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やーこ
2023年2月24日 07:26
その日、私はバイト先でアフリカにありそうな木彫りの巨大な顔の盾と小物が並ぶ机に挟まれ身動きが取れなくなってしまった。丁度入り口からは巨大な顔で私が隠れる為、このままでは誰にも気が付かれないかもしれぬと思い、誰かいないかと声を発した。するといつも店に現れては何も買わず、そして一言も喋らずに去る子泣き爺に酷似しているジジイが現れた。ジジイは私を見つめているが一向に助ける気配はなかった。私も何と