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かぼちゃを食べすぎて顔が黄色になったあの頃

かぼちゃの商品を見つけると、気がつけば買っている。
かぼちゃのタルトに、かぼちゃチップス、かぼちゃのクッキー、かぼちゃのパン、かぼちゃのスープ・・・

どれもこれも輝きを放っている。
最高の食べ物を最大限に生かしてくれてありがとうございます。
生産者、調理した人に感謝しかない。
私はかぼちゃが大好きだ。

学生の頃、かぼちゃの煮つけを毎日作って毎食食べていた。
他の野菜もとらねばと思っていたので、濃縮な野菜ジュースも毎日飲み、野菜がかぼちゃだけに偏らないように意識していた。

そんなかぼちゃ生活を続けていたある日、

「きりんちゃん、顔、黄色くない?」

と、クラスメイトに言われた。

動物のきりんは黄色で間違いないのだが、私は人間だ。

いや、改めてきりんを調べてみると、黄色じゃない。


きりんさん

茶色の柄だ。
なぜ、黄色で塗りたくって描かれるようになったのだろう。
その話は別の機会にするとして。


確かに、言われてみれば顔面が黄色に変色していた。
腕から指先にかけても、うっすらと黄色に見える。
みかんを食べすぎて手が黄色になったことはあったが、顔面が黄色になったのは初めてだった。

ネットで調べてみると、どうやら『柑皮症(かんぴしょう)』になっていたらしい。
みかんの食べすぎの時と同じことが起きていたようだ。

みかんやかぼちゃに含まれるカロチンが多い食べ物を過剰摂取すると、肌が黄色くなることがあり、野菜ジュースの摂りすぎでも同様の症状が起きると書かれてあった。

私は、かぼちゃも野菜ジュースも過剰摂取していたので、どおりで黄色くなっていたわけなのだ。

なにごとも「ほどほどに」だ。


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