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【大恥】wavとmp3の音の違いをよくわかっていなかった【致命的】
サウンドエンジニアをされている橋爪徹さんのスペースにお邪魔して、宅録に関するいろんなことを教えてもらいました。
内容は上の記事に関しての質問や宅録に関する質問を我々がして、橋爪さんが答えるというものです。
ちなみにこの記事、850円の有料記事なのですが、宅録をしている人は有料部分も含めて絶対読むべきものだと思っています。
(私も購入しました!)
後半の議題に上がったのは「ファイル形式」について。
私が質問させていただいたのですが、結構この手のやつってナレーターの方々は通る道なのではないかなと考えています。
というのも、クラウドソーシングサービスで納品する際、殆どといっていいほどmp3が主流だからです。
私自身、mp3が使いやすいと思っています。noteにおける音声投稿では、対応ファイル形式が「mp3」と「AAC」となっています。
ちなみにnote朗読ではmp3で投稿しています。
質問しておいて、スペースが不安定すぎて何回も落ち、挙げ句一部分を聞きそびれる失態を犯しましたが(これは自分から退出したわけではないです。念の為)、昼飯終わりにTwitterを見てみると…
お はよう ございます✨🧋
— アガリしゃちょ | サウンドデザイナー|タピオカいちごミルクティー愛飲家 (@PresidentAGari) May 22, 2021
(遅いよねぇ)
宅録需要増だよな、やっぱり〜
mp3というレガシーフォーマット
まだ普通に使われてるのねぇ…
というツイートがありました。
Youtube案件では、クライアントからの指定がない限りmp3で納品することが非常に多いです。
こないだ登録したVideoWorksのオーディションも音声提出はmp3形式。wav形式なのはvoipくらいでしょうか。
私もクライアントが特に何も言ってこない場合、ずっとmp3で保存していました。
いやー、映像編集を趣味でちょっといじったくらいの私でもあり得ないと思いますよ。
— 橋爪徹(宅録音声向上術 noteにて掲載中!) (@toruemu) May 22, 2021
48kHz/24bitのWAVで納品を要求してこないということは、音のクオリティにこだわってないのかな?って心配になります。 https://t.co/wwD2ZdCHK2
音のクオリティといっても、やっぱり技術的な基本がわからないと何をどうすればいいかわからないものです。
特にフォーマットなんて橋爪さんのnoteを見てから初めて意識するようになりましたし、正直今もよくわかっていません。
たぶんだけど一番の理由は「「音声はmp3で」と教わったから」のような気がするのだな。だから、「24/48のwav」とかそもそも思いついてないし知らない可能性すらあるのだ。あと我々が思ってるホと、一般の人達は「音質」には無頓着で「良し悪しを判断できるだけの耳」を持ってないのだ。
— サウンドエンジニアのアライさん@お仕事募集中 (@AraisanatSEng) May 22, 2021
サウンドエンジニアのアライさんの指摘通り「音声ファイル=mp3」という考え方をしていました。
そもそも48kHz/24bit(もしくは32bit)の意味がわかりませんでした(衝撃発言)。
まぁそうなってくるとビットレートの話になるんですが、音質に関する技術が皆無だと当然わからないのであって。
ビットレート→一定時間(通常は1秒間)に使用するデータ量の多さ。単位はbpsを使う。大きければ大きいほど映像音声の劣化が少ない(ことがほとんど)
— たまごとうみかち (みかち) (@micachi_net) May 17, 2021
サンプリング周波数→1秒に何回音の波形を記録するか。単位はHzを使う。記録できる音域は0〜サンプリング周波数の半分のHzまでという影響も。
ビット深度→音声において、音量の階調(段階)の多さを示す。単位はbitを使用するが、他のものとは異なり、2をbit数の回数だけ掛けた数が実際の段階数になるようなイメージになるので、16bitと32bitとで2倍の差ではなく、2を16回掛けた数(65536倍)ほどには違うようなイメージ(厳密には異なることも)
— たまごとうみかち (みかち) (@micachi_net) May 17, 2021
ビットレートの確認方法は、音声ファイルを右クリックしてプロパティを開いて詳細タブを開けばOKです。
(出典:https://mobstyley.net/video/bitrate/)
今日収録したとある有料案件の音声のwavとmp3を確認してみると、wavは2304kbps、mp3は192kbpsでした。
昨日のスペースで議題にしてよかったです…(ボソリ
— 虹倉きり (@tensyorinne) May 22, 2021
あれから音声をwavとmp3を残すようになりました。クライアントに「wavのほうが音質いいですけど形式どうしますか?」って聞いてもいいかもしれませんね
橋爪さんからのアドバイスは「録った音声は手元にwavで残せ!」ということ。
wavファイルは完成した音声の音質がそのまま保たれる特徴があります。
それ故にどうしてもファイルの大きさがネックになってきちゃうのですが、そこからmp3とかに変換することは可能なのでバックアップ目的も兼ねて元のファイルはきちんと手元に残しておきましょう。
【予告】
私のボイスサンプルを使って「wav」「mp3」「AAC」で聴き比べ大会をしてみようかなと思っています。
本当はnote朗読(Youtube版)でやりたかったのですが、橋爪さん(記事の筆者)からコメントをいただきまして、Youtubeだと数日経つと全部opusに変わってしまうことが判明いたしました…(自分の動画で確認済み)
詳細につきましては別途noteでお知らせします。
もう少々お待ちくださいね~
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