グッドバイから始めよう
今季のJⅠリーグはカタールW杯があって一足早くオフに入った。
例年なら12月の頭に今日観たシーンを観ている訳で、多少ピンと来てない処もある。
サッカーのオフは短い。来季も2月下旬には始まるから、今年がひと月オフが長いくらいで、選手たちには丁度良い休息なのかもしれない。
年々と時間の体感スピードが上がる。歳を取ると経験したことが増えるから…という理由を聞いたことはあるが、それだけではこの体感速度を納得できない。
節目節目という観念はこの体感スピードを測るのに良いチェックポイントになっていて、今季の開幕が思い出せないくらいに遥か過去に思える。
ただ、競技のシーズンは節目でも、時間はメビウスの輪のように連綿と流れる。
だからこそ今現在が脳裏に焼き付くような過ごし方ができれば幸せなのだと感じる。
時の歩みにきっと終わりはない。
自身の肉体がこの世から消えても、時間の流れは止まらない。
だからこそ、目に見える終わりは、目に見える何かの始まりなのかなと思える。