、嘘。面白かったって思ったの私だけ……?
いやいや、きっと世間の評価も高いはず!あんなに面白かったんだから!
赤字額約170億円。
なぜなのか(アメリカ受けしなかったらしいです)
しかし、日本では予想外にコアなファン層を獲得したらしい
キング・アーサー(2017)!
地上波で見れる日を楽しみにしております!!
…………見れます、よね……?(不安)
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