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【同じ仕事を3年以上続けてはダメ】外資系の出世と転職の考え方

大転職時代と言われる昨今。
ようやく日本でも終身雇用が疑われはじめましたね。

そんな今日は海外で働きながら感じた、外資系や海外での転職や出世についての価値観や感じたことを備忘録で残したいと思います。

転職は100%自分都合で当たり前

年収UPか役職が上がるといった、今の職場より条件が良くなるものを提示されたらあっという間に転職していきます。

毎月、数人やめて入ってくるのが当たり前のため、形上のFarwell partyなどは開きますが、結構いい意味でドライです。

海外では30代で社長が当たり前。3年に1回は出世が必要

海外では平社員で入社した人が30代で平気で社長になります。
一方日本は50代や60代になってようやく社長なので、スピード感が全然違います。

そうすると何が起きるかというと・・・

30代で社長を基準に考えてキャリアを考えます。
仮に22歳で会社に入り、39歳で社長になることを想定すると、18年しかありません。

レイヤーが少ない組織でも下記くらいの役職数があると思います。
・コーディネーター(平社員)
・スペシャリストやアシスタントマネージャー(係長や課長代理)
・マネージャー(課長)
・シニアマネージャー(次長)
・ジェネラルマネージャー(部長)
・ダイレクター(本部長)
・マネージングダイレクター(社長)

そうなると合計6回〜7回は出世が必要で、18年間で社長になる場合、3年に一回は出世していないと間に合わないんです。

3年間出世も昇級も望めない場合は交渉か転職

そのため、3年間で同じポジション・同じ業務をしている方は貪欲でないか、現在の仕事であまり評価を得られていないと捉えられるリスクもあります。

それも相まって、交渉するかより良い条件を求めて転職をすることで、海外の方が人材の流動性が高いのだと思います。

3年スパンで全力投球

出世や給料が人生の全ての価値であるわけではないし、あまりに転職しぎても「ジョブホッパー」だと思われて、マイナスの印象を与える恐れがあるため、推奨しているわけではないが、、、

1つの考え方の基準として、世界で戦うためには、30代で社長を目指して訓練をしている人たちと戦わなければいけないこと、

その人たちと同じ土俵に立つためには3年周期で結果を出し続け、評価され、上に上がっていかないといけないのだなと考えさせられました。

そりゃ、60代になってから社長って気持ちも体力もつらいよね

日本は本当にこういう点が遅れているなーと思いました。

入社当時って誰もが意欲に溢れて、社長を目指したりするタイミングなのに、最近ではそもそも働きたくなかったり、出世したいと思わない人が多いですもんね。

これって、上の世代を見て、夢や希望がない、、、責任が増えるだけで大して権限は増えずに楽しくなさそう・・・給料も大して変わらないし。

とかいろんなマイナスの要素もあるんでしょうね。
起業家も育ちづらい土壌ですし、色々海外にきて考えさせられました。

考えがまとまる前に殴り書きしましたが、お読みいただきありがとうございます。時間があればアップデートしていきます。


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