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スウィンギング・ロンドン|アーティスト紹介

共同企画者と参加アーティスト7組、
エッセイ執筆者2名のご紹介です

|巻頭エッセイ執筆/資料・書籍展示|

長澤 均『BIBA Swingin’ London 1965 - 1974』(2006)

長澤 均|グラフィックデザイナー・ファッション史家 →HP
装幀、CDジャケット、展覧会などのグラフィック・デザインのかたわらモードを中心に文化史にまつわる著作を多数執筆。『美女ジャケの誘惑』、『20世紀初頭のロマンティック・ファッション』、『流行服~洒落者たちの栄光と没落の700年』、『ポルノ・ムービーの映像美学』、『BIBA スウィンギン・ロンドン1965~1974』他。オンライン古書店モンド・モダーンを運営し、モード雑誌は1910年代からの『Gazette du bon ton』の完本を11冊、1920年代から70年代までの『Vogue』、『Harper's Bazaar』は150冊あまりコレクションしている。

宇山あゆみ
昭和の少女洋品コレクター・人形作家
|ポーズ人形・1点発表|

宇山あゆみ|POSE DOLL BIBA(2022年・新作・非売品)
写真|宇山あゆみ

宇山あゆみ|昭和の少女洋品コレクター・人形作家 HP
昭和時代の「懐かして可愛い」をテーマにコレクションと創作で活動中。
ケンエレファントとのコラボカプセルトイ「昭和ノスタルジック」シリーズのプロデュース担当。「少女スタイル手帖」新装版が(河出書房新社)2022年10月より発売開始。「昭和45年女」(クレタパブリッシング)にて連載中。

カタユキコ
イラストレーター
|イラスト4点発表|

カタユキコ|My Swinging London(2022年・新作)

カタユキコ|イラストレーター HP
本の装画、菓子缶イラスト、CM用アニメーションなど、さまざまな媒体にイラストを提供。ミッドセンチュリーモダン、レトロフューチャーな世界観を愛し、近代的でありながらもどこか懐かしくレトロな雰囲気を描くのが得意。

河井いづみ
イラストレーター・アーティスト
|鉛筆画2点・版画4点発表|

河井いづみ|Mini skirt(2022年・新作)
本展メインヴィジュアル

河井 いづみ|イラストレーター・アーティスト HP
鉛筆画やリトグラフによる独自のテクスチュアを生かした、躍動と静けさが同居する世界観が魅力。2003年より3年間フランス・パリのアーティストインレジデンス等で活動。現在は東京を拠点に、書籍装画、広告、ファッションやパッケージのイラストやデザインなど、幅広い分野で仕事をする他、国内外での個展やアートフェア参加など展示も多数行う。

須川まきこ
イラストレーター
|イラスト6点発表|

須川まきこ|London Night(2022年・新作)

須川まきこ|イラストレーター →Twitter
京都造形芸術短期大学専攻科卒業後、ローマでの個展をはじめ、国内外の企画展に多数参加。紀の国トレイナートのアート祭では南部駅の駅舎に絵を描きJR西日本公認アーティスト駅長に任命。自身も義足であり、義足のファッションショーでは衣装デザインも担当する。得意のモチーフであるランジェリーブランドとのコラボレーション展示では女性のポートレイトスタイル画も描く。画集「Lady Amputee in powder Room」「Melting」「Lace Queen」「ニーとメメ」がある。

massaging capsule
服飾ブランド
|服飾小物2種・各2点発表|
|霧とリボンとのコラボ服飾小物2種・計3点発表|
自作解説

massaging capsule|イングリッドのアームコルセット
(2022年・新作)

massaging capsule|服飾ブランド →HP
1998年よりmassaging capsule名義にて服飾製作。 脆く傷付きながら懸命に自立する人物像をイメージし、そのような人たちが強くあるための殻としての服をデザインしている。ブランド名はE・ルッチオーニとマクルーハンの言葉に東京のイメージを重ねたもの。展示会や催事等参加多数。


霧とリボン
小間物・服飾ブランド
|massaging capsuleとのコラボ服飾小物|
2種・計3点発表
自作解説

massaging capsule & 霧とリボン|
Kensington High Streetのカフスとサコッシュ
Carnaby Streetのサコッシュ(2022年・新作)

霧とリボン|服飾・小間物ブランド  →Tumblr
全ての人々が自身の感性に誠実に生きることができるよう、ショップカラーの「菫色/Mauve」に願いを込めて、文学・アート・モードを横断するオリジナル作品の発表を行うと共に、個性豊かなアーティストが集う展覧会を定期開催している(実店舗は現在休業中)。オンライン上のアート・プロジェクト《モーヴ街》の活動、プライヴェート・ポプリブランド《Du Vert au Violet》の運営も行っている。

Du Vert au Violet
プライヴェート・ポプリ ブランド
|ポプリ1種(パッケージ3種)発表|
自作解説

Du Vert au Violet|Kensington High Street 1973
(2022年・新作)

Du Vert au Violet|プライヴェート・ポプリ ブランド →note
書物を紐解くように香りと対話する「プライヴェート・ポプリ」とポプリまわりのオリジナル・アイテムを気鋭のアーティストとコラボレーションしながら制作販売。室内香ではない新しいスタイルのポプリ——日々の暮らしの中で、香りを起点に、文学やアートなど多彩な世界に関心が広がっていくよう工夫されたポプリの世界を提案しています。霧とリボン運営、2021年設立。

維月 楓
詩人・英米文学研究者・翻訳家
|エッセイ3篇執筆|

プライヴェート・ポプリ「Sixteen」
(Du Vert au Violet企画・2021年)
ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』より
翻訳|維月 楓

維月 楓|詩人・英米文学研究者・翻訳家 →Twitter
幼少期より言葉が織りなす世界に魅了され、現在は詩作を行いながら英米文学の研究を行う。古今東西の女性詩人の作品を読み解くことを通して、彼女たちの人生の軌跡に敬愛を捧げている。また、モーヴ街の図書館《モーヴ・アブサン・ブック・クラブ》では司書を務めている。

熊谷めぐみ
ヴィクトリア朝文学研究者
|エッセイ3篇執筆|

《ディケンジング・ロンドン》展DM
(霧とリボン主催・2020年)
共同企画|熊谷めぐみ
メイン・ヴィジュアル|内林武史

熊谷めぐみ|ヴィクトリア朝文学研究者 →Blog
子供の頃『名探偵コナン』からシャーロック・ホームズにたどり着き、大学でチャールズ・ディケンズの『互いの友』と運命の出会い。ヴィクトリア朝文学を中心としたイギリス文学の面白さに魅了される。会社員を経て大学院へ進み、現在はディケンズを研究する傍ら、その魅力を伝えるべく布教活動に励む。モーヴ街5番地、チャールズ・ディケンズ&ヴィクトリア朝文化研究室「サティス荘」の管理人の一人。
Twitter|@lond_me

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