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プログラミング的思考を身につける為に必要なこと~概要編~

こんにちは。きりんアフタースクールの粕谷です。
5月も中旬になり、子どもたちも学校にも慣れて、普段通りの顔がようやく出来上がりつつあるようですね。

さて、今回は様々なところで耳にする「プログラミング的思考」について書きたいと思います。なんでプログラミングを授業で行うの?という問いは多くの方がお持ちのような気がします。その一部の答えになればいいなと思います。

なぜプログラミングを授業で行うのか?

大きく2つあるかと思います。簡単に説明していきますね。

①理系型人材の不足
一つは、背景として世界中でプログラマーなどの理系型人材の不足していることが挙げられます。いまやスマートフォンなどのテクノロジーで多くのことができる時代になりつつあります。人の役割がどんどん減っていく中で、そのテクノロジーを作り、操るのがプログラマーなどの理系型人材です。プログラマーは新卒で年収1000万!みたいなニュースが出るのもよく目にする理由は人材が足りていないからなのです。このような時代背景もあり、今後文系であっても数学や理科などの要素を身につけることが欠かせないと思います。

②プログラミング的思考が求められている
もう一つはプログラミング的思考を身につけてほしいからです。なにそれ?と言われそうですが、プログラミング的思考とは、要は論理的思考力のことです。ものごとを論理的に考え、伝える力が日本人は特に弱いと言われ、だかつ世界的に求めれてる力でもあります。だからこそプログラミングを体験しながら論理的に考える経験をしましょう、が学校のプログラミングの授業の狙いになります。

プログラミング的思考を身につける為に必要なこと

詳しくは次回以降述べたいと思いますが、私自身が考える、プログラミング的思考の養成に必要な要素の概要は以下の2つでうす。
 ①国語力
文章や人の言うことを読み取るインプット
相手にわかりやすく伝えるアウトプットが必要です。特に小学生の間は読み取る力の養成が重要ですね。

 ②STEAM力
基礎的算数やより難度の高い数学、工学などの理科的知識、加えて今はアートも求められます。小学生の間はまず基礎的算数をしっかりできるようにしたいですね。そこに加えて様々な体験による理科的な興味・関心を身につけたいところです。

プログラマーが最も重要視するのは国語力​

実はプログラミング的思考に最も重要なのは国語力です。
以前知り合いのプログラマーにプログラマーになるために必要なことって何?と聞いたことがあります。その方からの返答は「国語力!」でした。なぜならプログラムで動かす機械は、人から言われた通りのこと以外はできないからです。だからこそプログラムを書くためには、正しい文章を書いて、機械に指示ができるようにならないといけないそうです。

私たちきりんアフタースクールで行うプリント学習はインプットの要素、クリエイティブタイムはアウトプットの練習と思って設計しています。それはプログラミング的思考を身につけてほしいという言い方にも言い換えられるのです。


さて、今回はここまで。次回以降具体的な国語力やSTEAM力についても述べていきたいと思います。お楽しみに!


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