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仁藤夢乃さんの社団「Colabo」のバランスシートが公開されたので見物に行ったらトヨタみたいな健全経営だった(訂正あり)

 普段、事業会社の貸借対照表(バランスシート、B/S)見てる人からすると、この簡素な貸借対照表と活動計算書見て「人件費少なっ」と思うんです。非営利を謳う一般社団法人だから当然なんでしょうか。

 結論だけ先に書いておきます。以下、各論。

1.仁藤夢乃さんのColaboは人件費を掛けずにキャッシュを稼ぎ出す力に溢れた超優良企業だった
2.都からの助成金とか全額返してもびくともしない健全経営で圧倒的成長力を持つ
3.仁藤夢乃さんは事業規模に比して無駄金を使っておらず、現預金と土地と建物がどんどん積み上がる辣腕経営者

俺様

 その貸借対照表がひっそりアップされていたので見物に行ってきました。サイトのソースを見る限りごく最近ページができてB/Sが掲載された風ですが、そこは武士の情けでいいんじゃないでしょうかね。

 直近の貸借対照表と活動計算書を見たんですが、仁藤夢乃さんのご性格を反映しているのか、大変な健全経営です。もちろん健全な理由の3/4ぐらいは「人件費支出がない」からなのですが、残りの1/4は「寄付金と助成金が使い切れないぐらい集まっている」ことです。単体の事業収益だけでも4,400万余りあっておそらく利益を出してるんで、これが事業会社ならウハウハであります。

 「無借金経営です」どころではありません。超高収益の、急成長企業ですColabo。

爆発的にキャッシュを稼ぎ出す俺たちのColaboの昨年21年活動計算書。コーラボコラボコーラボ高収入の声が聴こえてくる

 私もNPOや非営利の社団法人の経営は良く分からんのですが、21年度の事業内容は収入が昨対プラス98%成長で4,400万に対し、見た目の経費構成がざっくり計算で3,000万いかないぐらいなのでナイス利益。そこに都などからの受取助成金が4,600万、寄付金とサポーター入金が合計で8,500万ですから、事業会社なら笑いが止まらない、ボランティアどんどんやってこい、アパートでもシェルターでもじゃんじゃん建てたるわ、なんなら日本共産党本部も全部こいって感じの急成長社団法人であります。

 あまりにもキャッシュリッチなうえに、パブリックリソース財団から1億円入ってきたので、迫害された女の子用のアパート建設に1億円ぶっ込むことにしました、と。剛の者ですな。

燦然と輝く土地建物と現預金。泣く子も黙る仁藤夢乃さんの手腕ここにあり

 不正会計が騒がれていて、監査請求が出て面白がられていたのですが、貸借対照表と活動計算書見てから判断やなと思って待っていたところ、無駄金使わず粛々と組織内に現預金と不動産積み上げて「仁藤夢乃の貯金箱」みたいになっているのは良かったと思います。

 ツッコミどころとしては「事業としてみるなら急成長していて利益水準も財政基盤もしっかりしているので、東京都などからの助成金要らんのでは」ってのと「事業収益部分については一般社団法人どころじゃない利益を出しているからちゃんと人件費計上して法人税払ったら」ってところですかね。寄付金とサポーターからの協力金だけで充分やっていけます。毎日タイヤ買い放題。

 健全経営は貸借対照表にも表れていて、いくつか気になる数字はありますが(20年21年の収益性高すぎて現預金積み上がった上に土地建物合計で2億4,000万、さらに1億円の女の子用アパート建設費ドーンで正味財産3億5,000万とか2018年度末正味財産3,000万から12倍以上とかいう圧倒的成長)、SNSで指摘されていたような無駄遣いをしようと思えばいくらでも経費計上できるところ、割とどころかかなり堅実に無理なく活動し、非営利の一般社団法人だからか人件費も事業会社ではあり得ないぐらい少なく、普通はどこか事業会社に大規模な委託でもしてカネを使っちゃうところをそんなことはやっておらず、貸借対照表では順調に蔵に金壺がうず高く積み上げられている様子があますところなく表現されています。

その前年は現預金9,700万に土地建物2,000万でした。社団法人で蔵が建つとは素晴らしい

 なんか弁護士先生並べて釈明会見やっていたようですが、そこで語られていることよりも貸借対照表と活動計算書とを見れば、いちいち言わなくても仁藤夢乃さんは概ね慎ましく社団法人を運営していたんだなと分かります。

 もちろん、細目についてはいろいろあるのかもしれませんが… タイヤ代とか? ここは法的に開示されるレベルの資料では当然分かりませんので、裁判でも相撲でも何でもやって白黒つけたい人が頑張ってください。

 そんなわけで、共産党とつながりが深いレッズ感溢れる数字が並んでるのかなと思ったら、むしろ人件費を使わず心象風景的にはオープンハウスみたいな感じになっていたというご報告でした。

キャッシュをこれでもかと強烈に稼ぎ出す高い収益力の割に、活動を支える事業経費は大変慎ましやか。商売の基本は仕入れにあり、利益の源泉は抑えた固定費にあるという基本に忠実な経営姿勢に感動が止まらない

 ただ、私の見地はあくまで事業会社の決算を見る者としての所感に過ぎず、公開されているのは限定的で、かつこの内容は正しいという前提です。NPOや非営利の一般社団法人会計に詳しい人から見れば違う意見も出るかもしれませんし、何より支出されている経費の細目は分かりません。不正な助成金をもらっている項目があるかどうかとかはこの情報ではまったく掴めませんので、壮大に騙されている可能性はないわけではありません。そこはご留意ください。

 仁藤はん! 上場前に株を譲ってくれ!

(訂正あり 19:39) ご指摘があり、仁藤夢乃さんが運営されている「Colabo」は一般社団法人であって、NPOではないとのことでした。すみません、てっきりNPOだと思ってました。文中のNPO表記を改め、一般社団法人としました。謹んで訂正申し上げます。また、ご指摘ありがとうございました。


こちらはAIが考えた仁藤夢乃さんご近影です。ナウシカ臭がしますね…

神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント