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網代幸介個展|DAY 4

 DAY 4最後の更新は、頽廃時間に突入致しました・・・夢の中の皆様、こんにちは!

 毎日お昼の時間帯にレミーちゃんがご案内しているフォトストーリーは、網代さまのオリジナル楽曲つき。最終日まで、多彩なご才能をオンラインにてご堪能下さいませ。

 今日は、網代さまの近所に住むテオ君が、網代さまのお家のワンちゃん&クロちゃんと共に、ギャラリーに遊びにきてくれました! さっそく、レミーちゃんと一緒にティタイムを楽しんだ模様。

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 テオ君、ワンちゃん&クロちゃんは、モーヴ街4番地・レミーのアトリエにて改めてご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

 DAY 4のストーリーでは、ソーダの国の神様ロロが登場。

ソーダが住む国では、ロロと言う名の神さまの置物がだれの家でもひとつはあります。

 網代さまと霧とリボンのコラボ紅茶セットに封入されるフェーヴにも、ロロが含まれます。当たった方は、厳かに飾って下さいね。

 ティウェアのコーナーでご紹介したカップ&ソーサーは、ソーダのように頭に乗せてみたい、表情豊かな一品。明日も引き続き、カップ&ソーサーをもう2点ご紹介しますので、ご期待下さい。

 すでに夢の世界を逍遥している皆様も多い時間帯——夢にまつわる大作と、ソーダのお茶目ぶりが伝わるちいさな作品をお届け致します。

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 忘れられた夢。ためいきをついた瞬間、物語がこぼれ落ちた夢。それは、はじめはちいさな炎のかたまりだった。しだいにあちこちに燃え移り、やがて火の海となった。男の子と私は燃え盛る街を走り抜けた。私の抜け殻が火の中で黒々と燃えているような気がした・・・

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 板やキャンバスに繊細な野趣を持って描かれるアクリル画と双璧をなす、水を多く含んだタッチで紙に描かれる網代さまのアクリル画。無垢の想像力が絵筆になって奔放に行き交う、作為がいっさい感じられない不思議な魅力があります。
 聖俗の境界が生まれる前の、遠い原初の記憶を目の当たりにしているかのようです。

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 シスターのケイトはいっしょうけんめい床をみがいていました。どこまでもつづく廊下を今日中に一人で拭き終わらなければなりませんでしたから。ケイトと仲よしのソーダは、モップがけをてつだってあげようとおもいました。しかし、ソーダはいつもの悪知恵がピンと浮かんでしまいました。

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 「そうだ、あの子に手伝ってもらおう。」それは、モップのようなおおきなからだをした山羊でした。ソーダは山羊の毛にたっぷりと水をふくませて、山羊をうまいことあるかせました。ソーダは山羊のあつかいになれてくると、こんどは山羊のせなかでついうとうとと寝てしまいました。めがさめると廊下はいちめん水びたしでした。もちろんそのあとソーダがひとりで廊下をそうじしたことはいうまでもありません。

 或る日のソーダを小窓から垣間見る一作。これまで届けられた物語を総合すると、ソーダはシスターや他の子供たち(生き物たち?)と共に修道院で(?)暮らしているようですね。
 またひとつ、ソーダのお茶目ぶりを知ることができて、ソーダ担当記者として、嬉しい限りです。

00_通販対象作品

作品名|ためいきからうまれた世界
アクリル、紙
制作年|2020年(新作)
作品サイズ|47.3cm × 35.3m
額込みサイズ|56cm × 44cm

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00_通販対象作品

作品名|モップがけ
アクリル、ミクストメディア
制作年|2020年(新作)
作品サイズ|10.5cm × 14cm

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